ダイレクトエクストルーダーに交換する(構想編その3)
先日、軽量化に挫折したのですが、諦めずにくよくよと思案中です。
というのもFacebookとか5ちゃんとか見てるとやたらと改造してるのが目に付きます。先日はあほらしくなってやめちゃったんだけど、ここで止めるのもつまらんので環境を整えつつまたやります。今日はネタを考える。
最終的にはKlipperの導入をしたいなぁ。
↓この動画はTeacing Techで最近公開されたばかりのものです。
2:30 付近にBencyの完成品がでてきます。
200mm/s feedrate,5K acceleration で 23分ですよ!そして驚きの品質。
デルタ型なので条件が違うけど、頑張ればこのぐらいまでできるんだろうなぁと思います。これの2倍かかってもぜんぜんOKだよ。
今の環境ではいくつかの問題点があって、まずはこれらを解消していかないといけません。HW的な品質をあげとかないとSWの効果が活かせないし。
以前から印刷時にゴゴゴっていう低音が気になっていました。
常に鳴るわけではなくて、断続的というか間欠的になってます。
おれはてっきり、リトラクションせずにノズルが印刷済みのエリアをこすってる音だと思い込んでた。でも昨日見てたらフィラメント吐出中の音だった。その間筐体に小さな振動が発生します。じーっと観察していたけど原因がよくわかりませんでした。これに気づいたのは前回作ったゴミ箱の印刷時です。リング形状だから印刷済みのエリアを素通りすることはないんですよ。小さな振動が発生すると余計なムラができそうな気がする。プーリーが原因ではないと思うんだけどなぁ。要調査です。
次にモーターとエクストルーダーの軽量化。
Tronxy純正は交換しやすかったけどアホみたいに重い。世間ではもっとコンパクトなやつを使ってる。
・BIQU H2
・Orbiter
・OMG
これ以外にもうひとつよさげなのがあったんだけど思い出せない。
とにかくこの辺の素性のよさそうなものを選んで、Tronxy純正の配線一式とセンサーとくっつけてしまえばよい気がしてきた。
幸いなことにX5SA Pro 本体との接合はやりやすい。
先日買ったCFRPも届いた。14gだぜ。たったこれだけで¥580もする。
これをいい感じにCNCでカットする。
いきなりカットするときっと失敗するのでPLAで印刷して確定してからCFRPをカットすることにしよう。
元は鉄板なので重さもそれなりにあるんだけど、放熱の効果もあったんじゃないかと思います。発熱対策は・・・先日買ったヒートシンクを使ってみよう。
と、ここまでダイレクトエクストルーダーについて書いてますが、じつはボーデンタイプも考え中なのです。先日、こんなのを描いてみた。
これを反転して1セット印刷して、BMGもどきとモーターで挟む。
筐体の上にくっつけると、ボーデンチューブが短くなる。吊り下げもできる。ついでに買ったっきり使ってないカプリコーンの青いチューブにする。
ボーデンタイプに戻してどうなるか試してみたい。
(この試作品は長さがぜんぜん足りません。あと10cmぐらい伸ばす必要あり。)
で、勝手な妄想なんですが、Klippperってのは、安物基板では追い付かない計算を外部のCPUに任せるための仕組みだったので、もうちょい基板の高性能化が進むとオンボードで動作できるようになるんじゃないかなぁという気がしています。そうなるとラズパイを買うよりも高性能な3Dプリンタの基板を買っちゃったほうが取り回しはよいです。おれはWifiとかいらんし、SDカードでコピーしたいのです。あんまり興味なかったので知らなかったんですが、ラズパイ4ってケース付きのセット品だと1万うん千円もするのよ。有効に使うなら買ってもいいけど、今の状況だとまだ手を出さないほうがいいね。
ここにArmの古い情報がありました。M3がプリンタ用基板に使われています。A7がラズパイに使われてます。なんだかよくわからんなw
しかも10年前の情報なので、いまはどうなってんだろね。
何が最新なのかよくわからんが組み込みマイコン用としてはM7があるそうです。ざっくり調べたけど基礎知識が足りないのでよくわかりませんでした。AシリーズはマルチコアでMはシングルコアで用途も違うみたい。
これ以上はわからんのでやめよう。noteに書いた記事は検索で上位に出てくるので、適当なことを書くともの凄く恥ずかしいことになる。
とにかく、おれはHWをしっかり調整&交換しないといけません。
話は変わるけども Cura 4.11 が出るみたい。残念ながらまだArachneエンジンではなさそうだったけど、上面を一方向から印刷する機能が増えてるようです。(詳細未確認)
そんなこんなでHWとfirmwareとSlicerのそれぞれが日々進化していってるようです。おれの対応がまったくついていっておりませぬ。
別に最先端をおっかけてるわけでもないのでいいんだけどね。
自分の印刷物が快適で高速でキレイになってくれるといいなと思います。