見出し画像

8月25日(日)敬天愛人手合わせ稽古会に参加してきました(格闘技を始めるかもしれない息子に伝えたいこと44)

8月25日(日)菊野選手が東京で開催した敬天愛人手合わせ稽古会(以下、手合わせ稽古会)に参加してきた。画像は印象的だった蟷螂拳を表現。
手合わせ稽古会は、菊野さんが「親が子どもに見せたい格闘道」を目指し開かれている練習会で、マススパーリング形式に加え、団体戦、素手対刃物などの面白い取組もされているおススメのイベント。詳しくは公式HPを参照。
参加は3回目だけど、毎回、普段経験できないスタイルの人と練習でき刺激に満ち溢れている。
今回は、蟷螂拳(トウロウケン)、八極拳、酔拳、截拳道(ジークンドー)など未体験のスタイルの方々と練習できた。おかげでたくさん「未知の状況」を経験でき、課題の洗い出しができた。

たくさんの勉強できたけど、特に勉強になったことが2つ。

右ストレートについて

最近、右ストレートのモーションがかなり小さくなったと喜んでいた。今回の手合わせ稽古会でも、有効だろうと自信を持って打っていた。
しかし、数人の方にスパッと左のパンチを被せるカウンターをとられた。特に現代空手道研究会のNさんには、実戦だったら確実にKOされていたなと思わされる位にキレイに被せられた。Nさんの強さにスゴイと感心した…

帰り、のぞみ車内でずっと考えて気付いた。僕の右ストレートは「目線が自分と同じか低い相手に対してモーションが小さい右ストレート」であって、自分より高い目線だとバレバレな右ストレートだったのだ。しかも、モーションを小さくするために肘や肩の動きが少なく、相手のパンチの軌道を遮る機能が低い。つまり、自分より長身の相手にはメリットよりもデメリットが大きい。
どんな技術にもメリットとデメリットがあつて、取捨選択が大切だ。
自分よりも長身の相手には拳を大きく返したオーバーハンドの方が、カウンターを合わせられにくく有効だろう…

前蹴りについて

パンチャーの宿命かもしれないが、今回も数々の前蹴りに困らされた。
中国拳法の方々の前蹴りを起点とした攻め、特に蟷螂拳のSさんのプレッシャーは半端じゃなかった。(前蹴りではなく、前膝を上げられていただけだったかもしれない…)酔拳の方の攻めもいい意味でいやらしく、とてもやりにくかった。
空手家の方に蹴られた、左ジャブに合わせた近距離での前蹴りカウンターも素晴らしかった。

帰ってからYouTubeで前蹴り対策を調べている。払う、掴む、下がって避ける…咄嗟にできるように練習する必要がある。

パンチメインのガードが高い僕の構えは、前蹴りを蹴りたくなる構えなんだろう。逆をいえば、前蹴りを誘う構えだ。前蹴りへのカウンターを準備すれば、有効に機能するだろう。
どんな技術にもメリットとデメリットがある。

未知の経験の宝箱

今回の手合わせ稽古会の参加者は100人くらいだったらしい、会場の中央区総合スポーツセンター柔道場二面は一瞬で熱気ムンムンになった。

シャツ2枚が汗でドボドボになり、500ミリリットルのペットボトル4本を空にした。
1日で、100人以上、しかも様々なスタイルの方々と手合わせできる手合わせ稽古会は、未知の経験の宝箱だ。(カポエラ使いの方も来ていたが手合わせできなかった、残念…)
今回は、参加しなかったけど集団戦や素手対刃物もやっている。集団戦については、審判役として見ていたけどカオス過ぎた。

今回の課題を克服して、また参加したい。

いいなと思ったら応援しよう!