300日目(2023/12/25・月)
映画観賞会へ行くの巻
本日は、虎居地区公民館へ『視聴覚ライブラリー 映画観賞会』を見に足を運びました。
先日の記事(281日目 : https://note.com/bovin_pensant/n/nae3240d75ca1)で告知していたイベントですね!
会場は、以下のような雰囲気でした。
公民館というからには、
『畳の部屋で端の方へ長机を押しやって、座布団でも敷いて前方の家庭用よりはちょっと大きいかなぁといった程度のテレビにDVD・VHSレコーダーで再生する映像を表示してそれを皆で観るようなものかなぁ』
などと勝手に想像していたのですが、鑑賞ルームの規模からしてまず違いましたね。
横に10席椅子を並べて、これが8列で80人の定員でした。後方にもまだ余裕がございましたので、仮に満席になっても、「見たいー!!」と入りきれなかったちびっ子が直訴すれば横なり後ろなりまだまだ座席数を増やせるだけの広さがありました。
壁に色々と掛かっている為に、ぶつけて破損する可能性のある球技は難しいかもしれませんが、広さ的にはドッジボールがのびのびできる程度の広さはございました。なんと素晴らしい!
年齢層で言うと、一番上は小学校高学年くらいの子もおりましたが、大半はママさんや、ばっちゃに連れられて2,3人の幼い子ども達といった組み合わせでした。
3,4年生くらいの見た目で友達3人組で見に来ている様子の子たちもおりました。クリスマスに非日常的なお楽しみイベントがあって良かったですね!
未就学と思われる男の子は、「さっきのキツネだね!さっきのだよね!」とスクリーンを見ながら横のママさんに話しかけたりしておりましたので、いきなり町外の映画館にデビューする前に、「映画を観るときってこんな感じなんだ」と視聴のマナーを学べる良い場かもしれません。
小さい子は必ずソワソワしているかというとそうでもなく、ばっちゃに連れられた幼稚園くらいの見た目の男の子は後ろ姿でしたので推測ですが、指を口に突っ込んで歯をポリポリしているような様子で、しかし、首から上は微動だにせずスクリーンを10分以上注視しておりました。
集中力がある子ですね!作品の世界に没入できており素晴らしいです。
熱心に見ている様子の子ども達でも流石に10分を過ぎてくると椅子の座面に背中を付けて、腰から下が床に崩れ落ちているような姿勢の子たちが散見されたので、子ども向けの選出作品は10分程度が丁度良いのかもしれません。
午後の部は長編でしたが、午前中は長いものでも20分ちょっとで、短いものは10分未満でしたので、そのあたりの選考は慣れたものでしたね。
途中休憩もしっかり挟んで上手な運営であったように思います。
筆者自身も、午前中最後の「雪渡り」という作品に、大人はつい疑ってかかるような場面でも素直に行動する主人公の幼い兄妹2人から、小さいときに失ってしまった純粋さを想起させてもらうことになりました。
心が洗われましたね。優しい気持ちになれる企画であったように思います。