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ブランコは難しい遊具

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子どもの頃ブランコで遊んだことはありますか?

ブランコってできるまでに苦労しましたか?

ブランコと発育の関係について興味がありますか?

佐藤仁美です。私は作業療法士として子育て支援をしています。現役で、児童発達支援事業所と放課後等デイサービスに勤めており、自閉症やダウン症のお子さん。診断名がなくても、発育が気になるお子さんをサポートしてます。

子育ては希望と変化!


今日は、公園から少しずつ消えてきている【ブランコって難しい遊具だ】をテーマにお伝えします。

私の記憶の中にはブランコに乗るのに苦労したことがありませんでした。
ですが、長男と公園に行ってブランコであそぶと落ちそう😳

手を離さないでね😨
と心配してしまうほど下手っぴだのです。なので、高く漕ぐこともできなくて、私が後ろから押してました。


背中を押すのってもっと小さな子じゃないの?

って,私の中で不思議に感じつつもブランコの乗り方を伝えました。


ブランコが何故難しいのか?

長男を観察しながら、考えてみました。まず思いついたのが、やることが多い。

・不安定な板の上で姿勢を維持
・足の曲げ伸ばし
・重心移動
・落ちないように捕まる

これらを同時にやらなきゃいけないんです。これに、普段感じない感覚が➕αで入ります。
頭の中はパンクしちゃいそうな感じ。

なので、長男の場合は姿勢を維持するのが疎かになってしまったのでしょう。


私が支援する子で、手を離してしまう子がいます。手で握ることに意識が向かなくなってしまうのでしょう。なので、手を離さないよ!と声をかけてあげると、その時はなんとかできても、根本的な解決にはなっていないのです。


頭の中で複数のことを同時に処理する能力が低いことが課題です。ブランコを楽しみながら身につけることも、アプローチの1つです。
 ですが、2つまたは3つのことを同時に処理する能力があるのかを評価することが、先ですよね。

机上(平面)でできるのと空間でできるのかも評価が必要です。これらが、可能になってからブランコ遊びを提示するのも良いと思います。

ブランコをする前段階は?

長男がブランコを漕ぐだけでも楽しいようでした。後ろから押してあげると、徐々に感覚を掴んで1人でできるように。

でもこのやり方でも習得するのが難しい場合はどうするのか?私の場合は

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