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Marlin 2.0.9

Marlin 2.0.9 がリリースされました。


正直なところ、もうあんまり興味ない。
今できることで事足りてるから。
HW的な不満はありますが、ちょっとお休み中です。

でも、手持ちの X5SA Proをバージョンアップすることにしました。
というのも、元々、Facebookのユーザーグループのおっちゃんが、ヘッダファイルを作ってくれてたので少しいじって使ったんだけど、もう別のFirmwareに乗り換えたから、各自でやってねーってことになったようです。

こういうのは時間が経ってからやると何かと面倒なことになります。
早速やってみよう。

中味はかなりはしょりますが、変更箇所って3本だけなんです。
・platform.io
・Configuration.h
・Configuration_adv.h

platform.io は簡単です。
default_envs = chitu_v5_gpio_init に 書き換えればOK

Configuration.h 
これがよくわからん・・・。
下の絵の赤いところが新旧の差異です。こんなにあるのかよ!
旧はX5SA用にカスタマイズされているので、その要素を新に移植しなくちゃいけない。
旧で意図していじった箇所なのか、新で追加・変更になったのかを気にしながらマージします。(詳細割愛・・・というかとても説明できん)
※ファイル名は気にしないで。

画像1

次に Configuratio_adv.h
これも考え方は同じ。

画像2

こっちのほうが差異は少ない。
ITエンジニア歴25年のでぇベテランが「きっとこうだろう」と思いながら移植しました。
1つ1つの意味を理解してないから、変数の名前とMarlin 2.0.9の説明書きをざーっと読んで想像するしかないです。

なんとかビルド成功!
さっそくupdate!
できた!

すると最初に表示されたのは、タッチパネルのキャリブレーション。
これは以前のファームウェアの時には出てたけど、Marlinではでなくなってたもの。修正箇所として挙がってるんだけど、記載上は
Remove Chitu default Touch Calibration (#22133)
でした。Removeなのに出てくるとはこれいかに???
四隅に表示される+マークをぽちぽちとタッチすると、最後に2カ所+が出てきてTop Left を押せだと!?
反応せず、そのままハングした。(おぃ
再度、電源を入れなおすと、今度は4回押してキャリブレーションが完了した。まぁ、いいか。

あとは普通にAUTO Level と Z-Probe の設定をやって印刷開始。
今ついてるノズルサイズもよく覚えてないけどうまく印刷できました。
最近、X5SAを使ってなかったなぁ。TPUやCNCをやってたのでどちらもSnapmaker2の作業領域なんです。
ダイレクトエクストルーダーにすればTPUもいけるんだけど、頭が重いやつを付ける気がしなくてやる気がでませぬ。
一応、パーツの到着待ちなんですけどね。こんなやつ。

その後、もっとよさげなのを見つけてしまった。(もう買わんけど)


モーターは日本のメーカーで製造は中国なんだって。
こんな形状になってて、片押しだけど2カ所で押してギアで1/3に減速してるみたい。

画像3

BMGタイプはダイレクトエクストルーダーにしないと、フィラメント交換がすんごい面倒なのです。これは簡単なのかなぁ。
Ender系の商品なのでX5SAに付けるにはマウントを考えないといけません。

画像4

これも気になるなぁ。ケース全体で冷却してくれそうな形状ですね。

最初からつけといてよ~。

ファームウェアやモータードライバにしても、安価な製品だとそれなりなんですね。楽しんでやれる人はいいかもしれませんが、おれはちょっと嫌気がさしてきたかもしれません。

時が経つにつれて、これらの部品やソフトウェアはどんどん新しいものが出てきて高性能になっていきます。
無理に使い続けるよりも、買いなおしたほうが本来の目的である「ものづくり」に注力できると思います。

最近、Pythonっていうスクリプト言語を触ってみました。
ログ解析が目的なので、雑多な文字列操作をしないといけないんですが、なかなか便利です。
例えば、「とある文字列内の、";" で分割した3番目の要素を更に、ピリオドの前までの文字列を取得する」っていうコードを書いてたんですが、昔だったら関数作ってゴリゴリ書いてたんですよ。

それが 文字変数.split(';')[2].split('.').[0] でひっこぬけちゃう。

えー、まじでー、すごいー。1行ですよ!
最近この手のコードを書いてなかったから自分が知らないだけなんでしょうけどね。もうちょっと積極的に使ったほうがよいなと感じました。
てな具合で、いつまでも昔のモノを使い続けると余計な苦労を背負い込むので時々は新しいものも取り入れましょう。
注)Pythonは新しくないです。今はかなりメジャーです。おれが使ってなかっただけ。

じゃあなんでも新しいものってわけでもなくて、のこぎりやノミやカンナという所謂、手工具は今でも当たり前に使います。
うまく使えない人は、各種電動工具やジグに頼るしかないです。
(おれが使いこなしてるとは言ってない)

要は使いどころなので、どっちも使える能力を見つけて適材適所で使い分けましょうってことです。
やりたいのは、道具を使いこなすことではなくて、その先のモノづくりなのですから~♪





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