見出し画像

部署を超えた社内コミュニケーションと異業種交流としての場【Box競技麻雀部の活動内容】

今回はBoxのコミュニティの1つである「Box競技麻雀部」の活動内容をお届けします。
BoxにはEIC(Employee Interest Community)と呼ばれるコミュニティがあります。Box競技麻雀部はEICの1つで、部活として活動しています。
(執筆:Sammy) 


なぜ「競技」麻雀部なの?

「麻雀」と聞いて、皆さんは何を連想しますか?
タバコの煙が蔓延する雀荘で、男たちが徹夜で、お金を賭けて・・・など、悪いイメージしか湧いてこないという方も、もしかしたらいらっしゃるのではないでしょうか?
でも、そんな考えは少し「古い」かもしれません! 今や麻雀は、野球やサッカーと同じように、「Mリーグ」というプロリーグ組織を持つ競技であり、プロの「Mリーガー」を夢見る子どもたちが「麻雀教室」に通う時代になっています。

Box競技麻雀部が設立された最初のきっかけは、Takashiさん(現・Box競技麻雀部 部長)がBoxに入社してきて、同じ部署のメンバーになったことです。

仲間内で業務後に雀荘で打ったり、Mリーグ観戦ができる居酒屋で飲んだりするようになりましたが、意外にも「学生の頃やっていました」「私も打てます」という社員が多く、麻雀の輪はどんどん広がっていきました。
入社してまだ2週間くらいの社員から、「麻雀に誘ってもらったおかげで、他部署の皆さんにも、すぐ覚えてもらえました!」という嬉しい声をもらい、コミュニケーションツールとしての麻雀の素晴らしさも実感しました。
そんな盛り上がりを受け、コロナ禍で事実上活動休止していた「旧麻雀部」をリニューアルする形で、「Box競技麻雀部」をTakashiさんと一緒に発足しました。

麻雀の勝ち負けは、その日の「運」で決まるでしょうと、以前は、私もそう考えていましたが、仲間と一緒にMリーグなどを観ながら勉強していく中で、「技術」がとても重要であることを知りました。
そして、その技術に関するノウハウは膨大で、それを1つ1つ覚えて成長する自分を見る楽しみが生まれました。これは「ゲーム」ではなく「競技」であると。面白いだけでなく、知的である、そんな麻雀の魅力をシンプルに表現したいという思いから、「競技」麻雀部と名付けることにしました。 

2024年8月 Box Japan ファミリーデー「競技麻雀部の部屋」にて 

どんな活動をしているの?

Box競技麻雀部では、雀荘で打ったりMリーグ観戦をしたりする以外に、「勉強会」や「体験会」などのイベントも実施しています。

麻雀はやったことないですが、とても興味があります。覚えたいです!
ネット麻雀の雀魂(じゃんたま)をやり始めましたが、勝てません!

 社員のみんなからのそんな声を受け、今年は「初心者講座」をシリーズものとして2回開催しました。
Box Japanのオフィスには、「LunchBox」という社員食堂を兼ねた大きなイベントスペースがあり、そこで、デリバリーのピザや寿司などを食べながら、みんなで勉強するという企画です。
1回目は「リーチしてアガる」、2回目は「リーチされたらオリる」をそれぞれテーマとして、1時間程度の講座を聴いてもらい、その後、ネット麻雀「雀魂」で練習しました。みんなでワイワイやりながら、とても楽しい時間を過ごすことができました。

次回は上手な人の打ち方を観てみたいです!
雀荘に行って実際の麻雀牌でやってみたいです!

早速、参加者からは、このような嬉しいリクエストも挙がっていて、次回の企画も楽しみです。

現在Box Japanでは、ハイブリッドワークを採用しているため、社員同士が毎日顔を合わせるわけではなく、ましてや、他部署のメンバーとは仕事上での直接の関わりがない限り、会話するタイミングがなかなかありません。「知っている人」が限定的になってしまいます。
私は、Box Japanに比較的長く在籍していて、「知っている人」も多いほうでしたが、競技麻雀部の活動を始める前と後では、圧倒的な違いを感じます。
部活動に参加する意義と、人をつなげる麻雀の「不思議な力」。それを実感する今日この頃です。

2024年9月 競技麻雀部イベント「初心者講座+雀魂体験会」で記念撮影

企業対抗リーグへの出場

Box競技麻雀部は、今年(2024年)から、麻雀のアマチュアリーグである「企業対抗戦」に出場しています。

「え?そんなリーグあるの?」と思った方もいるのではないでしょうか?このような、「企業の看板を背負って選手たちが戦う場」があることからも、冒頭に書いたような、麻雀に対する「負のイメージ」がなくなっていることをお分かりいただけると思います。 

競技麻雀部を設立したころから「いずれは企業対抗戦に出場したいね」と、話しあっていました。出場企業の社員の方に麻雀部の方を紹介していただき、出場企業3社の合同練習試合に参加させてもらえることとなりました。そして、社員同士の「コミュニケーションの場」だけでなく、「異業種交流の場」としての麻雀の素晴らしさも、そこで実感することとなりました。出場枠も限られるため「狭き門」でしたが、その練習試合の半年後、審査に合格し、ついにBox Japanもリーグデビューすることとなりました。

▼企業対抗戦麻雀協会「Box Japan」チーム紹介のページ

試合は毎月1回実施され、各社4〜8名の選手が出場し、1チーム16半荘を戦います。
我らがBox Japanチームの出場選手は、その所属部署もさまざまです。ビジネス開発、コンサルティング、セールス、パートナーセールス、プロダクトマーケティングなど、それぞれの部署で活躍するメンバーが、その日は一丸となって、Boxロゴが胸に入ったポロシャツを着用し、緑色の戦場で熱い戦いを繰り広げています。
先輩企業の皆さんはとても強く、現在、20社中18位となかなか苦戦していますが、社内のみんなが応援してくれる喜びを噛み締めながら戦っています。

さいごに

最後に、競技としての麻雀に対する、熱い思いを少し書かせてください。
約500 万人と言われる大きな競技人口を持つ日本の麻雀は、ルールが洗練されていて知的です。故に、プレーするのも観るのも楽しいです。日本を代表する文化の1つと言っても良いこの競技が、長年「負のイメージ」を纏ったままだったのは、本当に勿体無いことだったと思います。それが「Mリーグ」などをきっかけに、エンタメとしての素晴らしさが正当に評価されるようになりました。今後に想いを馳せた時、胸を踊らさずにはいられません。競技人口 250 万人の日本の野球が 2023 年 のWBC で輝いたことを思えば、日本の麻雀にはもっと大きなポテンシャルがあると思いませんか?

何かの偶然でこの記事に辿り着いた皆様が、少しでもBox Japanと麻雀に興味を持ってくだされば幸いです!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

2024年5月 企業対抗戦2024 第2節を戦い終えた選手たち