ボクシングAI化推進支持の理由

2020東京オリンピックが新型コロナウイルス蔓延により1年延期されて開催された。
60%以上の支持を得ての開催であったが、それなりに評価できる大会であったと、個人的に思っている。
さて、オリンピック競技の中には
ボクシングと同じ目視によるジャッジで勝敗を決める競技が多数ある。
但しそのほとんどは既にAIを活用して判定に生かしている。
ボクシングもAIBAは、私の記憶では1990年代にAI化をスタートさせた。
代表が変わり執行部が交代し考え方が変わったのか、今は限りなくプロの採点基準に近づいている。
プロはプロでラウンドマスト方式の採用により判定がより分かりにくくなった。
以前、山根判定だとか、忖度だとかと言う言葉が、横行したことがある。これらはしっかりした判定基準がないために起こったことである。
目視による判定をAIに頼ることになるのは時代の流れである。
勝敗を分かりやすくすることが、ボクシングファンや観戦する側に良い環境を作ることになり、AI化は何よりも公平、公正なジャッジ基準となり、ボクサーにとっても朗報になるであろう。

アマで有れば学校や学閥、指導者、保護者への忖度、プロであれば、プロモーターやマネージャー、地元判定などの忖度
目視のャッジだからできる忖度判定は、ボクシングの発展を阻害しているとしか思えない。これらのことから考えてみても、ボクシングの判定にAI化は必須であろう。

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