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ぬいキャン!長瀞オートキャンプ場編

ーーー塞翁が馬による怪我は功名なのか

キャンプはできれば3連休にしたい。
なぜなら、最初の2日でキャンプを楽しんだ後、3日目はテントを干したり片付けをしたりしてゆっくりすごしたいからだ。
休みの日に疲れることをするなという意見はごもっともだが、せっかくの3連休なんだから何かしたいのである。

長瀞オートキャンプ場の予約は2ヶ月前の1日の0時に始まる。
土日祝は最速最短で予約をしなければすぐに予約が埋まってしまうくらい、人気のキャンプ場だ。
11月頭の土日月の3連休。
土日でキャンプをするために、8月31の夜、私はパソコンの前でそわそわとスタンバイし、9月1日0時になったと同時に予約サイトへアクセスし、迅速に土日で予約をした…

はずだった!

予約完了メールをよく確認すると、なんと日月で予約していた!
あれ!?と思い、予約サイトを確認すると、まさかの月曜始まり日曜終わりのカレンダーだった。

ちくしょう、ハメられたぜ!

普段、日曜始まり土曜終わりのカレンダーを使っているため、その感覚でクリックし、曜日を間違えて予約をしてしまっていた。

あーあ、やらかしたなぁ。
今年の最後の3連休だったけど何かイベント被りでもしたらキャンセルしようと思い放置していた。

そんな心情のまま10月末になった。
その週に大雨の気配があると天気予報も匂わせていたし、どうせまた連休の天気は悪くなるんだろうと、半ば諦め気味であった。
しかし、3連休目前に迫り、天気予報がより確実な予報になると、土曜日は大雨で、日月は快晴になる予報になった。

まじかよぉ!
間違えて予約したおかげでキャンプできるとは!

急いで行動予定を立て身支度を始め、当日を迎えた。
長い前置きは終わり。

でっぱつ

新幹線が運休になるほどの前日の大雨が嘘のようにピーカン(死語)であった。
高速を走り、朝ごはんを食べていなかったので三芳PAに立ち寄った。人気らしい牛タンカレーパンを食べた。

朝から賑わってた
みんなが弱い『数量限定』の文字
うひひ
牛タンだとどう違うのかと言われると悩んでしまうのだが、おいしかった

三芳PAは他にも肉汁うどんなどグルメが有名らしいが、まだ営業していなかったし、初手から食べまくっていては腹がもたないのでまた今度に。
三芳PAを出て坂戸を抜けるまでは渋滞にハマってしまいノロノロ。なんだかんだ旅で渋滞が一番キツいまである。
花園で高速を降り、謎の有料道路?バイパス?を経て長瀞へ到着。

寳登山神社(初見で読めますか?私は読めなかったキリッ)

時間調査を兼ねて寳登山神社をご参拝。

参道
本殿
彩り鮮やか

中華様式を取り入れているらしく華やかな本殿であった。

埼玉の憲章にもなっているほど埼玉名産の勾玉を買った
神社前の売店に売ってた、みそ豚まん
味噌で口当たりがボソボソする感じがミソでうまかった

境内自体はそんな広くないのでサクッと回れた。
神社を出て長瀞駅方向へ歩いて5分くらいのところにある、友人がおすすめしてくれた、かき氷屋へ。

開店して間もないが店内はすでに多くのお客さんで混んでいた。
席に通されメニューを眺める。
初見のお店に来た時は、だいたい定番で、かつ、お店のおすすめやスペシャルと書いてあるものを頼んでしまう。
フルーツ系かき氷や水羊羹にも心惹かれながらも、
『蔵元秘伝みつのかき氷〜極みスペシャル〜』を頼んだ。
何が極まってスペシャルなのかというと、つぶあん、しろあん、抹茶あんの餡子三銃士を引き連れたセットなのである。
注文を終え、ほどなく廊下の向こうから運ばれてくるかき氷に思わず吹き出してしまった。

デカすぎんだろ…

みつを上からちょっとずつかけて崩して食べていく。
さっぱりとした甘みで、みつだけでもかなりうまかった。
その日は日差しが強く身体が火照っていたので、サクサク食べれた。

いい感じにクールダウンできたので、車に戻りスーパーへ買い出しに。
何を食べようかノープランだったので、ローカルスーパーならではの、ご当地ものがあればそれにしようと思って物色していたが、目新しいものがないというか、いつも見ているようなラインナップ…って、ここ普段使ってるスーパーの系列だ!
やられたぜ!

買い出しを終えて駐車場に戻った。
ここのスーパーにくる道に手前にあった、饅頭屋の看板が頭を離れない。

すまんじゅう?

すまんじゅう?まんじゅうの『す』とは…?
いやほんとすまんじゅうじゅう承知してる…。
気になったので乗り込んでみた。
カウンターには『すまんじゅう』らしきものがなく、大きさや見た目を確認できないまま戸惑いながら、ええいままよ!と店員さんに「すまんじゅう2つ」と言うと、店員さんが店の奥に引っ込み、すまんじゅうを包んで持ってきた。
まるで怪しいブツの取引である。
厚手の紙袋にしっかりシールで止められていて中身も確認できない。
『すまんじゅう』とモヤモヤを抱えながらお会計を済ませ店を出た。

よい田舎感

車を走らせいよいよキャンプ場へ。

おっしゃれー
念願の長瀞オートキャンプ場だ

チェックインのために受付へ。
「(こいつマジで1人でワイドサイトを!?)」という感じをビンビンにさせながらも、それならばと端っこで静かにできるサイトに変更してくれたみたいなので、受付のおばちゃんに感謝。

ここをキャンプ地とする!
おー
いいねー

人気なだけあってローケーションがとても良い。

テントを張る
贅沢に使っていくぅ

とりあえずテントを貼り終えたので、車をキャンプ場において、歩いて岩畳へ行くことにした。
岩畳周辺の駐車場で別料金払うくらいなら歩けばいいじゃないという発想。
ここから岩畳までは、写真に映っている橋で対岸に渡り川沿いを遡って20分ちょっとで行ける。
周辺探索も旅の醍醐味。

ぶらーん
橋に上がり
橋の上から
キャンプ場全体
下流
上流
道中。絶対罠やん…

長瀞駅前に岩畳がある。
そのため、駅から岩畳までは商店で賑わい、老若男女で人があふれかえっていた。

岩畳
人がいっぱい
岩畳
長瀞の赤壁
いい地層
駅舎

ぶらぶらと歩いていると、アイスクリーム屋や団子屋などの誘惑に負けそうになったが、ここはグッと堪えた。
そう、私には『すまんじゅう』があるからだ。
岩畳からキャンプ場へ戻った。

ふぃー
こ、これが『すまんじゅう』
餡子ぎっしり

『すまんじゅう』を端的に例えるなら、常温のあんマンであった。
あんマンでもここまでぎっしり餡子は詰まってないだろう。うまかった。思ったよりも食べ応えがあったので一つだけ食べた。

日も沈み始め夜風が冷たく感じられたので焚き火を開始。

焚き火をしながらダラダラし
宴を開始
お腹いっぱい

日中は23℃あったのに、夜は8℃まで冷えた。
チューハイを2本買ったのだけど、寒くて飲むのが辛かった。
某ラジオのおかげで粉末スープを持ってきていて良かった。
身体の中から暖まったしとても美味しく感じられた。

蚊帳の外ではなく内
Pro Maxの明るさ補正すごい
イルミネーション
しかー
星キレイ。おやすみ。

今回エアーマットを導入したおかげで底冷えせずに眠れた。
シュラフはもう少しタイトで暖かいのにしても良いかなぁと思った。

朝6時。寒暖差のせいかテント内は結露がすごかった。
セーム素材でできたタオルで結露を拭きながら起きた。
テントから出ると濃霧であった。

サイレントヒル…?
焚き火をして暖まる
本日の朝カレー。
三芳や長瀞で探したけどご当地カレーめいたものがなさそうだった。
ザ・洋風カレーでおいしかった
マキネッタ
コーヒー入れにしているドロップ缶。
ドラえもんがかわいよくて癒される。
しみる〜

キャンプの朝はカレーとエスプレッソと決めている。
あれこれ調理するのめんどくさいしバタバタしたくない。

ぼちぼち身の回りの片付けをしながら、薪を燃やし尽くしていると、すっかり霧が晴れた。

ぴーかん

テントやタープなど本格的に片付けしチェックアウトした。

楽しい時間はあっという間

車を走らせ温泉へ。

併設のオートキャンプ場の利用者向けな感じでファミリーが多かった。
サウナはあったがMAX5名しか入れないサイズだった。
あまりくつろげなかった。

結露でべちゃべちゃしているテントを今日中に干して乾かしたかったので帰路に着いた。
帰りは関越道で事故渋滞にハマりとても疲れた。
それでも14時前には帰宅してテントを乾かせた。

これはカバンの中でつぶれてしまっていた、ちちぶ餅。

予定では今回が今年のキャンプ納め。
今年は色々あったが、浩庵キャンプ場と長瀞オートキャンプ場でキャンプを実現できて良かった。
来年は3月4月くらいの涼しい時期から始めて、真夏のキャンプは暑さで辛いだけなので避けたいなと思う。
まだ行ってみたいキャンプ場はあるので来年も楽しみだ。
引き続きお付き合い頂けるとありがたいです。

これめっちゃうまい

ではまた〜

2024/11/3(日)〜4(月)

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