X5SA Pro with Marlin の ゆるい話題
うちのX5SA Pro はMarlinで動いてます。
もとはChitsというTronxyのオリジナル?だったのですが、UpdateしたらZ軸が突き抜けてしまい、サポートにメールしてもテンプレみたいな返事しか来ないので困ってたところにFacebookのユーザーグループでMarlinのファームウェアをコンパイルして配ってる人がいたので飛びつきました。
それ以来、Marlinを使ってましてカスタマイズ済みのヘッダファイルももらって自分でもコンパイルできるようになりました。
提供してくれてるのはAaronさんというおっちゃんで、わざわざTronxyの各モデルごとに全ビルドしてくれてます。おれも何度か質問して教えてもらいました。こういう人がいてくれるととても助かります。
おれもここでその情報を伝えたいと思っています。
元の情報はユーザーグループに入らないと見れないと思うので一部抜粋してみます。話題自体はMarlinなのでオープンなんだけど、記載場所がプライベートグループなのよね。よくわからんので無難そうなところだけ抜粋します。
You get things like:
S curve acceleration
Home individual axis
Disable soft endstops
Probe wizard
Pid tune hotend/heatbed
Edit bed mesh
Set esteps/acceleration
And a bunch more I'm not remembering.
これらが使えるようにヘッダファイルを変更したらしいのです。これはもともとの機能だと思います。確かMarlinの更新通知に書いてあったものとは違うと思う。それとTronxy系のボードの定義そのものが変わったので古いソースだとビルドできないと思います。
ここに書いてあるんだけど、よくわかりませ~ん。New Features に該当するものはなさげ。
GigTreeTech SKR V2 に対応したって書いてある。新製品がでたのかな。
で、書いてくれてるのはありがたいのですが、1つ1つの意味や効果がわからん笑
もともと使えてたような気がするんだけどなぁ。gcodeコマンドじゃなくてメニューで操作できるように追加しただけのものもあるかもね。
せっかくコンパイルできるようになったなら、メニューは自分でいじったほうがよいと思います。不要なメニューを削ることで普段使いの利便性がかなりよくなると思う。
Aaronさんからもらったヘッダファイルと platform.io は、自分用にちょっとだけいじったものをThingiverseに載せました。おれはE値とPIDだけいじってます。後から変更できるんだけどUpdateのたびに設定がぶっとぶのは嫌なのでソ-スを変更しました。
Tronxy製品を利用している方はトライしてみるのもいいと思います。
人によってはボードの種類やTITANの有無やモータードライバーの違い変更しないといけないところがあるかもしれません。
具体的な方法はネット情報をぐぐってください。質問してもらってもよいですが、あんまり詳しくないので適当な回答しかできないかも。このカスタマイズ済みのヘッダファイルがあるだけで絶大な違いがあるのでーす。
必要なのはこのファイル以外にもあるけど、一般的なネット情報を見れば収集できます。
で、Tronxyユーザー的にはChitsと比べるとどうなの?って思いますよね。
おれは早々と動作不良になってしまったので、Chitsのことをあんまり覚えてないんです。
ただ・・・自分がやってきたことを思い返すと、ファームウェアうんぬんよりも、筐体の改造やCuraの設定変更のほうがはるかに多いです。
X5SA Proのモータードライバは TMC2208 というものが直付けになってるんですが、これのせいでLiner Advance というありがたい機能が使えません。
絶対無理というわけではなく、すんごいハードルが高いようです。
そういう意味では、Marlin化したことの恩恵が少ないかもしんない。
他のボードに交換すればよいのですけど、X5SAのボードって専用のケーブルがついてて、これがそのまんまケースの外にでて上のほうに伸びて、それから各種電装品に分岐します。
他のボードに交換すると、このあたりをごっそりやり替えないといけないのでやる気を削ぎますなぁ。
そんなこんなで、どこまでやる価値があんのかねぇって今でも思います。
これをきっかけに深みにはまっていくのはありだと思います笑