其の録『カメラと家族と私』
1.秋のご挨拶
撮影中はいつもTシャツですが、そろそろ寒さを感じてきましたね。
「寒くないですか?」
「そういえば寒くなってきましたね。」
が挨拶になってきました。
撮影中は、寒さを感じないので動きやすさ重視です(=ↀωↀ=)✧
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今回も引き続き連続ブログ実録
「会いに来るカメラマン:朔丸」
(愛煙家)ができるまでを赤裸々に。
2.朔丸ができるまで・其の録『カメラと家族と私』
ついに、僕はカメラとパソコンを手に入れた。俗に言う、パパカメラマンです。
今や、全人類カメラマン時代ですから。
カメラを持っていれば、誰でもカメラマンと名乗っちゃう時代ですから。
僕は独立するまで名乗ったことはないですけど。
常にカメラを持っていましたよ。
仕事に行く時も助手席には、いつもカメラを鎮座させていました。
家族で出かける時も、家の中でも
家族の日常をスナップして楽しんでいました。ただただ、楽しかったです。
息子の今をありのままに記録できることが。
僕がカメラを持つまでは、写真担当はカミ様(愛妻)でした。
僕はいつもビデオ担当で、それまで僕の写真はたくさんありましたね〜
もはや貴重な日常の朔丸(≧ω≦。)
これからはパパが写真記録担当ですよ!
カメラ買っちゃったんだからね!
しかし、ここでパパカメラマンに警告です。
家族旅行などで、いつまでも写真ばかり撮っていると
家族の輪に不協和音の波紋が拡がります。
あーじゃないこーじゃないとカメラばかり弄っていて何のための旅行なのかと、興味の無い家族は飽きます。子供は一緒に遊びたいのです。
家族でいるときは、家族で共有する時間を楽しみましょう!
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2012年 冬
僕は、ついにヨドバシポイントと500円玉貯金を駆使して
遂に!憧れのEF70-200F2.8L2を手に入れます。
さぁこれで僕は写真がもっと上手になるはず!!
だって、天下の白レンズですもの!!
結論
愚かです。あまりに愚かです。
道具のスペックが良くなっただけで写真が上手になるはずも無く。
男子にありがちな、道具スペックで大した気になっちゃう妄想族。
そもそも、良い写真?上手な写真?を僕は知らなかった。
フルサイズにLレンズ!綺麗に写るのは当たり前。
でもね、自分で見ててもグッとこないんです。
でも誰かに見せるわけでも無いし〜
記録だし〜家族で楽しむだけだし〜
綺麗に写ってるなら、問題ないよね!
完全無欠の自己満足です。が、少しづつ欲が出てくるわけです。
もっと上手になりたい!
もっと自己満足したい!
そこでカミ様の神のお告げ発動。
カミ「フェイスブックとかインスタグラムでもやってみたら?」
僕「え?何ブック?ん?何g?」
カミ「フェイスブック!!・・・いろんなカメラマンの写真とかいっぱい見れるっぽいよ!自分の写真もいろんな人に見てもらえるっぽいよ!」
僕「何で?何のためにそんな知らない人に自分の事晒さなきゃいけないの?見せられるような写真無いし〜」
カミ「会社の同僚の阿部さんのお父さんが写真家で、フェイスブックやってるみたいよ。見てみたら?」
僕「へ〜〜、んで?どうやって見るの?そのなんとかブック?俺も見れるの?」
当時、僕のパソコンはネットに繋がっていなかった。マジデジタル音痴。
妻のパソコンで見せてくれたフェイスブックの世界は、
アナログな当時の僕には理解できずその意味も懐疑的だった。
それでも、そこで見せてくれたカミ様の同僚のお父さんの写真は衝撃的だった。
朝もやの中の白鳥の羽ばたく写真
輝きに溢れていて。躍動感に満ちていて。
これがかっこいい写真なんだな。と
もしかして、フェイスブックとやらは
グラビア写真しか見たことのない僕が学ぶにはとても環境の整備された場所なのでは?やってみるかな〜
どうやるの?教えてカミ様!
こうして
2012年6月
僕はフェイスブックとインスタグラムデビュ〜を果たす。
アナログ脳な僕をSNSに引き込んだ写真家は、
石巻在住の写真家
阿部 美津夫 |さんです
http://www.insatsukan.jp/shopdetail/025000000001/
実は、今年2018年6月。
仙台のRe:PHOTOさんにお誘いをいただき
阿部さんも参加する、東北の写真家さんと一緒に
『つむぎのとき』写真展に参加させていただきました。
因みに、僕に撮っては4回目の写真展でした。
やっとお会いできた美津夫(甘党)さんは、
僕には想像するも辛すぎる震災体験を乗り越えて、
今を写真とともに強く生きる写真家でした。
コーヒーを飲みながら、ずっと語り合いました。
『つむぎのとき』の様子はこちら
で、話は戻って。。。
SNSデビューをした僕はどんどん福島やお出かけ先の写真をアップしまくります。
秩序も無く。改めて知る福島県の美しい景色。行ってみたくなる、近県の景勝地。カメラは僕にとって翼が生えたような特殊能力を授けてくれました。
その頃の家族写真はこんな感じ。
これぞ、ザ・パパカメラマンの休日。
ただただ、休みの日に息子を撮った写真。僕にとってはこれ以上の大事な写真はないかもしれない。ピントも構図も甘いけど、僕の宝物。
当時も今でも、僕の心の支え。カミ様が与えてくれた、僕の心の矢印。
写真てその時のいろんな気持ちや
時間や匂いや距離感とか、いろんなものを閉じ込めていますよね。
だから、ありのままを撮らなくちゃいけないんです。
写真て、いいなぁ(≧ω≦。)
今日は少し長く、感傷的になっちゃったので
ここまでで(≧ω≦。)
無心に写真を楽しむ、パパカメラマン📸
写道家への道はまだ遠い
写真:朔丸
Please wait for the next series….