【過去公演紹介】 #6『アナムジカ -A- 』
公演初日まで10日となりました。たくさんのご予約ありがとうございます。
まだまだお席がございます、よろしければご友人やご家族にも宣伝していただけますと大変励みになります。
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まだご予約されていない方も、すでにご予約していただいた方も勝手にユニットBOYCOTTについてもっと知ってほしい❗️
そんな思いからこの10年間で上演した7回の過去公演を毎日順番に紹介していきます🎉
あっという間に残り2作品になってしまいましたね。6日目は、第6回公演『アナムジカ -A- 』をご紹介します。最後までお楽しみに!!
#6 『アナムジカ -A-』
(2019年2月1日〜3日@京都東山青少年活動センター 創造活動室)
★あらすじ★
夜、街灯に照らされた文化住宅の中の公園で僕は彼女を見つけました。
いや、彼女というべきかどうかもわからないんですけど箱を被っている、というか箱から「女性」が突き抜けているというか
人のような、箱のような、女性のような、見覚えのある「彼女」を
僕は家に招きました。
彼女と異感覚の男
患者とセラピスト
夢と現実は微睡と共に入り乱れ
来る集団には乱立ユートピア
過去に囚われた想い足枷
もう一度覗いてみましょう。明日を迎える為には。
#6は主に異形がたくさん登場します 。 箱から体が出ている箱女。頭部が袋上に包まれている袋男。 謎のマネキン群。
主人公の青年は異感視という共感覚のようなものを持っています。 自分に対して他者がどう思っているか、感じているかによって姿が異形に見えてくる現象 です。 見えている本人にしかこの感覚はわかりえません。でもこれは逆に正常であって、実際のところの現実の相手の顔は思っている顔とどこか違うかもしれません。いや、まぁその現 実ってどれがどうなって現実といえるのかわかりません。
だから我々はある程度、自分が見えているものは警戒するべきなのかもしれません。
「果たして本当に、そうか」
警戒しすぎも体に悪いので適度に軽い気持ちになりましょうね。
さて、この作品でも登場します。
精神科医、もといセラピスト。
患者の見ている景色を抽出して覗くことができるという、この診察方法はまさしく筒井康 隆氏の『パプリカ』であります。リスペクトっす。うす。 そして#3で主人公だったあの π ボーイが今回も登場しました。
やはり彼は π 教に未練があったのか、再び π 教を設立してしまいます。壊滅してしまうの はお約束。
そしてまたJKが登場します。黒い短木刀を振り回して異形たちをなぎ倒していきます。
このJKにおや...?と思う人は、その違和感おそらく正解でしょう。
そしてこの作品から二つのシーンが同時に展開される作り方に変わっていきました。
#6を観ていただいた方には#8もおたのしみいただけるかもしれません。
そしてこの作品、テーマは『視点』。視え方といったところでしょうか。一つ視点が変わるだけで物事の流れは大きく変わっていきます。選びなおせるなんてこと はできないのです。
視えた世界が自分の視えている世界、それ以外の真実はありませんよ。 視ている側の中では。
その真実をのぞけるのはカミサマくらいでしょう。
いかがでしたでしょうか。
明日10/27(木)はいよいよラスト❗️
Pro. 『たのしそうなお池』
をご紹介します🤗
お楽しみに!!
そして、
2022年11月5日、6日に大阪市立芸術創造館にて上演予定の
#8 『ワイキキにいきたかったのに』
絶賛予約受付中です❗️
皆様のご来場、心よりお待ちしております。
ご予約はこのリンクをクリック!!
以下、公演詳細でございます。
勝手にユニットBOYCOTT#8 『ワイキキにいきたかったのに』
作・演出 坂口弘樹
2022年11月5日(土) 16:30〜 / 19:30〜
11月6日(日) 13:00〜 / 16:30〜
※上演時間は100分以内です。
【あらすじ】
今回お送りするのは不思議と混沌のエンターテイメント。
ただワイキキにいきたかった作家の男に次々と謎が降りかかる。謎は謎を呼び、混ざりに混ざって混沌を創る。混沌とする世の中にうつる自分は果たしてほんとうに自分か、誰なのか
あと、作家の男はワイキキに行けるのでしょうか、行けたらいいのに。
【キャスト】
藤村弘二
江崎遥[ジャグリング・ユニット・フラトレス]
香川由依
ゆうぞう(かやましんた)[てんこもり堂]
仲田クミ
西山はるか[演劇集団Q]
ピンク地底人5号
坂口弘樹[BOYCOTT]
予約: [劇団扱い]
会場: 大阪市立芸術創造館
全席自由/当日精算: 一般 2.800円 / U25 2.500円
【映像配信予定】 詳細はnote、Twitterにて発表いたします。
料金: 2.000円
#ワイいき#BOYCOTT#勝手にユニットBOYCOTT#公演紹介