おでかけ記 #05 … 灯台見学のススメ
こんにちは。
私の趣味紹介でも書いた通り、灯台を訪問して眺めることが好きです。
今回は、今年(2024年)に訪問した「のぼれる灯台」たちの紹介です。
トップ画像は塩屋埼灯台です。
観音埼灯台 (2024/1/24 訪問)
神奈川県横須賀市、東京湾の出入り口・浦賀水道に面した観音崎にある灯台です。歴史はたいへん古く(Wikipediaを参照してください)、現在の灯台は3代目になります。
近くには海上保安庁の東京湾海上交通センター(東京マーチス) があり、そのアンテナ塔を灯台と勘違いする人もいるとか……
灯台のテラスからは浦賀水道や房総半島の景色を眺められます。
訪問した日は、東京湾アクアラインのアクアブリッジまで望むことが出来ました。
観音埼灯台の「灯質」(灯台の光り方) は「群閃白光 毎15秒に2閃光」です。15秒毎に2回光る様子は、対岸の富津岬 (千葉県) や東京湾フェリー乗船中に見ることが出来ます。
「灯質」について詳しくお知りになりたい方はリンクを参照してください。
塩屋埼灯台 (2024/1/30 訪問)
福島県いわき市、太平洋に突き出した岬の上に立つ灯台です。太平洋戦争末期には何度も標的になり、また東日本大震災でも被害を受けるなどしています。周辺は磐城海岸県立自然公園となっており、マリンスポーツも盛んなのだとか……
海面から灯火までの高さは約70mあり、太平洋や内陸の山々、360°の展望が得られます。
初島灯台 (2024/4/6 訪問)
静岡県熱海市、相模湾に浮かぶ初島に立つ灯台です。外側にらせん階段が設置されており、Wikipediaによると日本唯一だとか。「のぼれる灯台 (参観灯台)」となったのも2007(平成19)年とつい最近です。
この灯台も珍しい灯質「単閃赤緑互光 (毎20秒に赤1閃光・緑1閃光)」です。赤と緑が交互に光る様子は、対岸の伊豆半島・国道135号線の網代や宇佐美付近を夜に走ると見ることが出来ます (わき見運転ダメ絶対!)。
番外編
「のぼれる灯台」以外にも、灯台下まで入れる灯台は各地にあります。ここで紹介するのは城ヶ島灯台 (神奈川県三浦市) です。
城ヶ島 (神奈川県立城ヶ島公園) にはもう一つの灯台「安房埼灯台」があり、こちらは三浦大根をモチーフにしたデザイン灯台になっています。
「のぼれる灯台」に登ることは好きですが、それ以上に「光っている」灯台を見るのが好きです。
20年ほど前に病気で気持ちのどん底にいたとき、たまたま夜に見た灯台に魅了されました。灯台がその灯りで暗い海上を往く船たちの目印・道標になっているように、暗い気持ちの中にいた私の道標になってくれたように感じたからです。その時以来、嫌なことがあって気持ちを浮揚させたいときなどには、夜中に車を走らせて灯台を見に行くことが増えました。
これからの人生も「のぼれる灯台」訪問や旅行先で見ることが出来る「灯台」、そして夜に光る「灯台」を楽しんでいきたいと思います。
「忙しくて行けないよ!」という方はこちらのHPがおススメです!
🔽 海上保安庁HPより「灯台ONEタップビュー」
https://www.kaiho.mlit.go.jp/soshiki/koutsuu/onetapview/index.html
🤓最後までお読みいただき、ありがとうございました😇