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子供がどうやって言葉を覚えるのか

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子どもが文字も読めないのにどうやって言葉を覚えているのか知っていますか?

言葉の習得に興味はありますか?

佐藤仁美です。私は作業療法士として子育て支援をしています。現役で、児童発達支援事業所と放課後等デイサービスに勤めており、自閉症やダウン症のお子さん。診断名がなくても、発育が気になるお子さんをサポートしてます。子育ては希望と変化だと思っており、すべての親子が希望の方向へ変化して欲しくて、活動をしています。

今日は、【子供がどうやって言葉を覚えるのか】というテーマでお伝えします。

子供は、家族の声を聞いて言葉を覚えます。

どうやって覚えるのか?

「パパ おかえり」「パパ 食器 持ってきて」「パパ が来たよ」
こんな風に日常では、同じ単語が聞こえてきます。

赤ちゃんはそれを聞いて、「パパ」という言葉を覚えます。

「パパ」というと父親が反応したり、自分の元へ来てくれます。それが繰り返されて、「パパ」=「父親」と覚えます。

子供が蛾のことを「がが」ということがありませんか?

それは「蛾 が いる!」「蛾 が 来た!」「蛾 が いた」このように「蛾が」という言葉を何度も聞いているので、「蛾」ではなく「がが」だと学んでしまったのです。ゆくゆく、会話を繰り返すと「がが」から「蛾 が」と変化するんだと気づいていきます。

なので、赤ちゃんに沢山の言葉のシャワーを与えることが良いと言われています。言葉のシャワーで言葉を聞いていけば、脳では言語を理解しているのでどんどん語彙を増やすことができます

その中でも、言葉を覚えるには語りかけがとても大切です。
語りかけとは、お子さんに直接話しかけることです。

語りかけによって、さらに発育がうながされますので是非やってみて欲しいです。

ここからは、マニアックな話になるので興味のある方だけ読んで欲しいと思います。

なぜ語りかけが大切なのか?

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