トールボーイスピーカーの改善 その4
ほぼ完成しましたが、ちゃんと鳴らすにはもうひと手間かかります。
前回はこちら。
トールボーイスピーカーの改善 その3|ぼよん (note.com)
音を出してみる
あれ、右のトールボーイは2か所鳴らない。
げ!ケーブルが抜けてた。
抜けてたのは1か所だったけど、なぜか2か所直った。
スピーカーをいつもの場所に設置して適当な曲をかけてみる。
おおー。鳴ってる!しかし、なんかちょっと変。
これ、極性がおかしいかも・・・。
スピーカーの極性とは、プラスマイナスの配線の向きのことです。
逆の配線をすると、音の位相がひっくり返ります。
単体では何の問題にもならないけど、左右のスピーカーで極性が異なると打ち消しあったり変な音が聞こえるようになります。うねるような気持ち悪い音がします。
今回のような4Way スピーカーだとわかりづらい。
AVアンプの測定機能を使ってみる
うちのAVアンプは5年前に買った YAMAHA の AVENTAGE RX-A1080 です。
上級モデルのエントリーモデルという位置づけです。上の下ですな。
YPAOという測定機能がついてて付属のマイクを使って測定し最適な調整をしてくれるらしい。
!マークがついてるのは逆位相のマークです。
2か所で位相ずれの警告がでてる。
右の後ろのスピーカーは今回何もいじってないんだけどな。
まずは右後ろをチェック。
げ、プラマイが逆だ!
一般的なオーディオ端子は赤黒です。
赤がプラス、黒がマイナスです。経理とは逆ですね。
ケーブルの色は様々です。
2本とも同色で片方にストライプが入ってる場合は、ストライプが入ってるほうをプラスとして取り扱います。
多分、この作業をやったときに逆にしてしまったみたい。お粗末・・・。
2年間、極性を間違えたままだったってことだ。
次に、トールボーイのスコーカー。これも間違えてる。
更にウーファーも間違えてる。
こりゃ、お恥ずかしい。
設定完了
自動設定の結果を確認してみよう。
距離:部屋がせまいので距離が短いのは正しい。
ウーファーの距離はおかしいのであとで補正しよう。
音量:サブウーファーが弱いらしい。右後ろは強すぎるから下げてるようです。
感想は
とりあえずは 2ch だけの設定にしてトールボーイのみを再生します。他のスピーカーを鳴らしてもしょうがないし。
鳴らしてみたところ、低音がず~んと出るようになりました。
流石にウーファー2発は違うなぁ。
しかし、これは低音強すぎかも!?
夜中に鳴らすときのバランスが悪い。
男性の声を鳴らすと低音が強く出る。
映画用としてはこれぐらいがよいのだろうけども。
オーディオ用としてはどうなんだろうなぁ。
ウーファーを耳元で聞くと、最初からついてる
Dayton Audio DC160-8 よりも、後から追加した GRS 6PF-8 のほうが良い音がでてる。
俗に言う「締まった低音」が出ています。
GRS のほうが安いのにねぇ~。断然、おすすめです。
粗末な ぼよんホームシアターの完成です。
低音が強すぎな印象意外は悪くない。
しばらくはじっくり聞いてみたいと思います。
ついでにこれも買ってみた。インシュレーターです。
スピーカーの下に敷くと音質がよくなるそうです。
わざわざこんなのを買わなくても、10円玉でもいいらしい。
お金を敷くのは気が引けるので買ってみました。
無駄な出費のような気もするけど、オーディオ好きなら1度はやってみないとね。
これにて完結
インシュレーターは試せていませんが、このシリーズは今回で終了とします。
音質調整は続くけど、記事では伝わりません。
トールボーイの構成が中途半端なままだったのが心残りだったので、最後まで完成できてよかった。
ホームシアターを楽しみましょう。