楽を求めて三千光年
BOYCOTT#3『πを求めて三千光年』のタイトルコールの勢いが脳裏に浮かぶがそれとは全く違うことを書く。
何故人は略したがるのか。
すぐに略した言葉に変換するのは何故か。
コスパ?タイパ?は?
長ったるい言葉を使いたく無いから?
まぁそうだろう。
かくいう坂口も略語を使いまくっている。
おい、なんだ、何様なんだ。
そうじゃない、違うちがう、そうじゃないんだ。書きたいことは、そうじゃなぁい。
ふと、略し言葉について考えてみると無意識のうちにつかっているがよくよく思うとクエスチョンが生まれる時がある。
そんな言葉たちを書いてみる。
・アイコ
漫画や漫才のネタのようなことが実際に体験するなんて、その時は思ってもみなかった。
接客業に従事していた時のこと。
お客様の御用を聞きに向かった若き日の坂口。
「アイコ」
と目の前のお客様は言う。
頭の中をざっと三周くらい駆け巡っただろうか。脳内坂口は頑張って言葉を絞り出した。
「誰ですか?」
いや、ほんと。誰やねん。と、なった。
アイスコーヒーの略語だと、誰が気づくのだろうか。半分呆れ気味でアイスコーヒーと言われて初めて理解できた。
ググると確かに、アイスコーヒーはアイコと呼ぶ文化があるらしいじゃないか。
タイミング間違えば家庭に亀裂が入りそうなもんだ。気をつけて使うべきだろう。
坂口はこのかた人生で使った試しはない。
・マック、マクド
度々この呼び方は話題になる。
東西で違うとは言うが、公式はすでに「マック」と言っている。
坂口はマクド派である。
昔からマクドと家族や周りが言っていた以上、やむを得ないだろう。
マックと聞くと違和感しかない。
MacBookとはどう区別するんだ。
発音か?マック赤坂氏はどうする?
もはやハッピーセットでしかない。(?
しかし、朝マックは朝マクドとは言わない。
ビックマックはビックマクドとは頼まない。
不思議である。
ちなみに、おそらく「ッ」がある分発音数が少なく済むので主流になったのではないかとにらんでいる。実際は如何なんだろう。
・えふえふ、ファイファン
ファイナルファンタジーの略称。
どちらが主流かは知らない。
ちなみに坂口はファイファンと昔は呼んでいた。
一般ではFFと表記されているようなのできっとえふえふなのだろう。
バージョンが増えすぎて最早略し辛いナンバリングがあるだろう。
会社でさえスクエニと呼ばれている。
馴染み深いためか、不思議と違和感は感じない。
ほかにもたくさん略されている言葉は山のようにあるが、略したとして相手に伝わらないディスコミュニケーションとなり得ることもある。
言葉を使う人なだけに、ここは一つ、略前の言葉を頭に刻みながら略してあげてみたいと思う。
おつ。