いんたびゅう そのGO

さて、始まりました。
いんたびゅうも中盤折り返し地点!

さっそくいってまいりましょう!

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Q1.役と自己の紹介をお願いします。

ピンク地底人5号です。俳優で、時折作家してます。今回で言えば制作も。芸名が反則じみてるところがあるので、名前くらいは知っておられる方も多いかもしれませんね。

「庄能」という役を譲り受けました。
うさんくさいマンと演出氏が書いておられましたが……ヒントが少ない、少な過ぎてお伝えできるような確たる情報があんまりにも……なんてことだ……orz

でも、書いていないということはつまり真っ白な自由帳なわけですね、それを考え埋めるのが仕事。産廃が転がる山みたいなとこ出入りしてたりして、しがない社畜ですという感じの台詞はあるんで、どこかの会社……下請け会社で作業着をまとう鼻の頭とか油やら煤で汚れてようなところで昼行灯をしつつ……人目のつかないところではあけすけと悪態を吐くような生きてるような人、ですかね?

あ、スナフキンって、これも演出氏が書いておられた。スナフキンカッコ良いですよね。あんなカッコよくはなれないんですけど…要素くらい拾いたいものです。爽やかーな語り口調な子安武人さんの芝居……動画漁って観てるんですが新鮮です。だって「月光蝶である!!」とかの方が脳裏に焼き付いてしまってますので。

結構、人としてクズな要素も散見される役です。受けたサービスの代金踏み倒すとか、女子高生とっ捕まえて荒唐無稽な仕事を説明もせずに押し付けたり……まぁ庄能なりの理由があるのでしょう。

全然語られませんけども。

前回公演でもそんな横柄な演技をしてた気がする。気のせいな気もするなぁ。気のせいかも。


Q2.ワイいきをみて(演ってみて)この部分とかこの雰囲気、何かこれに似てる…?ってやつ、ありますか?

他の人らも書いてるんですが、あんま見たことないジャンル……所謂、ドラマだとか、アクションだとか。

そういうで明確に区切るのが困難なものがあります。レンタルビデオ店に仮に置かれることがあるのならば、店員さんが取り扱いに困られて「その他」のところに真っしぐら。それがBOYCOTT!

えぇー……それは匙を投げるに程があるので、演出であり作家の趣味趣向に触れつつ掘り下げる。作品の不穏な空気はジャパニーズホラーの作品の影響受けてるのかなぁ、と。怖いものがわーッと来るような洋画なノリではなく、闇の奥からジリジリと何かが迫ってくるような?その圧を受けたのか、お腹の底に収まった食べ物とかが込み上げてくるような嫌な感覚。そういう雰囲気はある。

前の公演……のことを指して聞いたかは忘れましたけど、SIREN(ゲーム)の影響受けてない?って聞いたら、すごく頷かれた記憶があります。見方によってはグロテスク、ゴアっぽい耳触りのある言葉回しで池袋ウエストゲートパークや金田一少年の事件簿あたりの堤幸彦監督の暴力の描き方に近い何かも。

でも、単純にそういう感情で一括りに出来るものはなく、笑って流せたりも出来る捉え所のなさ……熱海の捜査官(ドラマ)みたいなのはあるような

と、思ってたらあらすじや物語に関係ないような勢いだけでゴリ押ししてギャグを面白いと推されるようなB級映画みたいなノリもあります。

だから、自分はなんか分からんけど思いついてしまったんだ行くぞコノヤロウって勢いとか芝居を持ち込んでみたりする。割と「面白いしOK٩( ᐛ )و」なんて良い意味での腰の軽さみたいなのもあって……だいたいそういう感じだ、パッション!パッション!


Q3.ワイいきのチラシビジュアル

を見た感想とあなたなりの解釈をお聞かせください。

マジで一枚物のイラスト上がってきたな、デザイン泣かせで、フォント(ほんと)どうすんの!?って思いました。

藤村氏演じる才内という作家の脳内を掘り下げてくので、あらすじを参考に、真っ白で進んでない原稿用紙。頭が散漫な状態での作業してる時って脇にはついつい楽しみのあまり小さく物を何か置いてしまったりするよね。旅行地の写真が原稿用紙の山に紛れてるってイメージです。

レイアウト組んだ人ですからね、自分。感想はむしろ欲しい側なんですよぅ……予約もお待ちしております。ぜひぜひ。

そんな初期衝動から始まり出来上がってから思ったのはまた別に。原稿用紙(仕事)にかまけてたら、旅行に行った彼女から写真送られてきて、ピースですよ。すごく遠くで見たらアダルトな薄い本の夏シチュではお約束。出先の浜辺で激しいことがあって、心が離れちゃいましたー、私今新しい出会いで幸せでーす。そんな風に感じたことを報告しました。が、それは分かってもらえませんでした、共感者ゼロ、おしまい!


Twitterのロゴの鳥に近いなんかが顔面となった女はアレですかね、楽しそうにしてる一見幸せそうな幸福な写真って、送られた側はいろんな状況でそれを見るじゃないですか。「良かったね、おめでとう!」「楽しそうじゃん、羨ましいー!」なんて思う時もあれば、場合によっては「は?知らんねんけど、鬱陶しい」「堪忍しとおくれやす」って思うこともある。そんなズレを感じさせたかったりもするのかも。

あと、楽しそうだけど写真だから被写体はネガティヴなのはアカン、楽しそうに見せなアカン!みたいな他人の目を気にしてなんか振る舞いを強制させられてる、そんな不条理な要素がピース女と背後の存在の関係なのかも、とか……


Q4.今作の見どころをズバリ

舞台上でもなんかを頬張ってる姿、まさにハムスターの如し、綾狩こと江崎遥さんの食事シーン。

それと家を侵略されててんやわんやしながらよく喋る才内(藤村氏)の弱々しい切り返し。

あやふやな物語でアンドロイド(?)を振られた香川さんの細かな綱渡りの演技。

主人公然とし過ぎてると行き過ぎたダメ出しを受けるくらいの、最年少と思えない西山さんの演技。

目尻下げながらもジリジリと彼女を守りつつ、悪者に迫る仲田女史。

それに対抗する無茶苦茶喋り倒させられてるゆうぞう氏。
あと、ゆうぞう氏が兼ね役でやってる激しい歌唱シーン、これは熱い、腹筋が震えます。
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ありがとうございました。
今回は急遽キャストとして出演になることに決まりました、ピンク地底人5号さんです。

そうです、うさんくさいマンをやっていただくにあたって、前作の『たのしそうなお池』の遠野黒田の時とは違った感じでやってほしいと思っているので先輩のお力お借りしたい今日この頃。

なんとも読み応えのある記事を書いてくださいました。
割と作品にもメスを入れてくれているので是非本番をお楽しみにしていただければと思います。

coming soon...

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