其の発『もっと近くへ』
1.秋の朔丸事情
お元気様です
「会いに来るカメラマン:朔丸」(納豆はわさび派)
晩夏から秋の繁忙期が少し落ち着いて、結婚記念日にプチトリップをしてきました🍁
僕は少し休みができると美術館へ行きます
今回はフィンセント・ファン・ゴッホ《ひまわり》所蔵で有名な
SOMPO美術館へ
18世紀、ヴェドゥータ(景観画)の巨匠 カナレット
ジョヴァンニ・アントーニオ・カナール
父親であるベルナルド・カナールも画家であったことから区別するために「小カナル」(カナレット)と呼ばれるようになった。
日本初の展覧会
カナレットとヴェネツィアの輝き 2024.10.12(土)- 12.28(土)
写真や動画をやっている方は、写真よりも絵画から学ぶことも多いので
美術館賞は是非に。
当時のクリエイターやアーティストの生い立ち・生き方・表現の苦悩に触れることは、現代でクリエイトする僕たちにはとても有意義な時間ですね。
本物に出会えるチャンスと向き合えることが幸せです。
それでは、今回も引き続き連続ブログ実録
「会いに来るカメラマン:朔丸」(弱視)ができるまでを赤裸々に。
2.朔丸ができるまで・其の『発』 『もっと近くへ』
2014年 春
僕は未だ風評被害でもがき続ける福島で悶々としている
欲求不満でムラムラもしている
こんなに歯を食いしばって復興の道を歩んでいる
働く大人たちがいる時代に
僕は、何ができるのだろう
社会のために、もっとできることがあるんじゃないのかい?
そんな自問自答の苦悩の渦中に飲み込まれていました
そんな葛藤の中、天の声はあまりにも大雑把に
大袈裟に無責任に僕の背中を押す
「お前には新アイテム『カメラ』があるじゃないか!」
うるまさんとの出会い
ルール大学での写真展をきっかけに
僕の写真は目的を持って撮影することになった
それは、ただ一つ
僕が美しいと思う福島の風景や働きや営みを
ありのままを世界に写真で発信するということ
どんな地方にも、そこにしかない魅力がある
どんな時代にも、汗を流し努力し続ける労働や営みがある
僕の写真の目的が明確に発動した
カメラという道具を持って
撮影することに生きがいを感じていました
もっと近くで
もっとリアルを
もっと地域と人のために
写真で復興
写真で仕事を支える!
僕にできるのか?
さて・・・どする?
2014年当時
僕は朝7時30分から帰宅するのは22時頃まで働く
マットブラックな超フルタイムワークマン
土曜日もほぼ出勤
日曜日も稀に出勤
流されているように生きているこの生活の中で僕は何ができるのだ?
活動時間は夜か極限られた休日のデイタイム
せいぜい、星の撮影とか?ちょっとお出かけして風景を撮るとか?
限界はすぐそこにあった
僕が一番撮りたかったのは
倒壊した建物を修繕してくれている、建築業
壊れた道路や水道を整備してくれている、土木業やインフラ整備など。
当時の僕に与えられた時間で、それらを撮影するのは甚だ困難だった。
発信したいものを発信できない・・・
さて・・・どする?
どうすれば、僕の使命(妄想的)を果たせる?
答えは明確にただ一つの『道』
僕にその『決断』と『行動力』はあるのか
僕の『発』で社会を豊かにする『道』はあるのか
写道家への道はまだまだまだ遠い
写真と動画制作:朔丸
コーチングと広告コンサル:ferry
Please wait for the next series….