週刊ムネアツ

【週刊ムネアツ#4】こんな夜更けにムネアツかよ

どうも、くぼけんです。

この前うちの代表に「くぼけんさん。そろそろネタ切れしませんか?」って心配されたけど大丈夫。日々色々なところにムネアツは転がっている。

先日、電車で隣の男女が何やら言い争っていた。よく聞いてみたら、女性が「人を感動させるなんてそんな簡単なもんじゃないんだよ!」って言ってたんだ。劇団員かバンドマンかはたまた普通のサラリーマンかはわからないけれど、感動の基準で言い争うことができる“ムネアツな関係”って素敵だな。

ということで、全くエピソードとは関連ないけど今週はこちら!

1.【BOOK】インサイドセールス 究極の営業術
2.【WORK】社員ストーリー取材(ペアインタビュー)
3.【MOVIE】こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話
4.【FAMILY】息子の8歳バースデー

1.【BOOK】インサイドセールス 究極の営業術

これまで20年以上、GoogleやDell、Microsoftなどトップグローバル企業でインサイドセールスの立ち上げや運営に携わってきた水嶋玲以仁氏による著書。

「インサイドセールス」とは、簡単に言うと従来型の訪問型営業ではなく、電話やメール、オンラインツールなどを用い、訪問を必要としない営業手法のことである。

法人向けのサブスクリプションサービス(いわゆるSaaS企業など)が増えてきている昨今、この領域における注目度は国内でも高まってきておりインサイドセールスをテーマにしたカンファレンスが開催されるほどの熱量だ。

ぼく自身、現在はマーケティング・セールス全般に関わる立場にいるため、この領域についても毎日向き合いながら悪戦苦闘しているのだが、本書にもある通り、

インサイドセールス=テレアポではない」

ということを日々痛感している。インサイドセールスは、受注に繋がる高い可能性のあるリードを見極めてフィールドセールスにパスしたり、ときに育てたりしながら、顧客との関係構築の役割も担うのだ。

またこれらを組織の中で機能させていくためには、気づきと改善のサイクルを高速で回していく機動力が重要であり、組織カルチャーが肝となる。

本書ではそれを「アジャイル型組織」と呼んでいる。

サブスクリプションモデルでは、製品・サービスのアップデートが、それこそ数週間単位で行われるため、このアップデートを行える開発体制がアジャイルであり、アジャイルを応用したマーケティングセールスが広がる中で、インサイドセールスの役割が大きくなってきたのだという。

水嶋さんの経験を元に、豊富な事例を通して説明しながらも、組織マネジメント・教育・テクノロジー活用・KPI設定など様々な切り口で解説してくれる本書は、理論だけではなくより実践的な内容になっている。

インサイドセールスに関わる人のみならず、ウェブサービスにおけるマーケティング、カスタマーサクセス、人事、経営に関わるビジネスパーソンは必読すべきだと思う。

先日、そんな我々にとって神様のような存在である水嶋さんが、なんとわが社に訪問していただき、マーケティングセールスについて指南いただいた。

まだまだ駆け出しでひよっこな我々に対しても、丁寧に粘り強く教えていただき、謙虚でお優しい姿勢に感動してしまった。必ず強くて結果の出る組織を作って見せます。

水嶋さん、本当にありがとうございました!!


2.【WORK】社員ストーリー取材(ペアインタビュー)

▲わが社の企業ページTOP。社員それぞれのストーリーが掲載されている。

「PR Tableって何やってる会社なの?」

とよく聞かれる。全然知られていないことや、わかりにくいマーケティングメッセージになってしまっていることは悔しく反省すべき点だ。

ひとことで言うと、社員の活躍や創業秘話などのちょっとエモい話を、企業自らがストーリーとして語るコンテンツを制作するためのプロダクトを提供している。

うーん、やっぱり実物を見てもらわないとピンと来ないかもしれない。

▼こんな感じのエモいストーリーがサクサク作れる。

▼ちょっとした変化を伝える4コマみたいなレポート記事もサクサク作れる

スタンスとしては、企業自身がコンテンツを制作し、それによってわかりやすい結果を出すことで継続していけるようになるためにトレーナーのような立場で支援していく、いわばPR版ライザップを目指したいと思っている。(少なくとも僕は)

そうしたサービスを提供していく中で、そもそもうちの社員一人一人がコンテンツ作りを実践できなければ説得力なくない?

ということで、社員同士ペアになり、お互いのストーリーを取材・執筆し、校了するというところまで、PR Tableのプロダクトを使ってやってみようという話になった。

相手はどんな性格で、入社するまでどんな道のりを歩んできたのか、仕事の部分だけではなくパーソナルな部分が見えるストーリーを制作する。

インタビューの難しさを知れるし、相手の知らない一面も知れるし、自分自分の人生や大切なことも改めて認識できるし、一石三鳥くらいある素晴らしい取り組みだった。

中身については、記事公開のときにまた触れようかと思う。

乞うご期待!

3.【MOVIE】こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話

東京に出てきて出身大学の名前を聞かれたときは、母校の名前を出しても誰も知らないため、出身者である大泉洋の名前を出してごまかしている。ちなみにもう一人有名なOBがニトリの似鳥昭雄会長。なんかすごそう。

学生時代から大泉さんを観て育った我々にとって、東京のバラエティやドラマ、映画に引っ張りだこになっている彼の存在は誇りであり、でもどこかで今も身近な存在として親しみを感じる不思議。

という流れで、久しぶりに息子と二人で映画に行ってきたのだが、序盤から号泣してしまった。持っていたポップコーンが手の震えで飛び出しそうだったので息子に無理やり渡した。

大泉さん演じる鹿野さんの自由で素直な生き方そのものがぐさぐさと突き刺さってくる。そして高畑充希の演技が素晴らしかった。

迷惑をかけながら生きていくのが人間だとしたら、もっと人に頼ったりぶつけ合ったりしながら素直に生きていいんだよな。

でもそんなことは、息子にとっては当たり前のことなのかもしれないなあ。

4.【FAMILY】息子の8歳バースデー 

そんな息子が、1月15日に8歳の誕生日を迎えた。

今年、小学三年生になる。すっかり男くさい少年だ。

俺としては、医者になろうがDJになろうがやりたいことをやれば良いと思ってはいるが、子どものやりたいことに対して可能性を否定せずに選択肢を与え続けられる親ではありたいとは常日頃思っている。

2011年に息子が生まれた直後、東日本大震災が発生し、ミルク用の水が切れて手に入らなくなって困っていたら、当時アドウェイズのチームメンバーが俺の知らないところで、片っ端からスーパーを回って余っている水をかき集めてくれて、翌日の朝出社したらデスクの上にたくさん置いてあったことがある。

自分たちだけじゃない、周りの友人やたくさんの人たちに支えられてここまで大きくさせてもらった。そんなことを誕生日のたびに思い出す。

これからも親友のような、良きライバルのような関係でいてくれな息子よ。

▲プレゼントで買ってあげたトイドローン。セルフィーカメラがついてて値段の割に高性能。おもちゃも息子といっしょに進化しているのだ。


以上、4ムネアツ!

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それでは、今週も皆さまにとってムネアツな一週間となりますように。

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