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京都兵庫 国鉄型電車&気動車 鉄道撮影記
京都北部の山陰本線,舞鶴線、兵庫の播但線,加古川線には国鉄時代から活躍する古い電車,気動車が今でも活躍している。
今回「秋の乗り放題パス」の1日分を使い、この古い車両たちを撮り歩いてきた。本ブログはその撮り歩きの記録である。
まずは、滋賀県の自宅の最寄り駅から朝一番の電車で出発。
京都駅5:19着、5:31発嵯峨野線(山陰本線)園部行きに乗り換える。
嵯峨野線の京都市内は日中観光客で混雑するのであるが、この時間は221系4両編成で空いている。
保津峡を抜け、亀岡を過ぎてからの方が乗客が増えていった。50%程度の乗車率で園部6:15着。
園部からは6:17発福知山行きに乗り換える。223系2両編成ワンマン運転の電車である。
2両編成と短くなり、園部までよりも乗車率は高くなる。園部からは綾部にかけて山深い中を行く。
鍼灸大学前で下車があり、その後通学の高校生を拾いながら綾部へ。
綾部では大勢乗ってきて立ち客も出る状況になる。綾部の次の高津で下車。高津7:17着。
高津には京都~園部~福知山を結ぶ山陰本線の電車だけでなく、福知山を発着し舞鶴線に直通する電車も走っている。
舞鶴線直通する電車には国鉄型113系も使用されていて、この113系電車撮影を目的に下車する。
高津駅近くの田園風景の中行く電車の撮影を1時間ほど楽しむ。
この日は黄色に青帯の約35年ほど前の塗装を再現した車両も運用されていて、それをゲット!(写真)
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舞鶴線直通電車は小浜線用の125系(写真)もあり、特急きのさき号もあり、バラエティーある撮影ができた。
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高津8:30発豊岡行きで次の撮影地に向かう。223系2両編成ワンマン運転の電車である。
和田山9:27着、9:29発播但線に乗り換える。播但線の列車はキハ47型気動車を両運転台に改造したキハ41型1両編成。
朱色一色の国鉄時代からの塗装も相まって、ローカル線に乗るという気分が高まる! 山間部をのんびりと走り、終着寺前に10:24着。
寺前から先は電化区間となって103系電車が活躍する。
今回は寺前駅で下車し、非電化区間のキハ41型気動車と電化区間の103系電車の両方の撮影を楽しむ。
両者とも国鉄型車両である。
駅前の観光案内所でレンタサイクルを借りて、まずは和田山方面の気動車を撮影、次いで姫路方面の電車を撮影、そしてまた和田山方面の気動車を撮影!
線路沿いにススキが群生する区間があり、穂が出て見頃になったススキと列車との組み合わせを収める。
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寺前13:32発姫路行きで次の撮影地に向かう。103系2両編成ワンマン運転の電車である。
元々は大阪周辺の路線を走っていた車両を2両編成に改造したもの。
車内は改装されているが、先頭は103系のオリジナルのデザインを残している。
寺前から姫路は田園地帯を行くが住宅や工場も多く、姫路に向かうにつれ乗客が増えてくる。
通勤型の103系に相応しい乗車状況となる。姫路近郊の通勤路線として機能していることがうかがえた。
終着姫路に14:19着。14:27発新快速敦賀行きに乗り換え加古川14:37着。
加古川14:42発の加古川線に乗り換える。播但線と同じく103系2両編成ワンマン運転の電車である。
こちらの103系の先頭デザインはオリジナルからは大きく異なり貫通型となっていて、103系というより105系という感じだ。
明石方面からの遅れていた列車の到着を待ち、加古川14:45発。
小野町まで向かい撮影を楽しむことにする。
加古川を出て住宅地が続き、2駅目の神野はニュータウン内の駅で多くの乗客が降りる。
続く厄神でも多く降り、厄神から車内が空いてローカル線の雰囲気となる。
小野町には15:05着。1時間ほど滞在し2本の103系を収める。
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2本の撮影の間にしばらく待ち時間があったので、加古川の堤防で川を眺めのんびり過ごした!
小野町16:11発加古川行きに乗車。
加古川からは新快速野洲行きに乗り換え、今回の鉄道撮影の日帰り旅を締めくくった。
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