ストッカーを作ろう その1
先週の後半から、3Dプリンタに関するやる気が急激に低下しました。
理由は自分でもよくわかりませんが、気分に山や谷があるものです。
またやりたくなったらやりましょう。
ストッカーとは
昨日は天気がよかったので、以前から作ろうかなと思ってたストッカーを作ることにしました。図面を殴り書きしてたのに見当たらないので、思いつきだけで作ることにしてみました。当初は凝ったやつにしようと思ってたんだけど、図面がなくなったら一から考えるのもやる気がでないし。
ここで言うストッカーとはこんなモノです。
ただの棚ですね。これはおれが勤めていた会社が合併や移転で不要になった什器です。もう20年ぐらい前のもの。職場の仲間がもらったものをさらにもらい受けました。使い道がなくて日保ちのする飲食物置き場になってます。
台所ではなく普段よく通る部屋に置いてます。ちょっと飲み食いするためのものを置いてる。ちなみに今はおれのものはなくてすべて家族のものです。(おれのも置いてるけどすぐ食ってしまうので在庫がきれてます。)
この棚だと奥行きが長いのとちょっと低いので普段使いが悪いし味気ないから木工で作りなおそうかなと思っていました。
材料調達&カット
ホームセンターで 1x6 と 1x4 6Fを買ってきました。
6F(フィート)ってのはだいたい1820mmです。建築部材によくあるサイズです。
これをほどよく使いませう。とりあえずカットしてみました。
カットだけはささっとやっといたほうが、急な用事でもささっと片付けて再開できます。
図面がないので文章での説明になってしまいます。わかるかな。
・1x6は 600mm x 3 枚の棚板
・1x4 は 680mm の側板
・余りは補強用の足
サイズで悩むときは 40,45,60,90cm を目安にしとくと何かと無駄がでなくて便利です。
接合用の溝彫り
例によって接合用のみぞを丸ノコで彫ります。相欠きつぎです。
足部分はぶつけると痛いのでまるくします。
サークル用のジグは3Dプリンタで作りました。
溝部分はノミでホリホリ。
18mm サイズは ワンバイ材との相性がよいです。
このノミは安物なんだろうけどそれなりに削れます。リンクを載せながら気づいたんだけど、Amazonを直接開いたときの金額と、ここに掲載したときの金額が違います。おれのは 721円です。こっちは 561円です。購入時は2018年で744円でした。Amazonは時期だけではなく買う人によって値段が変動すると聞いたことがあるけど、そうなの???
こうやって安い金額がでると嫌だなぁ。別アカウント作って買おうかなとも思ったけど購買傾向が似てくるから同じことかも。
まるく削る
さて、次は まるいところです。
ある程度をのこでカットしてあとは削ります。
これは2つのやすり面で削ることができるんですが、大半の用途はこんな風に手前の台に置いて角を落とすような使い方になります。
天面のほうがでかいんだけど、これの2倍ぐらいの長さがないと使い道がないのよね。(少し改造すれば使い道がでてくる気がする)
Amazonで安いヤツを買いましたが、これがなかなか便利です。粉塵がすごいのでちゃんと掃除しましょう。
買ってすぐの頃、回転してるやすりを指で触ってみたら、めいっぱい突き指しました。刃物ではないので大けがはしませんが要注意です。
今、Amazonを見てたら、こんなのもあった。
こっちのほうが特化してますね。円がでかいのでガンガン削れそう。
でもたけーな。
ほかに手持ちタイプもあるんですがおすすめしません。
台座に固定しないときれいに削れないんです。腕力もかなり必要ですし。
この機械は外側はガンガン削れるのですが、内側は削れません。1年以上前からおれの「ほしいもの」リストに入ってるのがこちら。
こちらは内側を削ります。しかも上下に動いてまんべんなく削るらしい。
欲しいんだが、置き場所のことを考えると悩ましい。
しかし買ってしまえー!ぽちっ。(次回、紹介予定)
そんなこんなで3時間が経ちこうなりました。
全体的に角を落として柔らかい感じに仕上げました。側板の上のほうは穴をあけて掃除のときにひょいっと手で持ち上げられるようにしたいんだけど今日はここで終了です。
この状態でも組みあがるけど、ここからのひと手間がとても大事です。
家具って捨てなければいつまでも自分の目に留まるんですよ。
なので、手間をかける価値があるんです!!!
ワンバイ材の家具を活かすには
ワンバイ材のダメなところは、全体的に厚ぼったくなって重くなることですが、これはこれで本来の良さだったりします。日本の住宅事情には不向きかもしれませんが、ある程度断捨離してこういうどっしりした家具類を部屋にでんっ!と置いてしまうことで、せせこましい屋内の景色を変えてみませう。
次回に続く