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ステップは横向きに細かく歩くように刻む(格闘技を始めるかもしれない息子に伝えたいこと8)

 僕は、格闘技で相手のサイドに回るのが得意だ。たくさん練習したからだが、もう一つ理由があると思うようになった。それは、中学時代にワンダーフォーゲル部でした山の下り方の練習経験だ。

ステップは横向きに細かく歩くように刻む

 格闘技、横向きに歩幅を小さく、前足に重心をかけ過ぎず、歩くように動くのが姿勢を崩さないステップのコツだ。
 ステップと書くと踵を上げて爪先立ちでピョンピョン跳ねるイメージだが、踵を付け速く歩くように動くほうがスムーズに次の動作へつなげられる。
 長い距離を動くときは、大きな一歩ではなく、小さな歩幅を二歩、二歩で足りない場合は三歩でと細かく刻む。
 動きたい向きの足、前足に重心が乗り過ぎないよう、動きたい向きの逆の後ろ足から動かす。鏡を見ながらのシャドーで練習すると良い。

 僕は、サンドバッグ相手にたくさん練習して「右ストレート~右手で牽制しながら右斜め前に小さく二歩移動~サイドを取って左フックか左ボディ」が得意になった。
 サンドバッグでサイドを取る練習と併せて練習すると効果が高い。

息子日記「熟睡中に山登り」

 先週の日曜、息子が気持ちよさそうに熟睡していたので一人で近くの山に登った。いつもの階段で頂上まで登ったが、くだりは息子がいないので少し危険な山道を使った。
 昔、父親と山に登るときに使っていた道で、トレイルコースとして管理されている。しかし、平成30年9月4日に京都に直撃した台風21号の影響でところどころ木が倒れており、道は荒れていた。元々の道が倒木で塞がれている場所は、迂回路が作られていたが、急な斜面をくだらなければならず思ってたより危険で大変だった。
 斜面に対して横向きになり、歩幅を小さくして、勢いがつかないようゆっくりと、前足に重心をかけ過ぎないよう後ろ足の膝を曲げて調整しながらくだるのが、急斜面をくだるコツだ。
 父との記憶を思い出しつつ、小さな歩幅を刻みながらゆっくりくだった。

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