自分的DJセトリの組み方

※当記事は、「Anti-Aging Record Advent Calender 2019」16日目の記事です。

どうも、AARの骸骨ことBowneです。

かれこれ中学二年生の頃からDJをアプリで始め、高校二年生の頃にコントローラを買い、今はありがたいことに僅かながらイベントに出させていただいたり強い機材を使わせていただいたりしています。

さて、そんな僕ですが時々セトリをどうやって組んでるの?と聞かれる時があります。

僕はダブステとハウスをDJするのですがセトリを組む上でそれぞれ意識することは区別しています。(プレイスタイルも違うので)

では、意識してることはどう違うのかを説明していきます。

•ダブステップDJの場合

ダブステップの代名詞はもちろんエグいベース。エグければエグいほど良いみたいな感じですよね。
ただエグいベースもずーーーーっと聞いてると耳が疲れてくるのです。疲れるまでいかないにしろ、「ちょっと違うテイストの曲も聴きたいな〜」って感情が数十分経つとフッと湧いて出ます。(個人差があります)

なので、ダブステップでDJをする場合は緩急を意識しています。

僕はよく間にテックハウスやトラップを挟んでbpmやジャンルの変化をつけるといったことをしています。

この辺の緩急のつけ方は…

①Skrillex - Live @ Red Rocks Amphitheartre 2014

https://youtu.be/mMvq44Bvr-w

②The Chainsmokers @ Ultra Music Festival 2018

https://youtu.be/86Z5TeUyD-g

辺りが参考になると思います。あと、Skrillex - Boiler Room 2016(https://youtu.be/TRoG5fIBCzI)なんかはジャンルが右往左往する面白いミックスなので緩急を激しくつけたい方にオススメです。

•ハウスDJの場合

※はじめに、ここでハウスというのはラウンジ的なハウスなのでベースハウスやフューチャーハウスのようなフェス系のハウスを除きます。

さて、ラウンジ系のハウスで回すときは僕はイントロとアウトロで繋ぐ手法しか特に使わないです。(もっとバリエーションを増やしたいですが…)
なので、そこまで難しい繋ぎではないので即興で繋いでおります。

ここで僕が意識してるのは選曲そして流れです。

選曲に関しては、雰囲気が似てるもの同士を繋げるようにしています。

例えば、僕が最近愛用しているRichard Grey
& Lissat-September(https://youtu.be/wVzwl0Rr01E)から…

Kerri Chandler, Jerome Sydenham-You're In My System (Dennis Quin Vocal Mix ft. Troy Denari) [https://youtu.be/VOCNnlUwl0g]へ繋ぐ!!

とすると、なんだか雰囲気がディスコから急激にチルに変わってしまうような気がしませんか?

これはこれでいいかもしれませんし、使い所によってはこういう雰囲気の転換はバッチリくると思います。

しかし、流れを考えると相応しくないことになってしまうこともあるのです。

ラウンジ系のハウスでDJをするようになったのはここ最近なのですが、なんとなく次のような流れがあるなあと感じます。

①前の人の曲から近いテイストの曲でもらう

②徐々に自分のフィールドの雰囲気の曲に変えていく

③自分のフィールドの曲only

④徐々に次の人のフィールドの雰囲気の曲に変えていく

⑤次の人に転換

少なくとも、僕はこのような流れでラウンジ系のハウスを回すことを心がけています。

先ほどの転換の例は④で使うべき転換でしょう。

③はジャンルや雰囲気をコロコロ変えずに、「自分はこういうジャンルのDJです!」ってアピールする気持ちでいく方がいいように思います。

ラウンジDJであまりにジャンルや雰囲気を変えすぎると「コイツは何のDJだ…?」ってなってしまい、オーガナイザーなどの目につきにくくなり、活躍のチャンスが減ってしまうような気がするのです。

まとめれば、どのようなジャンルや雰囲気で攻め、如何にして次の人に渡すかというのが肝であるのです。(これはラウンジのハウス系に限定というよりかは、曲の転換を交えた人の転換が行われるタイプのイベント全般に言えると思いますが)

[この考え方は個人差があると思います]

最後に

まだ素人のくせに長々と真面目な話をしてしまいましたが、結局のところセトリの組み方だとか選曲だとかは人によるだろうし、「は??この骸骨の言ってること間違ってるんだが??」って人もいると思います。
(それを考慮して随所随所に保険がかかったような表現をかけました。チキンなので。)

僕が今回この記事にしたためたことはあくまで参考程度に、なんとなくこんなこと考えてんだなあと、一回試してみようかなぁと、そんな風に思っていただければ嬉しいです。

最後になりますが、真面目な文書すぎて耐えられなくなってきたので一言。










ワッショイめんつゆワールド


ありがとうございました。


『追伸という名の宣伝』
自分の過去のミックスがここに転がってます。良ければ是非聞いてみてください。
https://www.mixcloud.com/bowne/

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