口輪(マズル)の選び方
可愛いデザインの口輪なら周囲の目が気にならない!
周囲の目が気になる方は、かわいらしいデザインのものを選んでみましょう。数年前までは口輪というと、実用性重視でデザイン性には乏しいのが実情。そのため、口輪=虐待というようなマイナスイメージを持つ方も多く、使いたいのに使えないというジレンマを生んでいました。しかし、現在は飼い主の気持ちに寄り添うような素敵なデザインの口輪が登場しています。
代表的なのは、つけるとアヒルの口のようになるユーモアたっぷりの口輪。その他にも、カラフルな色味で、できるだけ可愛らしくデザインされたものもあります。こういうものならつけやすく、「かわいそう」という世間的なイメージも変わってきそうですね。
使う対象に合わせて選ぼう
小型犬&短時間使用ならナイロンメッシュ製が便利
小型犬の口輪使用で最も多いのは、家庭での爪切りや耳掃除など、定期的なお手入れをする際の使用。爪切りや耳掃除でしたら、それこそ数十分もあれば終了しますので、水が飲めるかということは考慮しなくても大丈夫です。小型犬や中型犬で短時間だけ使用するという目的なら、ナイロンメッシュ製が便利です。柔らかいため着用時の不快感が少なく、汚れたら簡単に洗濯できます。
抜け出さないサイズを選ぼう
愛犬の口よりも小さいサイズの口輪をつけた場合は、窮屈で嫌がります。逆に、愛犬の口よりも大きいサイズの口輪をつけた場合には、抜け出してしまう心配があります。着用時にストラップや口輪部分に余計な隙間やたるみのないものを選ぶことが大切です。
サイズの決定はマズルの長短や口径の大きさで
ナイロンメッシュタイプやワイヤータイプなど口輪には様々なタイプがありますが、多くの場合、サイズは口周りと口の長さを測って決めます。さらに、首に紐などを通すタイプがほとんどですので、首周りも計測しておくとよいでしょう。
多くの口輪には、対応犬種が具体的に書かれています。まずはそれを参考にして見当をつけても構いませんが、その選んだ口輪が愛犬に合うのか、必ず実際に計測しましょう。
ストラップ等でサイズ微調整可能なものが便利
サイズを決定しても実際に愛犬に合うかどうかは、つけてみないと分かりません。また、成長途中の犬の場合は、成長によってサイズ変更が必要になる場合もあります。
サイズに不安がある場合は、ある程度幅のあるものを選ぶと良いでしょう。首周りなら、ストラップのバックル等で長さ調整ができるものが便利です。また、ナイロン素材の口輪には、本体部分もマジックテープでサイズ微調整しながら装着できるものもあります。
装着感をより快適に
体に合った口輪ということに加えて、ペットの装着感をより快適にする機能を持ったものもあります。次のようなポイントにも注目してみましょう。
ストラップ部分にクッション入りのものはソフトな感触
一時的な装着ならそれほど気にする必要はありませんが、散歩やトリミングの間ずっとつけているなど、口輪を30分以上連続してつける場合には、ある程度装着感にもこだわりたいところ。首周りにぐるっと固定するストラップ部分にクッションが入っていると、肌当たりがソフトになるため、ペットのストレスを減らすことができます。
ワンタッチバックル式なら素早く装着可能!
口輪を装着する際に手間取ると嫌がってしまうというワンちゃんの場合は、特に装着の手間が少ない口輪のほうがストレスがかからず良いでしょう。ワンタッチバックル式で簡単に装着できるタイプがおすすめです。
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