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僕が父から伝えられた中で1番大切なこと
「慣らし保育」三日目、息子は相変わらず泣きっぱなしで疲れ果てたのか、家に着いてすぐ妻の膝上で寝たらしい。
note「格闘技を始めるかもしれない息子へ伝えたいこと」を書き始めて1日後、「じゃあ、僕自信は父から何を伝えられたか」を考えるようになった。父は格闘技とは無縁の男だったが、僕に伝えてくれたことの多くが格闘技をやる上で役立っているのに気付いた。
少し脱線気味だけど、自分が父親として、格闘技を始めても始めなくても息子に何を伝えるべきか考える上で振返る必要がある。
父は決して人として褒められるような人物ではなかった。亡くなって20年経った今でも僕以外の家族全員から嫌われている。僕も父が犯した過ちについては、どうしても許せない。でも、父を嫌いにはなれない。それは、父が父なりに精一杯僕を愛してくれたからだと思う。
以下、父が僕に伝えたことを考えた時に最初に思い出した別れの話と、父が僕に伝えてくれた中で1番大切なことについて書いています。格闘技には全く関係ない話ですので注意して下さい。
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