見出し画像

床下点検口をつける その1

明日は祭日ということで、ちょいとがんばります。
今日のうちに下準備です。

シロアリ対策が難航中

話を遡ること5か月ほど前、うちにシロアリが大発生しました。
悲しいことにイエシロアリという厄介なほうの種類です。
3件のシロアリ業者に連絡したものの未だ解決せず。

1件目:忙しいから2か月先まで無理と断られる。駆除に40万ぐらいかかると言われた。その後に、予防のための追加作業も必要とのこと。
2件目:来てくれたけど料金や応対がはっきりしないので不信感がある。ベイト剤を設置後、その後連絡なし。隣の県の業者を呼ぶべきではない。
3件目:隣町の業者に頼んだ。状況を伝えたが、手強いらしくやんわり断られた。上記2件とは見解が違うのでおれの気が進まない。

うちは古家の平屋で無意味に部屋数が多いので床下の面積も広いんです。
ちゃんと測ったわけじゃないけど、多分 100㎡以上ある。
今どきのお宅は住宅事情を加味しつつ、せまい敷地に50㎡ちょいで2階建ての家が建つらしい。
1階と2階の形状が同じ家が増えてますよね。

シロアリ駆除の料金は1階の床面積で概算されます。
その結果、うちは50万ぐらいかかる・・・こともあるようです。
よく知らない業者さんにぽんと払う気にもなれず諦めてしまいました。
ちなみに昨年の今頃は120万ぐらいかけて屋根を全面補修しました。
おれの見込みだと、長くてもあと10年ぐらいしか住まないんじゃないかと思ってるんですけどね。
だからどこまでお金をかけてよいかはとても悩ましい。

諦めずにDIYで対策をやる

そんなこんなで、自分でやれる範囲で調べて対策をしてたのですが残念ながら効果はありません。3か所にしかけたベイト剤は食ってる気配なし。
発生当時にシロアリが食ってた壁裏の松の下地材付近にも気配なし。
どこにいったんだー!
いなくなってるなんてことはありません。絶対にいます。
こうなるともう床下にもぐるしかないです。
床下にもぐれば以下の作業ができます。

・床下にもぐって蟻道を探す
・できれば地中から出てくるポイントを見つける
・ベイト剤をあちこちに仕掛ける
・忌避性のない駆除剤を散布する

ハチクサンという薬剤をAmazonでぽちった。

これはプロが使うものらしい。一般には手に入りにくいみたいだけど、なぜかAmazonで扱ってる。木部用です。ほんとは木部じゃなくて土壌用が欲しかったけどAmazonにはなかった。

ハチクサンはネオニコチノイド系の薬剤で神経伝達を阻害して麻痺させるそうです。
・安全性が高い
・忌避性がない(シロアリが逃げない)
・ドミノ効果がある(薬剤が他のシロアリへ伝搬していく)

効果が出るまでに時間がかかるそうで、その間に伝搬して効果を拡げるみたいです。

なにはなくとも床下点検口

現状では居間の中央の「掘りごたつ跡」が床下に入れる唯一の場所です。
しかし、ジジババがうろついてるので作業しづらい。
普段はテーブルが載ってるところの床を剥がさなくてはなりません。
床下点検口を別の部屋につけることにしました。
どーして今まで思いつかなかったんだろう。

さっそくAmazonで安くて良さげなものを見つけました。

しっかりしてそうです。

点検口のサイズは3種類ありますが、自分が入れるサイズとなると幅600mmの一択です。
それ以下のサイズって、どういうときに使うんでしょうかね???

位置決めの準備

作業は明日ですが、慣れない作業なので今のうちのどこにつけるかを決めておきます。

ある程度の見当をつけてドリルで穴を掘る。

ファイバースコープ登場!

iPad に Wifi経由で映像を飛ばして大引きや根太の位置をチェック!

やってみたけど、そんなに便利なものではありません。
安物だしなぁ。まぁでも、見れるだけありがたいってもんです。

大引きと根太ってのは、これ!
根太が書かれてないけど、斜めの4本が根太です。
その上に床板が乗っかってます。

https://kleineshaus.hatenablog.com/entry/yukashita

今どきは、根太と根太の間に断熱材が挟んであって、その上には捨て貼りの合板+床板が乗っかってます。
うちは古いので断熱材と捨て貼りの合板もない。
だから寒いしきしみやすい。「古家あるある」です。
昔の合板タイプの床板は耐久性が低いので30年も経つ頃には朽ちてしまう。今の製品はもっといいはずなんだけど、数十年スパンの耐久性を証明するのは難しいよねぇ。

後から画像を見ても、上なんだか下なんだかもよくわからん。

逆さま?

多分、この画像は逆さまです。上が大引きで下が根太です。


この部屋の床は20年~30年ぐらい前にうちのジジイが張り替えてた記憶がある。古家の床貼りはなかなか大変なのです。あちこち傾いてたり腐ってたりするし、住んでるから一部屋まるまる開放するのに手間がかかる。
大工ではないので荒いところはあるけど、住めてるんだからヨシ!と思っておこう。

フローリング板は貰い物だったそうです。
昔は建設現場に余った材料が放置されていたらしい。
公共事業のほうがいい材料を使ってるそうです。
民間だとケチるみたいな話を聞いたことがある。
そうだとすると、長持ちするかもしれんなぁ。

点検口の位置を決定!

大引きと根太のおよその位置を確認したので、だいたいの位置を決めました。根太は切り落とすしかないけど、大引きは切ってはいけない。

この枠の内側をカットして、正確な位置決めをします。
上手にカットすれば、ふたの部分の板として使えるんだけど、大引きと根太が見えないから正確な位置がわからん。
どうせタイルカーペットで隠れるので、見た目は気にしないことにします。
それよりも縁の部分が1.4mmほど高くなるせいで、上にかぶせるカーペットが浮くから対策しないといけない。トリマーで座ぐってツライチにしようかと思ってます。
タイルカーペットの幅は50cmです。びみょーにサイズが異なるので同じところに貼り直す必要があります。マスキングテープを貼って場所を書いておきました。

さぁ、明日はうまくいくかなぁ。


いいなと思ったら応援しよう!