其の世『趣味なら、本気で』
1.最近思うこと
福島県郡山市を中心に撮影とコーチング・SNS代行でご飯を食べているカメラマンです。
働くということに義務感を感じていませんか?
働かなければ、生きてはいけない。
だから働かなければならない。
でも楽をして生きていたい。
不労所得で生きていきたい。
ライフタイムバランスを重視したい。
自宅でのんびり働きたい。
ナメてない?
ユーチューバやFIREした人が、どれほど血の滲む努力をしたか想像できますか?成功者の輝かしい姿ばかりが目につく時代ですが、その背景を想像できる人は、今をコツコツと努力できるのです。
長期的な視点を持って、「目標」と「目的」を自分の目線・尺度で設定することで今何をするべきかが明確になって、力を抜いて生きていけますよ。
お仕事をするのって楽しいんだよ。自分が好きなことで誰かのためになることを逆算してお仕事にしましょうよ。って僕は思う。
特に若いうちは、茨の道をしっかり歩いて
茨の道の歩き方を経験して覚えておくと、一生道を選ばないで歩けるようになるよ!って言いたい。自分の地図のルートの選択肢を少なくするのは勿体無いよ。
一人で怖かったら僕の船で一緒に航海しませんか?
マインドコーチングサロン「ferry」
今回も引き続き連続ブログ実録
「会いに来るカメラマン:朔丸」(服は全身ユニクロ)ができるまでを赤裸々に。
2.朔丸ができるまで・其の世『趣味なら、本気で』
:
僕は買い物が嫌いです。
厳密に言うと、買い物に行くことが嫌いです。
基本が出不精なのです。
そんな僕が、たった一台のカメラを買うまで何度ヨドバシさんに通ったことか・・・
山積みに仕分けされたパンフレットをインスピレーションで精査した結果。
当時、最終候補に残ったのメーカーは結局、、、
CANONN&NIKON
ただの、イチパパカメラ欲しがり男子は、生涯最後のカメラという気持ちで
長く使えるもの(息子が成人するくらいまで)を選別した結果
今でも一眼ムービーの革命機と呼ばれる、僕の初恋の君です。
「さぁ、どう口説く?」
「いい女だけど、金かかるゼェ〜〜」
「お前が手懐けられるような女じゃないゼェ〜〜」
「振り回されて逃げられるのがオチだゼェ〜〜」
なんて、相談できる人もいなく。
いたところで
「そんな高いカメラいる?」
「何を今更カメラなんて?」
「最初はもっとやすいのでいいんじゃね?」
「どうせすぐ飽きるんだから!」
まぁ、こんなものですよ。
分かってますよ。カメラ童貞の僕に不釣り合いな女だってことくらい。
でも、ミーハーな憧れってあるでしょ?
世は震災直後の2011年。
カメラはコンデジが普通
一眼レフデジタルカメラはお金持ちか
退職金を貰えたベテラン男子の趣味であるのが普通。
動画はハンディカムが普通。
普通?
出ました、普通アレルギー!!
「普通にやりなさい」と言われることにアレルギーを持っていた。
ちょっと普通じゃない、へそ曲がりな朔丸少年期。
普通という言葉が好きじゃなくて、普通ってなんだ!というアレルギーを持っていた。
行きたいとこに行けばいいし。
欲しいもの欲しいって言えばいいじゃん。
わがままに、ガツンと生きようぜ!
普通がいいんだよっていう世。
雑誌を見て、みんなで制服みたいに同じ服を着る世。
トレンディ至上主義時代
流行りに合わせなきゃ、ダサくね〜〜?って世。
つまんなくない?
俺は行く世。
写真なんて良し悪しも何にもわからないし
PCもないけど。
行く世。
フルサイズの世界へ。
ただ知らない世界を見たいから。
ただ行ってみたいから。
何度、ヨドバシへ通い、いじり倒したことか。
勉強しては、ヨドバシで弄り。
勉強しては、あっちこっちヨドバシで弄り。
勉強しては、そっちこっちヨドバシで弄り。
ヨドバシは一人アミューズメント。
しかし
予算は限られている。
PCや諸々もきっと必要になるんだよ。
でも〜
震災きっかけで、サーフィンもスノーボードもやめっちゃったし
無趣味でいるのも、あれじゃね?
家族を綺麗に撮れる(かもしれない)し、趣味にしちゃってもいいんじゃね?
動画も撮れるんだよ!
渡辺謙 さん曰く、、、
趣味なら本気で
ほぉ〜〜なるほど〜〜
謙さんが言うんならそうなんだよね〜
キヤノンはうまいよ。
ためらう僕の背中を、たった一言で、ぐいっと押したよ。
コピーひとつで突き落とした世。
あの謙さんが言うんだもの。
自分に直接言っている気がしたんですよ。
広告ってすごい。
(後に結局名機EOS60Dも買いました)
謙さん、俺本気になるよ。趣味にするから。
いいんだよね。本気になって?謙さん?
買いますか?買いませんか?本気になりますか?
買いま〜〜〜〜〜〜〜〜(溜めて〜〜)
〜〜〜〜〜〜っすっ!!
タバコより高い買い物をしない、田舎者が。
5D2:24-105F4レンズキット(30万くらいだったかな)
とバッテリーとか諸々を一丁前に揃えました。
足が震えましたよ。
帰りに誰かに襲われるんじゃないか!!
実はボラれてるんじゃないか!!
飽きずに使いこなせるのか!!
世を警戒しながら、僕は浮き足立って帰路に着きます。
家には、なんでそんな高いカメラ?いる?旅行いこ!
と、まだ男の道楽を理解仕切れていない
我が家の実質の写真撮影担当のカミ様がご飯を作って待っています。
この壁は、崩すにはまだ時間がかかるんだ世(=ↀωↀ=)✧
2012年 初春
memento mori(僕の本気モードへのパスワード)
カミ様は、まだこのカメラが30万円もすることを知らない。
ところで、PCはどうした?
写道家への道はまだ遠い
写真:朔丸
Please wait for the next series….