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2025年カメラマンおすすめ展覧会(大盛り)



1.モネ 「睡蓮のとき」

印象派を代表する画家のひとりであるクロード・モネ(1840-1926)。1890年、50歳になったモネは、ノルマンディーの小村ジヴェルニーの土地と家を買い取り、これを終の棲家としました。そして数年後には、睡蓮の池のある「水の庭」を造成します。この睡蓮の池こそ、以降の画家の心を占め続けた、最大の創造の源にほかなりません。本展は、〈睡蓮〉連作を中心に、モネ晩年の芸術をご紹介するものです。
モネの絵の変遷は、それこそモネ自身の人生の変遷。
晩年の睡蓮はまるで祈りのようにキャンバスを彩っていく。
今回は計64点のモネの絵画を展覧します。日本においては過去最大の規模で、モネの〈睡蓮〉が一堂に会する機会となります。
お急ぎください🌷

クロード・モネ

1840年にパリで生まれたが、5歳のころから少年時代の大半をノルマンディー地方のル・アーヴルで過ごした。絵がうまく、人物のカリカチュアを描いて売るほどであったが、18歳のころに風景画家ブーダンと知り合い、戸外での油絵制作を教えられた(→ル・アーヴル(少年時代))。1859年にパリに出て絵の勉強を始め、ピサロシスレーバジールルノワールといった仲間と知り合った。

場所:国立西洋美術館
開催期間:2024年10月5日(土)~ 2025年2月11日(日)

2.ル・コルビュジエ「諸芸術の綜合 1930-1965」

「ル・コルビュジエ──諸芸術の綜合 1930-1965」が開催される。
本展は建築家ル・コルビュジエ(1887〜1965)後期の絵画に注目した日本では初めての展覧会となる。
国立西洋美術館を手がけたル・コルビュジエ
建築好きにはたまらない展示!
現地でお会いしましょう!

ル・コルビュジエ

スイスで生まれ、フランスで主に活躍した建築家。本名はシャルル=エドゥアール・ジャヌレ=グリ 。 モダニズム建築の巨匠といわれ
特にフランク・ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエと共に近代建築の三大巨匠として位置づけられる場合もある。

場所:パナソニック汐留美術館
開催期間:2025年1月11日(土)~ 2025年3月23日(日)

3.坂本龍一 展「音を視る 時を聴く」

生前坂本が東京都現代美術館のために遺した展覧会構想を軸に、坂本の創作活動における長年の関心事であった音と時間をテーマに、未発表の新作と、これまでの代表作から成る没入型・体感型サウンド・インスタレーション作品10点あまりを、美術館屋内外の空間にダイナミックに構成・展開します。日本初の偉大な作曲家の意匠を体感したいです!

坂本龍一

日本の作曲家、編曲家、ピアニスト、音楽プロデューサー。東京都出身。 音楽性は幅広く、クラシック音楽が根幹にあり、民俗音楽、ポピュラー音楽にも造詣が深かった。1987年には日本人で唯一アカデミー作曲賞を受賞しており、映画音楽でも世界的に評価されている。愛称は「教授」

場所:東京都現代美術館
開催期間:2024年12月21日(土)〜2025年3月30日(日)

4.ロバート・キャパ「戦争」

20世紀が生んだ偉大な写真家のひとり、ロバート・キャパ。「カメラの詩人」と言われ、またすぐれた「時代の証言者」でもあります。その写真の背景には苦闘するヒューマニストの眼があります。
朔丸も写真集を多数所蔵する、写真家
これは見逃せない!

ロバート・キャパ

ハンガリー生まれの写真家。 本名はフリードマン・エンドレ。フランス語読みのアンドレ・フリードマンと表記されることもある。同じく写真家で、1974年にICPを創設したコーネル・キャパは弟。

場所:東京都写真美術館
開催期間:2025年3月15日(火)~ 2025年5月11日(日)

5.松山 智一展「FIRST LAST」

色彩で叫ぶ!
ニューヨークを拠点に世界を魅了する
現代アーティスト、松山智一の個展
2025年春、麻布台ヒルズが鮮やかに染まる。

日本人が魅せる巨大アートを是非!

松山 智一

アメリカ・ニューヨーク在住の日本の現代美術家。 絵画を中心に彫刻やインスタレーションも手がける。作品には、東洋と西洋、古代と現代、具象と抽象といった両極の要素が見られ、これは日本とアメリカの両国で育った自らの経験が反映されている。

場所:麻布台ヒルズ ギャラリー(麻布台ヒルズ ガーデンプラザA MB階)
開催期間:2025年3月8日(土)~ 2025年5月11日(日)

6.西洋絵画、どこから見るか?「ルネサンスから印象まで サンディエゴ美術館 vs 国立西洋美術館」

サンディエゴ美術館と国立西洋美術館の所蔵品計88点を組み合わせ、
作品をどのように見ると楽しめるかという観点から、
鑑賞のヒントをご提案します。
サンディエゴ美術館から出品されるジョルジョーネやサンチェス・コターンなど、世界に冠たる傑作を含む49点はいずれも日本初公開。
ルネサンスから19世紀末までの600年にわたる西洋美術の歴史をたどりながら、ひとりひとりの 「どこみる」を、ぜひ会場で!
日本初公開の作品多数!
見方を変えて楽しめる、美術の原点回帰!

場所:国立西洋美術館
開催期間:2025年3月11日(土)~ 2025年6月8日(日)
休館日:月曜日、5月7日(水)
ただし、3月24日(月)5月5(月・祝)5月6日(火・休)は開館

7.オディロン・ルドン「光の夢、影の輝き」

変貌する社会と移り変わる芸術傾向と並走するかのように、作品発表の場や人脈を広げ、新しい画題に取り組み、木炭画や石版画からパステル画や油彩画へと表現媒体を変えていきます。そうした過程で生まれた、光と影が創り出す輝きを宿した彼の芸術は、時代や地域を超えて多くの人々を惹きつけていきます。

オディロン・ルドン

19世紀後期から20世紀初期にかけて活動したフランスの画家である。本名はベルトラン=ジャン・ルドン。ボルドーで生まれ、同地及び近郊の町で育つ。
ルドンといえば、一つ目巨人のパンチが強いですが、実はその色使いや筆使いが印象的だと思います!ルドンマジックを生で見たい!

場所:パナソニック汐留美術館
開催期間:2025年4月12日(火)〜 2025年6月22日(日)

8.ミロ展「大回顧展」

同郷のピカソと並び20世紀を代表する巨匠に数えられます。太陽や星、月など自然の中にある形を象徴的な記号に変えて描いた、詩情あふれる独特な画風は日本でも高い人気を誇ります。
世界中から集った選りすぐりの傑作の数々により、ミロの芸術の真髄を体感できる空前の大回顧展です!激アツ!

ジュアン・ミロ

20世紀のスペインの画家。(1893~1983)
具象と抽象のあいだを表現するような独特な画風が知られる。
1920年代にシュルレアリスムの画家として名声を得るが、それに留まらずさまざまな表現を試みた。
90歳で亡くなるまで、特定の運動に属することのない純粋で普遍的な芸術を追求し、20世紀で最も影響力のある芸術家の一人となった。
政治的・社会的出来事への強い感受性と反骨精神が反映される。

場所:東京都美術館
開催期間:2025年3月1日(土)~ 2025年7月6日(日)

9.ゴッホ展「家族がつないだ画家の夢」

ファン・ゴッホの画業を支え大部分の作品を保管していた弟テオは、兄の死の半年後に生涯を閉じ、テオの妻ヨーが膨大なコレクションを管理することとなります。ヨーは、義兄の名声を高めることに人生を捧げ、作品を展覧会に貸し出し、販売し、膨大な手紙を整理して出版しました。その息子フィンセント・ウィレムは、コレクションを散逸させないため、フィンセント・ファン・ゴッホ財団をつくり、美術館の設立に尽力します。

フィンセント・ファン・ゴッホ

オランダのポスト印象派の画家。 主要作品の多くは1886年以降のフランス居住時代、特にアルル時代とサン=レミでの療養時代に制作された。感情の率直な表現、大胆な色使いで知られ、ポスト印象派を代表する画家である。

場所:大阪市立美術館
開催期間:2025年7月5日(土)~ 2025年8月31日(日)
場所:東京都美術館
開催期間:2025年9月12日(土)~ 2025年12月21日(日)
場所:愛知県美術館
開催期間:2026年1月3日(土)~ 2026年3月23日(日)

10.ゴッホ展「大ゴッホ展 夜のカフェテラス」

ポスト印象派を代表するオランダの画家フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)。
オランダのクレラー=ミュラー美術館は、ファン・ゴッホの作品を数多く所蔵しています。その質の高いコレクションは、偉大な収集家ヘレーネ・クレラー=ミュラー(1869-1939)が生涯をかけて築き上げたものです。本展では、その珠玉のコレクションから傑作《夜のカフェテラス》をはじめとする数々の作品が来日します。

クレラー=ミュラー美術館

クレラー=ミュラー美術館は、オランダ・ヘルダーラント州のデ・ホーヘ・フェルウェ国立公園内にある美術館。約90点の油彩画と約180点の素描などからなる、世界屈指のファン・ゴッホによる作品が収蔵・展示されています。

場所:神戸市立博物館
開催期間:2025年9月20日(土) ~ 2026年2月1日(日)

11.ゴッホ展「アルルの跳ね橋展」

言わずものがな、奇才奇人ゴッホ!
ついにゴッホが福島県に、来る〜〜〜〜
美術にあまり興味がない方でもきっとテンション爆上がり!
「ゴッホより〜」なんて言わせない!

場所:神戸市立博物館
開催期間:2027年2月 5月頃(開催確定後に公表)
場所:福島県立美術館 👈😆
開催期間:2027年6月 9月
場所:上野の森美術館
開催期間:2027年10月 2028年1月(期間確定後に公表)

12.大阪・関西万博開催記念特別展

「日本、美のるつぼ―異文化交流の軌跡―」

世界と出会う、日本の美術
弥生・古墳時代から明治期までの絵画、彫刻、書跡、工芸品など、国宝、重要文化財を含む約200件の文化財を厳選し、日本美術に秘められた異文化交流の軌跡をたどります。

見どころ

葛飾北斎
富嶽三十六景 神奈川沖浪裏

俵屋宗達
国宝 風神雷神図屏風

場所:京都国立博物館 平成知新館【東山七条】
開催期間:2025年4月19日(土)〜 2025年6月15日(日)

13.大阪市立美術館リニューアル記念特別展
「日本国宝 展」

およそ130件もの国宝が一堂に集まります※。生み出された時代を表す鏡でもある美術工芸品、そしてその頂点とも言うべき国宝を通じて日本の美の歴史を辿る、稀有にして贅沢な機会となることでしょう。また、リニューアルオープンと万博の開催が重なるまたとない機会に、初めて大阪で開かれる国宝展であることから、大阪ゆかりの国宝もまとめてご紹介します。

場所:大阪市立美術館
開催期間:2025年4月26日(土)〜 2025年6月15日(日)
休館日:月曜日※ただし、4月28日、5月5日は開館

14.奈良国立博物館開館130年記念特別展
「超 国宝 祈りのかがやき」

奈良博や奈良の歴史に関わりの深い国宝を中心に、未来の国宝ともいうべき重要作品など、日本が世界に誇る名品の数々をご紹介します。国宝約110件、重要文化財約20件を含む約140件の仏教・神道美術を展示します。130年にわたる歴史を超え、国宝を生み出した先人たちの思いを超えて、文化の灯を次の時代につなぐため、奈良博が踏み出す新たな一歩をご覧ください。

奈良国立博物館

奈良国立博物館は仏教美術を専門とする博物館として、彫刻、絵画、書跡、工芸、考古や情報、保存など各分野の研究員が所属し、文化財の保存・研究・公開を行っています。

場所:奈良国立博物館
開催期間:2025年4月19日(土)〜 2025年6月15日(日)
前期展示:4月19日(土)~5月18日(日)
後期展示:5月20日(火)~6月15日(日)
休館日:毎週月曜日、5月7日(水)
ただし、4月28日(月)、5月5日(月・祝)は開館

15.蔦屋重三郎「コンテンツビジネスの風雲児」

多彩な出版活動を通し、人々が楽しむものを追い求め続けた蔦屋重三郎。
その活動をみつめれば、「本」のみならず、優れた作者を育て、時代そのものをつくり上げた手腕が浮かび上がります。本展では蔦重の全体像を約250作品でご紹介します。
江戸時代の名プロデューサーの敏腕さを垣間見ろ!

蔦屋重三郎

「蔦重」こと蔦屋重三郎(1750~97)は、江戸時代も後半にさしかかろうとする頃、貸本業から身を起こし、社会状況の変化をつぶさにとらえ、まさにメディア王にのぼりつめました。
浮世絵師のなかでも、とくに名高い歌麿や写楽を見出し、プロデュースしたことで知られています。また黄表紙や洒落本といった文芸のジャンルでも、時流をつかみ、数々のベストセラー作品を生み出しました。敏腕プロデューサーであり、稀代のマーケターでもあったといえます。彼は、まさに時代の風雲児といってよいでしょう。

場所:東京国立博物館 平成館
開催期間:2025年4月22日(火)〜 2025年6月15日(日)
休館日:月曜日、5月7日(水)
ただし、4月28日(月)、5月5日(月・祝)は開館

各会場の定休日や開催内容は参考までに。
天候や社会事情などにより変更になることもあります!
マナーを守って、貴重な美術鑑賞を楽しみましょう〜

2025年は変革の年です
良くも悪くも変われる一年になります
皆様の一年が、思い通りの一年となりますように
朔丸は共に生きていきます

写真と動画制作:朔丸
コーチングと広告コンサル:ferry

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