【過去公演紹介】 #4『埋葬の技法』
公演初日まで12日となりました。たくさんのご予約ありがとうございます。
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まだご予約されていない方も、すでにご予約していただいた方も勝手にユニットBOYCOTTについてもっと知ってほしい❗️
そんな思いからこの10年間で上演した7回の過去公演を毎日順番に紹介していきます🎉
4日目の折り返しには、第4回公演『埋葬の技法』をご紹介します。最後までお楽しみに!!
#4 『埋葬の技法』
(2016年6月25日、26日@人間座スタジオ)
★あらすじ★
目覚める。見覚えのない場所。朽木や砂利が混ざり合った地面。そこから生える草、木。
ここが森、林のような、そういった場所であることがかろうじてわかった。
しかし、真っ暗闇の中明かりも無しに何故こんなところに私はいるのだろうか?
いつの間にか目の前には穴が、そして穴の中には少女がいた。
少女は穴の中へ入ったり出たりを繰り返す。謎の少女。
彼女は攪拌されるのを待っていると言う。私はそんな彼女としばらく共にしようと思った。
鬼が、明日を迎える為に、穴の中のものを、攪拌していく____。
今回のBOYCOTTがおくるのは 夜長の鬼が人々に迫る、不可思議芝居。
おかしな世界は登場人物たちを惑わせる。
明日を迎えるために立ち向かう。
昔はよく「いい子にしていないとボーボーさんが来るよ」と言われて育ってきました。
遠くのほうでなっている救急車や消防車のサイレン音が怖かったんでしょうか。 それを聞くと思いのほかおとなしくなっていたそうです。
これは親が子にしつけをするときの文句です。 大体畏れている、怖がられている化け物が対象になることが多いですが地方や家庭は様々ですね。
関東では『ネロハの鬼』という化け物が遅くまで起きているこどもたち攫っていくそうです。 #4ではそのネロハが登場します 。 訳あって異世界を彷徨う街の人たちと、攪拌されるのを待っているという謎の少女。ネロハの鬼 は何を訴えているのでしょうか?
#3のエンタメわっしょい感がどこへ行ったのか 、化け物から逃げるシーンからスタートします。
割とネロハの鬼が「怖かったです」と感想をいただいておりました。怖がらせてすいません。 あの衣装ですね、ほぼ左斜めが見えない状態でして、ほぼ感でキャスト達を追い回しておりまし た。気分はシザーマンです。
またもや登場、お医者さん。セラピストの岸という役は台本上では男性でした。
演じていた山中のまりえってぃさんがいい感じに調理してくれた結果、今回は女性の役になりま した。台本書き換える力を持っておられる。すごいですね。
この作品のテーマは『心象』 思い思いの心の中にあるものが微睡の中に現れます。トラウマなのか、くらやみなのか、それと もただ気絶していただけなのか。 いずれにしても長い時間意識に潜っていくのはよくありません。否定する心は今を生きる心とは 正反対にいるわけですから。ただ、そんなこともあったのだと思い返してあげるだけでいいのだ と思います。困ったならば呼んでみましょう。夜長の鬼がやってくるかもしれませんよ。
最後は新しい朝をむかえる...
いかがでしたでしょうか。
明日10/25(火)は
#5 『ジ・エンドオブザクロックタワー』
をご紹介します🤗
お楽しみに!!
そして、
2022年11月5日、6日に大阪市立芸術創造館にて上演予定の
#8 『ワイキキにいきたかったのに』
絶賛予約受付中です❗️
皆様のご来場、心よりお待ちしております。
ご予約はこのリンクをクリック!!
以下、公演詳細でございます。
勝手にユニットBOYCOTT#8 『ワイキキにいきたかったのに』
作・演出 坂口弘樹
2022年11月5日(土) 16:30〜 / 19:30〜
11月6日(日) 13:00〜 / 16:30〜
※上演時間は100分以内です。
【あらすじ】
今回お送りするのは不思議と混沌のエンターテイメント。
ただワイキキにいきたかった作家の男に次々と謎が降りかかる。謎は謎を呼び、混ざりに混ざって混沌を創る。混沌とする世の中にうつる自分は果たしてほんとうに自分か、誰なのか
あと、作家の男はワイキキに行けるのでしょうか、行けたらいいのに。
【キャスト】
藤村弘二
江崎遥[ジャグリング・ユニット・フラトレス]
香川由依
ゆうぞう(かやましんた)[てんこもり堂]
仲田クミ
西山はるか[演劇集団Q]
ピンク地底人5号
坂口弘樹[BOYCOTT]
予約: [劇団扱い]
会場: 大阪市立芸術創造館
全席自由/当日精算: 一般 2.800円 / U25 2.500円
【映像配信予定】 詳細はnote、Twitterにて発表いたします。
料金: 2.000円
#ワイいき #BOYCOTT #勝手にユニットBOYCOTT #公演紹介