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Curaのデフォ値をいじる その2

今週末はずーっと3DプリンタとCuraをいじってました。
3台のプリンタをちゃんと管理しようと思うと、手元の環境を整理しないといけません。適当にやっちゃうと印刷途中でミスってることに気づいてがっくりです。

前回に引き続き、Curaをいじってます。前回はこちら。
対象はCreality Ender3/Snapmaker2 A350/Tronxy X5SA Pro /Customです。
これらをあまり悩まずに使いたいのでそれ以外はすべて削除しました。
そしてarachneエンジンβの中にSnapmaker2の設定が入ってたので、拡張してノズル選択もできるようにしました。

詳しく書こうと思ったけど、なかなか大変なので反響があればぼちぼち書こうかなと思います。


今日は概要だけ書きますが、試行錯誤してやっと各種設定の関係がわかりました。普段から、「あれ?ここの値変えたはずなのにぃ~?なんで?」みたいなのが起きてたのですがやっと理解できました。
要は・・・プリンタ別+材料+ノズル別にすべての情報がカスタマイズされて保管されます。
どれかを変えると、別の情報として管理されてるので元の値に戻ったように見えます。逆に言うと、上記のどれかを切り替えると設定は全部やりなおしなのです。
あのGUIだと複雑すぎて表現しきれてないように思います。
毎度毎度変更するのも嫌なので、ファイルを直接いじってとっておいたほうが何かと幸せだと思います。


definitions はこれ。
プリンタ本体とエクストルーダのベースとなるオブジェクトで fdm~を継承してるっぽいです。それぞれの階層で同じ設定があれば下位の階層の値が優先されます。オブジェクト指向な構造ですね。

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extruders
エクストルーダーのみここに定義されてます。各社ごとに分かれてる。

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materials (自分で勝手に作っただけ)
自分で書いたほうが違いがわかりやすいので Genericをコピーして作りました。中を見るとわかるけど、いろんなベンダーの情報がまざってて汚い。あってるかどうかも怪しいのでシンプルなやつを自分で作ったほうが潔い。

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quality
ここはかなりハマった。各サブフォルダにはglobal設定と個別の設定があります。こことvariantsをちゃんと設定すれば、印刷時の選択肢が出るようになります。

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variants
ここは作るのが楽だったのでケチらずに一通り用意しました。

画像5


で、うまくいったかというと、とりあえず選択しはちゃんと出るようになりました。
あとは、個々の設定値そのものなんですが、気づき次第、手を入れていこうかなと思います。

ちなみにここで修正したファイルをarachne βにコピーしたところちゃんと動きました。ただ・・・arachneのほうは、設定値のカテゴリーそのものが新しくなってるので、プリンタ定義の置き換えは慎重にやんないといけません。他は似たり寄ったりでした。

あぁ、疲れた。でもこれでやっと普通に使える。

2022-03-13 追記
Curaがバージョンアップしたときにはこれらのファイルをバックアップしておいてから、移植する必要があります。
バージョン番号を適宜変更しないとうまく動作しません。
こちらの記事に記載しています


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