159日目(2023/08/06・日)
さつま町夏祭り
本日はついにさつま町夏祭りが盛大に開催されました。週はじめに台風の予想進路が突如九州方面へ向いてからというものの、1週間ずっと開催されるのか否か、会う人皆ヤキモキしておりました。
今回の台風6号は、特に離島方面で夏休み期間中の各種イベントや大会等に影響を及ぼしましたが、4年ぶりの夏祭りを無事に開催できたことそれ自体は素直に喜びたいと思います。
さて、そんな夏祭りなのですが、町内に居る筆者ですら全容が把握しづらかったので、一通り参考となる情報をネットから搔き集めて参りたいと思います。1年後にさつま町夏祭りについて調べた方が「こんな感じなのね~」と概要を把握できるような情報集積を心掛けたいと思います。
では、参ります。
https://www.satsuma-net.jp/event_boshu/6624.html
以上がさつま町HPに載っている夏祭り当日に関する情報全てとなります。
その他、さつま町商工会さんや、さつま町観光特産品協会さんのページを回ってみたのですが、夏祭りの情報が載っておりませんでした。
SNSではFacebookに「さつま町夏祭り」公式アカウントがあったのですが、令和3年度の中止発表と、令和4年度春の「今年の夏こそは…!!」を最後に更新が途絶えておりまして、ネット上には情報が転がっておりませんでした。
コロナ禍の3,4年の間に、これまで継続してきた伝統文化の引継ぎが途絶えてしまったような記事をよく目にしますが、運営のノウハウが喪失してしまうのも、そういった事象の1つかもしれませんね。
そんな中で手探りで運営にあたられた方には頭が下がりますね!
有難うございます!お疲れ様です!!
筆者も、移住して5か月ちょっとで、まださつま町民「体験入部」のような状態ですので、せっかくなので、自由な身分を活かしてあちこちで記録映像を撮って参りました。
立派な一眼レフで静止画を撮られている記録係と思しき方もおりましたが、広報には静止画も動画も必要ですからね。通常、活きの良い若手は太鼓を叩くか、踊るか、或いは、運営ではっぴ着て走り回っておりますから、記録係というのも、痒い所に手が届く役回りなように思います。
もちろん、頼まれてやっている訳ではないので、人ごみで被写体を何とか収めようと腕プルプルさせながら頭上にカメラを構えての撮影であったりで、手ブレも多いですが、プロではないのであしからずといったところでしょうか。
春先に受験生を送り出して学習指導事業が落ち着いた頃に、次回開催の宣伝用に編集しても良いかもしれませんね。
話が逸れましたが、続いてTwitter上でお見かけした、「それどこに載ってたんだ?情報」の引用をして参りたいと思います。個別に許可は取っていないので、無礼講失礼致します。
以下は、町内のバンドの方が投稿されていたステージスケジュールです。
出演者の方向けの情報でしょうか。この告知は有難いですね!!
お次に、デザイン系の方が撮影されていたお祭りの雰囲気。
…と、ハリウリサさん。前日筑波から遠路はるばる有難うございます!!
筆者自身も14時前に玄関を出発し、10分ほどウロウロして、自衛隊の吹奏楽を聞き損ねたのですが、「メインステージ:旧タイヨー前」はあまりにも不親切すぎる!!移住者としては手厳しい洗礼を受けました。
Twitterでもウダウダ言いましたが、GoogleMapで調べても出てこない昔のシンボルで道案内をするのは作成者の意図が読めませんでした。
おそらく、特定の事業者名を出すことで宣伝にならないように、との配慮かと思われますが、だったら「八坂神社近く328号線沿い広場」で良かったように思います。
或いは、地理院地図に通行止め区間をペイント編集したものが役場HPのお知らせにアップロードされておりますので、次善の策として、そちらにメインとサブのステージや、救護、本部テント、警察等スタッフの待機所くらいは載せておくと何かと上手く事が進むように思いました。
郵便局さんやdocomoさんがうちわを配って下さったのはとても有難かったです。そこまでしっかりした作りでなくても良いので、ベテランさつま町民以外を対象とした来場者向けの配布グッズで、周辺地図とスケジュールが載っている紙うちわがあると、「○○は何時からどの辺であるの?」といった疑問に応えてくれるので良さそうだと思いました。
その他は駐車場問題ですね。鉄道もないので、おそらく町内外問わず車で来場する方が多いと思われます。
来られる地域ごとにある程度駐車場所を指示できれば、暗がりで帰宅する近所の家族連れと、遠方から来て帰路につく車が交錯せずにスムーズな解散ができるように思います。なかなか駐車場が見つからずに周辺を練り走るのも無駄なので何かしら対策を講じる必要があるように思いました。
肝心の夏祭りの内容なのですが、とても良かったです。神輿を元気に担ぐ若い世代も良かったですし、踊り手もキレッキレのじっちゃばっちゃだらけで見応えがありました。
何より、普段が子どもたちは100円程度の飲み物で長時間居座れるような場所もなく、親御さんの送迎で玄関のドアから部活か学校まで車移動ばかりで、町中をぷらぷらするという事もないので、屋台の周りで「買ってよぉー!!」と訴える元気な姿が見られて良かったです。
筆者の現実味の無い妄想ですが、外観としては、都会の大衆居酒屋(畳、掘りごたつ、長机)で、フードコート機能を持ったキッズ向け施設があったら良いなと思うんですよね。
小さい子がいると、どうしても食堂等にも入りづらいですが、フードコートのような場所に、町内の出前を取り扱っている食堂や居酒屋ランチセットを届けてもらって、届くまでが時間が掛かる代わりに、長居しても怒られない場所があると、子育て世代も気兼ねなく外食できるのではないかと思います。ご飯どき以外は、小中学生が集まって宿題でも、トランプでもしていても良いのではないでしょうか。
おまけに、掲示板があれば、町内の事業者が苦戦している期間限定フェア等の告知も認知度が高まって良いように思います。妄想ですね、間違いない。
どうも子育て事情を見聞きしていると、家の中で動画か一人でゲームばかりしていて、人付き合いする力を育てる機会がないお子さんが散見されるので、友達とワイワイする場が今、町内に必要なのだと思います。
狭い視野で「地元の高校生が町外にばかり就職希望を出すのは何でだろう…そうだ!地域教育だ!!町はこんな問題を抱えています!役場はこんな事を取り組んでいます!!」
そうじゃないでしょうと。
(実質、文科省主導の地域教育とさつま町商工観光PR課への名指し批判ですね!)
意中の相手に「自分はこんなに大変で、こんなに頑張っているんだ!!」なんて自分の話ばかり言ってるのはモテない男のやることですよ。
「アナタは何かお困りではないですか?アナタの為ならば私はあんな事でもこんな事でも何だって頑張ります!」気持ちを届けるのならばコレよコレ。
子どもたちにずっとこの町に残って欲しいのならば、まずは子どもたちが何を欲しているか聞く耳を持つところから始めましょうよ。
町で楽しい思い出がたくさんできると町に愛着が湧きますからね。
屋台を前に楽しそうな笑顔で何を買おうか迷っている子ども達の顔を見ながら、町の向かうべき方向を本日も考えるウシでした。🐂💭