![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/157015905/rectangle_large_type_2_9c76f255490fc815e36db6db3f0b2c1c.jpg?width=1200)
私が「就活」を始めてから辞めるまでの軌跡。
2024年が始まり、大学2年生から大学3年生へ。
大学生活も後半戦に突入ということで、時の流れの早さを感じた。
大学3年生になると大学の授業や課外活動の他に「就活」が始まる。
就活の早期化が叫ばれており、大学2年生、それより前から準備をしている人もいるようだ。
就活は大学生で訪れる1つの大きな壁である。
「ファーストキャリアは重要であるから、慎重に選ぶべきだ」という話を大学のキャリアサポートや大学の先輩、その他の方々からよく言われ、大学2年生の3月上旬、私は「就活」の世界に足を踏み込んだ。
「就活」って何すればいいの??
ここが最初の出発点だった。
大学2年生の後半の3月、自分の周りは全く就活っていう意識がなくて、相談できる相手もいなかったため、自分でインターネットを駆使して探してみた。
そこで見つけたエンカレッジのOutstanding。
この第一回目の講座はまさに目から鱗👀だった。第一回目のテーマは「就活初期に就活の全体像を知る」というもの。この講座は3時間ほどで完結し、Zoomで行われた。
同じ大学2年生が主に講座を受けていて、Zoom上では「名前+大学名」の表示が必要だったのだが、自分は全く有名大学に所属しているわけではなかったので、正直大学名を出すことに気が引けた🥶。しかしこれから就活をするにあたって必ず自己紹介で必要になる要素であったため、この時に自分の殻を破ろう!!と思い、無駄なプライドを捨てた。Zoom全体を見渡すと、旧帝大 ~早慶上理、MARCHに加え、その他の国立大や私立大といった多様なメンバーがいたことで、少し安心した😮💨。
この講義で就活の全体像がある程度把握でき、「受験型就活ではなく、婚活型就活」をしようと決めた。
※受験型就活:有名な企業や人気な企業に入ることだけを目指し、その企業から内定を得るために、その企業の求める人材に近しいように自分を取り繕う就活。
※婚活型就活:自己分析を深く行い、自分が将来活躍できる企業、自分の特徴と合った企業に応募し、企業も自分も相思相愛❤︎な状態で内定を得る就活。
※どちらも私の認識です🙇。
就活初期:自己分析と最初のアクション
大学3年生4月🌸。
私は主に自己分析を行い、過去・現在・未来の自分を見つめ直してみた。この自己分析を通じて、自分の特徴が少しずつ見えてくる感覚が楽しかった☺️。
また自己分析をしながら、何かアクションもとらないとということで夏季のインターンシップの早期選考に複数社臨んだ。
このアクションはエンカレッジの一括エントリーで申し込んだもので、興味がある企業も興味がない企業も構わずにただただ練習として受けてみて、合格して夏のインターンに参加できたらラッキーくらいで思っていた。
ここで早々にお祈りメール🙏をもらう。
全く対策せずのSPI、webテストだったため、難関企業は全落ち😇で、結局オンラインインターンシップに数社合格し、現地でのインターンシップはベンチャー企業1社のみとなった。
5月以降からはオンラインインターンシップに主に参加しながら自己分析を進め、どの業界に自分は興味があるのか、どんな職種があるのかを学んだ。参加したオンラインインターンシップの中でも、オンライン1day▶︎対面3daysのようなフローがあるインターンシップもあったが、毎回グループには有名国立大学や難関大学に通う優秀な学生がおり、対面インターンシップに駒を進めることはなかった。
考えてみると、3年生の5月くらいでインターンの早期選考にどんどん参加している人はいわゆる「意識が高い人」たちで、プラスα、有名大学や難関大学でも意識が高いグループは上位層であるため、超優秀な学生が集まるのは至って自然なことであるため、その中で勝ち抜けないのも容易に理解が及ぶ。正直、先の選考に進めない事への悔しさはあったが、自分の糧になるいい経験として捉えた。
就活中期:グローバル企業と東京キャリアフォーラム🗼
6月。私にとってのハイライトが2つあった。
1つ目のハイライト。それはグローバル企業のインターンシップへの参加である。
マイナビやリクナビなどの主要なアプリに加え、外資就活のアプリも入れていたため、外資就活のスカウトがきたグローバル企業のオンラインインターンシップを受けた。
これを言うとほぼ企業を特定されてしまうが、その企業はインド🇮🇳にルーツをもつ企業で、日本では合同会社として主にITサービスを提供している。
この企業のインターンシップは端的に言うと「グローバルプロジェクト中に起こる問題を解決する」というものだった。インターンシップでは珍しく日本語も英語も必要であったが、このインターンシップが私にとっては非常に印象的であり、「グローバルな環境で働きたい🌍」という私の軸を確立させてくれた。
6月のもう1つの大きなイベントは「東京キャリアフォーラム」への参加だ。
東京キャリアフォーラムをご存知ではない方のために簡単に説明すると、
まず「キャリアフォーラム」とは海外の大学/大学院で学ぶ学生や留学経験のある学生などバイリンガルを対象とした就活イベントである。
このイベントの特徴は開催期間(例えば3日間)だけで企業から内定をもらう学生も少なくないということだ。このイベントでは企業がオープンカンパニーのような形で企業説明会している部分と選考面接をしている部分の2つがある。後者について述べると、会場には面接用のスペースがあって、就活生は各ブースに面接を予約し、各ブースに入って面接を受けることができる。イベントに行って直接面接を申し込める場合もあるが、たいていの場合はイベント前に選考で進んでいる学生が対面面接の場としてキャリアフォーラムを利用するのが多いと思われる。
もともとこのキャリアフォーラムはボストン発祥であるため、バイリンガル就活生の多くは11月に行われるボストンキャリアフォーラム🇺🇸に参加している。上記のキャリアフォーラムよりは規模感は小さくなるが、日本国内で開催されるキャリアフォーラムもあり、それが東京キャリアフォーラムと大阪キャリアフォーラムで、私は前者に参加したという流れである。
私の自己紹介を読んでくださった方は少し疑問に感じたことがあったかもしれない。それは、、、
私は留学経験もないし、海外に住んでいた経験もないため、キャリアフォーラムの対象人材なのかということだ。
キャリアフォーラムは以下のような人材が対象であるため、敷居の低く、留学経験のない学生等も参加できるイベントなのだ🔥🔥🔥
Q.誰が参加できますか?
A.キャリアフォーラムは日英バイリンガルを対象としたジョブフェアです。:
日本語力、英語力共に少なくとも初級レベルをお持ちの方で以下のいずれかの条件を満たす方:
日本国外の大学の学士又はそれ以上(修士、博士等)の学位をお持ちの方、又は取得予定の方
留学経験をお持ちの方で日本の大学の学士以上の学位をお持ち(取得予定)の方
留学経験をお持ちの職務経験者や海外での職務経験をお持ちの方
話を戻すと、私はこのイベントに2日間参加した。このイベントから受けた大きな影響は主に2つある。
①参加している学生のレベルが高すぎる。
初日キャリアフォーラムに参加してすぐ他の学生に圧倒されてしまった。私は特に予定も立てず、気になった企業のブースを覗こうという意識だったが、他の学生はイベントがスタートするや否や自分の志望企業のブースに行き、説明会を予約していた。(※難関企業等は人気すぎて、説明会であっても予約しないと入れないほどであった)。
また会場内を歩くと、英語のみならず様々な言語が当たり前のように飛び交っているし、学生は超積極な人ばかりで果敢に企業の方々に質問をしていた。
私は2日目に1日目の反省を生かし、ある程度興味のある企業をリストアップしてイベント開始とともに説明会+事前告知なしの座談会を予約できた。その予約の際に「名前+大学名」を書くのだが、私以外は全員国内の難関大学か有名海外大学の学生であった。また驚いたのは座談会でたまたま隣に座った方と時間が空いていたので話していたら、その方は大学1年生であったということだ。私が大学1年生の頃はこのようなイベントはもちろん、就活にすら意識が全くなかったのと比較すると雲泥の差である。学生レベルの差を痛感したイベントであった😇。
②参加企業の熱意がすごすぎる。
これはキャリアフォーラムに参加する学生のレベルが高いことを示唆している事実であるとも考えられるが、企業が説明会に学生を勧誘するアプローチのし方や説明会でのプレゼンテーションともに、これまで受けてきた合同説明会やオープンカンパニーといったイベントとは訳が違うほど真剣であり、熱意が高すぎた。
売り手市場であるという要因もあるとは思うが、やはりキャリアフォーラムならではの空気感であると思う。正直初日は企業の勧誘にも圧倒され、蛇に睨まれた蛙🐸のようになってしまった瞬間も多くあった。
このキャリアフォーラムをきっかけとして、自分のレベルアップが急務だと考えた私は再び自己分析を進めていく。
「就活を辞める」という決断。
大学3年生の9月下旬。
私は「就活」を辞めるという大きな決断をした。
ここまで読み進めてきてくださった皆さんは急展開に驚いているかと思われるので、その経緯について記載したいと思う。
先日投稿したこのテーマの記事。
実はこれが決断の大きな伏線になっている。
結論から言うと、自己分析を進めたことで私は「就活」ではなく、「留学」をする方がベストな選択肢であると腹落ちしたのだ。
※留学: ここでは最低1年以上の留学を指す。
まだ留学について決まっている事は特になく、大学を休学するのか、あるいは卒業後に行くのかわからない。しかし、就職前の経験として私は欠かせないものだと考えている💭。
私は幼い頃から海外で生活してみたい、海外で勉強してみたい、海外で働きたいという思いを持っていた。中高校生の頃は大学で留学するために、英語勉強を頑張ろうというモチベーションが常にあった。
大学に入って私の中で「留学」の2文字は消えてしまっていた、というか自分で隠してしまっていたのかもしれない。
心の中では「留学」したいという気持ちはありながらも、その時その時の優先順位を考え、論理的にその優先順位ごとに行動することで後回しにしていた。それが就活を始め、自己分析をする中で掘り起こされてきた。そしてバンクーバー🇨🇦に行き、その思いが確信に変わった。実際、バンクーバーから帰国してからは就活が手につかなかった。
今夏のインターンシップで志望業界の企業のインターンシップに参加できていないため、就活に力を入れなければいけないことは頭ではわかっていた。しかし行動に移せず、もやもやした日々が苦しかった。
就活を辞めると決めてからは心が晴れ🌤️、何事も前向きに感じるようになった。これまで通りの自分自身を取り戻したようだった。
伝えたいこと
もし大学3年生で同じく就活をしている方や大学生活で留学に行くかを迷っている方がいたら、少しでも自分の決断も参考になれば嬉しい。
悩んでいる時にはぜひ問いかけてみてほしい。
「今やっていることは本当に自分が腹落ちして進めていることだろうか。一般的な理想とされる道であったり、他者からの声に応えるための道ではないか。」と。
結局のところ、自分の人生である。
結果がどうであれ、自分で決断したことには責任をもてるはずだし、短期的には失敗だと思えたことが、数十年後の成功に繋がっているかもしれない。
自分の心に素直になることが1番だと私は思う。
一般的に大学3年生になると、就活という道のみが取り上げられるが、道はそれだけではないはずだ。就活、留学、ワーキングホリデー、大学院進学など多様な道がある。
自己分析の際に形にはめられることなく、色々な可能性を検討した方が就活だって上手くいくと思うし、その他の道でもきっと上手く行くはずだ。
自分の心に素直になり、自分なりの決断をしている全ての人へ。心から応援しています📣!!!
その決断があなたの人生を前向きなものにしてくれますように✨
ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました🙇
素敵な1日になりますように。