3Dプリンターフィラメント用の乾燥剤を天日干ししてみた
3Dプリンターのフィラメントは梅雨時はすぐに吸湿してしまうので、マメな乾燥剤の交換が必要です。
交換と書きましたが乾燥させて再利用する割合のほうが多いです。
Bambu P1S のAMS(フィラメント収納箱みたいなもの)には湿度センサーがついてるのでとても判断しやすい。
くどいですが、P1S を買う人はAMS付きをおすすめします。
ずぼらな人ほどAMSです。
ストレスとフィラメント管理の手間から解放されます。
欠点は・・・TPUが使えないことかなぁ。
梅雨が明けてからは、あんまり吸湿しなくなってきました。
今年はくっそ暑いおかげで湿度が低いですね。
今日は乾燥剤を天日干ししてみることにしました。
効果があるのか検証してみよう。
10:20 作業前の状態
湿度マークは3です。
個人的には3だったら許容ラインです。4になったら乾燥させていました。
重さを測ってみた。114gぐらい。
純正の柔らかい乾燥剤、通販でかったシリカゲル、フィラメントに入ってたシリカゲルが混ざってきます。
バットに置いて天日干ししてみます。
気温は33℃
今日は36℃になるらしい。
16:30 干してた乾燥剤を回収してきた
この時点の湿度マークは4です。
これから、どんだけ下がるかな。
19:00 約3時間後
変化なし。ダメな気がしてきた。
というのも、シリカゲルは色がついてるのでだいたい予想がつく。
今使ってるのはこれです。
最初はケチって2つしか入れてなかった。
AMSの隙間に10個ぐらい入ると思うのでなるべく多く入れたほうがいいと思います。
吸湿して色がかわってきたら、電子レンジでチンします。
ハイパワーで急激に熱すると焦げるので弱めで時間を長めにしたほうがいいと思います。
水分を飛ばすだけだから100℃超えないと思い込んでたらいけません。
水蒸気はかなり熱くなるので注意が必要です。
ザルのような通気のよいものの上に乗せたいのだけど、良いものが思いつかない。
なお、再利用は10回程度なのだとか。
翌日の 18:00
だめだこりゃ
電子レンジでチン!500W 2分です。
純正の弾力があるタイプ乾燥剤は捨てます。
翌々日の 11:00
おお!2になった!
なお、湿度マーク1はそうそうお目にかかりません。
新品の乾燥剤をまとめて投入したら1になります。
まとめ
フィラメントの乾燥剤は天日干しでは目立った効果がありませんでした。
電子レンジで水分を飛ばしたほうが手軽で確実です。
電子レンジの出力の上げすぎに注意して使いましょう。
このシリカゲルが、あと何回使えるのかを今後検証してみたいと思います。
あ・・・
乾燥剤の重さを計った意味がまったくなかったなぁ。