たのいけ 対策まとめ

客席編

劇場編 

新型コロナウイルスの感染が国内で広がる昨今ではございますが、我々
勝手にユニットBOYCOTT Pro.はいよいよ明日に公演の初日を迎えようとしています。

 先日までに予防の対策・お願い事を 劇場編 と 客席編 二回に分けてご案内させていただきましたが、さらに加えて今回は作品内につきまして触れておきます。

 これまでのはどのような対策をするのかを書いてきましたが、今回は上演する作品において「しない対策」を少々お伝えします。

 今回の作品は架空の街で見つかった遺体にまつわるドラマを舞台上では展開していくわけですが、作風としましては現代口語による会話劇となります。

 こちらの演出につあたりまして我々は、

 マスク・フェイスガードの着用を無しで上演いたします。

 このような状況下で、他の劇場や劇団さんにおいては演者の距離を確保したフォーメーションを考案したり、フェイスガード等の着用し上演実施するところもございます。
しかし、今回の作品は、コロナの流行り出す前からの脚本執筆を行っておりました。
当初からこれらはないものとしての稽古をしてきており、フェイスガードを着用すれば身体感覚に影響が出る。場合によってはBOYCOTTの作風には夢や妄想、心象描写において身体パフォーマンスがあります。
床やテーブルに接触することで怪我に繋がる恐れがある演出や場面もございます。
 決してコロナの感染力というのを軽視するものではございません。
しかし、そちらに注目するばかりで、そもそもの怪我等のトラブルにないように上演を行うことが危ぶまれては元も子もない。そういった事情から本作品の上演は俳優はマスク着用をしないということになりました。

 勿論、先日からご案内もさせていただいている客席の配置というのも、一般的にいわれる劇場と比べると距離が充分には取れず飛沫が飛んでしまうことに対して不安を覚えられる方もおられるかとはも思います。
それについては演技の動線や向きを調整することで、客席に向かって声を発する際には声量を調整、もしくはそもそも客席の方を向かない形で無人空間へ飛沫が向かうように細かく作り直しています。

 初日直前のご案内となってしまい大変申し訳ございませんが、ご来場されるかた・ご来場を検討されてる皆々様には何卒のご理解とご了承をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

 本日は既に劇場入りをし、舞台の準備を進めています。

 こちらも気密状態を避けるべく、こまめな換気及び休憩を図り、アルコール消毒や什器備品に対しても清掃を加えながら健康かつ慎重に行なっています。現状、大きなトラブルに見舞われることもなく、病気や体調不良に見舞われることなく進行をしています。

 お時間よろしければ……

勝手にユニットBOYCOTT Pro.
 「たのしそうなお池」
明後日から初日となります。

おかげさまで日曜日は売切れの回が出るなど好調な埋まり具合となっております。
土曜日の午前中には追加ステージもありまして、こちらのステージと……
金曜日の回については、比較的ゆったりご覧いただけるかと思います。

ご都合つくようでしたら、この折れることを知らない人たちの足掻く様を、客席からフフフとご覧いただけますと幸いです。
生き急いだり、追い込まれてストレス過多になりがちな今だからこそ、とりとめもない息抜きというのを忘れずに。

身体だけでなく心の疲れを緩和させるべく「たのしそうなお池」は本番に向けて準備しておりますので、今からでもぜひご予約いただけると関係者一同は両手を上げて喜びの涙を落とします。


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