猫と光る玉とイナゴ

前回の猫ミーム関連の続き。

フワちゃんがパーソナリティを務めるラジオ番組「フワちゃんのオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送・毎週月曜27時~)フワちゃんが、猫ミームを使ったコーナーを実施。

そのコーナーでは流行り方から「大手企業が『猫ミーム』を見つけて広告代理店がその土俵を食い荒らし、猫ミームグッズがクレーンゲームの商品になって終末を迎えることでしょう」と“予言”

と、大体ここまでの内容がさまざまなネット記事で取り上げられている。
続けてその後は猫ミームがクレーンゲームが出ていたらしく、さっそく予言が当たったよ、までがセット。

話題になったものはすぐ商品化される、付加価値をつけられていく。これは実際の所、作り手側(アーティスト?)にお金が入るのであれば活動に対しての正当な対価にとれるし、買い手側はお金によって支援、支持をした実績がある。これはいい流れの話。
そこに群がるその他有象無象と、「金儲け」という作られた世界観を潰すようなイメージが生理的に受け付けないのだろうか。

消費社会ってやつである。
皆金の匂いがするものをこすりにこすりまくっているのである。こすりすぎて元がなんなのかわからなくなってはじめてみんなから忘れさられてしまうんだろうか、はたまた「オワコン」と称されて元々みてくれていた好意の目線が注がれず汚れたナニカみたいな扱いになってしまうんだろうか。ワニ…あれ…、、、?

こすって光った玉のまま残せることができればいいのにと思う。原型無くなるまで擦ろうと皆でしっちゃかめっちゃかやるから目も当てられないものになってしまう。

光る玉をこすりすぎて、初めて輝きをみたときの感動がなくなってしまうんだろうか。
そりゃ、いいものがただただ量産されて増えていくほど冷めてしまうのだろう。

推してたバンドがメジャーになったらなんか離れちゃったような感覚みたいな事?
熱しやすく冷めやすいの極致?

何故離れてしまうのだろうか。
多分先程触れた金儲けのにおいにうんざりするからだろうか。

転売ヤーが問題になっている。

せどりは商売として昔からあるはずなのに、何故あんなにも煙たがられるのか。

ちょっと逸れてしまうかもしれないが、これも金儲けに必死なやつが群がって、本来純粋に求めている人に届きづらい状態になっているから、がよく聞く回答だろう。

せどりを正当な副業行為だ!
その通りである。

そしてこの流れに商機を見出し、せどりのやり方を商材とした教える商売。そして群がる人たち。人口も増える。金に群がるもの。なんら変わらない。

いっそのこと、そういうものだと開き直るべきなのか。(しかしながら今問題になっている品薄になったり度を越したような行為は許されるわけではないだろう。

猫ミームから転売ヤーの話までいってしまった。
坂口としては猫を愛しく思う気持ちもあり、なんだか穏やかな気分にはなれない話題だが、金玉に群がる虫たちがいると思えば辟易とまではいかなくなるだろうか。

しかし、イナゴの軍勢が畑を荒らすが如く何かしら解決していく風潮が来ればいいのにと思い、お仕事に向かうとする。

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