作業場付近のwifiを中継器で強化する
うちの青空工房はこんな景色でございます。
サッシの目の前だけなら家のWifiが使えます。
サッシの正面から横に2mずれるともう届きません。
それでも普段の用途にはほぼ事足りてました。
たま~に、もうひと踏ん張りしてほしいときがあるので無線LAN中継機を付けてみることにしました。
7年ぐらい前にこの製品を買ったようですね。当時はDIY活動が控えめだったこともあり、無難にサッシの内側に仮置きしたのですが、大して役に立たないうえに、おれが寝てるときに落っこちて目にあたって酷い目にあったので使わなかったんです。
今なら、もっと高性能なモデルもあるので買いなおしてもいい気がするけど、たまにしか使わないんだから、わざわざお金を出すほどでもないよね。
あの頃のおれとは一味違うことを見せてやるぜぇ!
中断した当時の仕事を最後までやり切ることが大事なのであります。
固定用の部品を作る
実寸をノギスで測って寸法を指定します。
ケースの厚みは2.4mm がいい。しっくりくる厚みなのよ。
はい、完成!
印刷がうまくういかない
紫外線に当たりやすいのでPETGで印刷していたのですが、
すぐに剥がれてしまい、もじゃもじゃを大量増産してます。
諦めて、新品のPLAで印刷してみたところ、これもうまくいかない。
よーく見たら、新品のほうもPETGでした。
で、こっちはうまくいった。古いと定着が悪いんだろうか。
これに気づくまでに5回失敗した。
ぴったりはまるのか?
おおっ!ver.1 にしてはなかなかの出来じゃないか。
表側の接触面には微妙な傾きがついてるのですが、これもぴったり。
後ろのラウンド形状が合ってないけど、もうこれでいいや。
あとは、延長ケーブル作って~
完成!
ねじで固定して、
さくっと差し込んで完成!
実測してみよう!
IO-DATA の Wi-fiミレル をスマホに入ってた。
これで場所ごとの電波の強さがだいたいわかる。
元の状態の計測結果
黒線はおれが書き足したもので、線より下が家の外です。
サッシ窓は電波が抜けてくるけど、横方向はぜんぜん届かない。
中継器設置後の計測結果
大きく改善してるのがわかります。
左端の2 とか 3 のところは、現実ではちょっと回り込んでるところなので電波が届いていないようです。
真ん中に 9 がありますが、切り替えがうまくできてない瞬間があるみたいです。
最新モデルを使えば、通信速度や切り替えのレスポンスはよくなってるんじゃないでしょうかねぇ。
やってみることに価値がある
そ~んなに、これを活用することはないんです。
普段は使わないので取り外して工具入れにしまっておきます。
以前から、家の横に車を停めて車内でタブレットを見るときにwifiが届いたらいいのになぁって思ってました。
真冬の天気がいい日は車の中が暖かいので、部屋でAmazon Prime Video 見るぐらいなら車中で過ごすといいかなぁって思ったんです。
先日の「車中で過ごす系」の記事の発端はここにあるので、実はこの記事は派生記事なんです。
まぁ、アレですよ。
以前やりかけてとん挫してるのが気に入らなかったし、
ただ、作ってみたかっただけだよ~ん♪
これをやり遂げるにあたって、いくつかの技術領域のちょっとしたスキルが必要です。
・3Dモデリング
・3Dプリンター
・ITネットワーク
・電気工事
・木工
「ちょっとしたスキル」とはいえ、複合することで何かを実現することができるというのは、とても価値のあることだと思うんです。
世の中ではこれで稼ぐ人もいるんだろうね。
おれの場合は1円にもならんけどね。
おしまい