「ねむれない夜は僕のせい」
おひさしぶりです
伍人_itsuto_です
とくになにもない
と、書こうとしているときほど
床におちた髪の毛みたいに
ひとつ、ひとつ
とくに、も
なにも、も
あったりする、ここ、何10年です
ねむったような
ねむっていないような
わからなくなって
身体の不具合だけが
骨みたいに気になって
炭酸水を、飲む
タバコを、すう
たいていのことは
これで、片がつくのです
型はとれなくても
それでも
目をつぶっていただけで
2時間たっていた…だなんて
ちょっと不自然だから
おそらくねむったのだろう
すこしのあいだだけ……
……だなんていう、睡眠
できれば
いや、なのです
「ねむったなあ…」って
実感がほしい
そう、実感
あしたも、また
きょう撮った写真を
見返しながら
きょうの実感を
あしたの僕にも
浸透させようと
ぼんやりするのだろう
わけもわからず
顔色は、白くて
黒いパーカーをきて
ヘッドホンつけながら
ノイズキャンセリングから
すりぬけてくる
さまざまな音たちを
くいとめるために
なにかをえらんで
流すのだろう
どれ…?
なに…?
だれにする…?
おくすりだけなら
スタンバイオーケイです