渋々VGAモニターを買った
うちの押し入れには本業用のサーバー機が眠っております。
物珍しかったので1年半前に記事に書きました。
あれから1年半ほど経ったことになる。もったいない。
OSが古くなってきたので再セットアップすることになりました。
IT業界にはCentOSのサポート切れ問題ってのがありまして、
他のLinuxに移行してなくてはなりません。
CentOSは基幹系で使うことは少ないと思いますが、ちょっとした用途では使われることがよくあります。
うちではAlmaLinuxを採用することになりました。
まぁ、ここら辺の話は面白くないから割愛しませう。
さて、中身を取り出して普段使ってる4Kのディスプレイに接続。
1年半ぶりのスイッチオン!
なにぃ!映らないだと!?
原因は4Kディスプレイとの相性っぽい。
なんとか映るようになったんだけど、サーバーが送る信号は500ドット、でも仮想的な表示領域はもっと広いみたい。
画面の左端しか映らずに、ログオン画面のパスワードのテキストボックスが映ってない。つまりログオン操作ができないってこと。
※上記の状態に気づいたのはあとからです。グレーな壁紙しか見えないから壊れてるのかと思ってました。
どうせ潰すからいいや~ということで、AlmaLinuxを導入しました。
しかし結局同じことが起きて先に進まず。
前回の記事にも書いてますが、サーバー機にはHDMIコネクタはありません。
昔ながらのVGAかDisplayPortのみです。
うちのディスプレイにはVGA用のD-sub端子はありません。
だからDisplayPortを使うことになるのですが、DisplayPortって相性問題?未だに起きる困った規格です。
諦めてVGAモニターを買おう。ぽち!
Amazonではリフレッシュ品を売ってるらしい。
この商品はSXGA 17インチです。
15年ぐらい前はこのサイズが主流だったよねぇ。
今どきのディスプレイは横長ですが業務利用にはこの縦横比が向いてると思います。
しかし、この商品は注意が必要です。
スタンドがついてないんです。
多分、この商品は法人に一括導入したものがリース切れになって大量に払い下げたんだと思います。
導入時にはVESA規格のアームで設置してたんでしょうね。
だったらアームもつけて売ればもっと売りやすいのにね。
わざわざスタンドなしを買う人は少ないんじゃないかな。
なんで、これを買ったのかというと・・・。
うちには昔作った「超薄型ディスプレイスタンド」があるのでーす。
あぁ、捨てないでよかった!
18mmパイン集成材のワトコオイル仕上げでございます。
左側がえぐれてるのは、ディスプレイを買い替えたときのコネクタ位置がここだったんです。こんなとこ切りたくないけどやむなしでした。
補修しよかな。
真ん中の半月穴はケーブル類を通すための穴です。
無事につながりました。
しかもサーバーの筐体の上に位置するから干渉しないぜ!素晴らしい!
AlmaLinuxのインストールもOK!
開封してから気づいたんだけど、このディスプレイはHP製でした。
サーバーと同じメーカーじゃないの~。(だからどうした
とりあえず、これで作業を進めることができました。
わざわざ仕事のために買ったのかというとそれだけではないっす。
たま~にはOSのセットアップするときがあるんですよ。
ラズパイとか定常運用するとディスプレイがいらなくなるんですが、初期セットアップ時には必要です。こういうときはVGAモニターを持っておくといい。
と書いてみたけど、おれはラズパイ持ってません。
まぁ、似たような作業をやるときにはVGAがあると安心ですよというお話です。
セットアップ時には基本的な入出力とネットワークがついてないと操作できないからお手上げなのです。無線LANアダプタとかUSBのタイプCのディスプレイとか持ってても初期セットアップ時には使えないんです。
昨年は、富士通のタブレットにDevianをインストールしました。
タブレットなのでディスプレイはついてるけど、LANポートがついてませんでした。最終的にはインストールできたんですけど、余計な買いものしてしまった。
まぁ、そんな感じで渋々VGAモニターを買ったというお話でした。