161日目(2023/08/08・火)
避難の携行品
台風6号の接近につき、本日18時よりさつま町内では避難所が開設されました。
緊急時の避難携行品について漠然とは考えたことはありますが、吟味して厳選したことってないんですよね。
まずは、最低限雨風しのぐ布類、理想は寝具でしょうか。建物が倒壊したり、土砂でぐちゃぐちゃになった場合を想定すると、雨風で消耗が激しそうですからね。
食料と水も勿論必要ですね。手が汚れる前提で、キレイにふくようなティッシュ類か、或いは汚れはキリがないからと割り切って、手が汚れていても最低限食事はできるように箸又は幼稚園児のお弁当セットに入っているような先がフォーク状のスプーンで手が汚れていても口に運べるような道具でしょうか。
1週間はシャワーを浴びれないような不衛生な状況下で最低限身体を壊さないようなサバイバル道具って本腰を据えて考えると結構難しいですね。
キャンプでしたらラジオがあった方がとか、充電器があった方がとか欲を出せばキリがないですが、本当に追い込まれて負傷や疾病で後遺症が出ない程度に生き残る最低限の小回りが効く状態で避難する必要がある場面も覚悟しておかねばならぬかもしれません。
災害の種類にもよりますが、急いで安全地帯に逃げ出さないといけない類いの災害の場合には、筆者のような単身者は渋滞や、倒木を切り抜けれる自転車にスポーツバッグ装備で飛び出すことになるでしょうし、乳幼児のいる世帯の場合には全員助かるか全員巻き込まれるかの2択しか取れず、選択肢は自動車で出発するより他ないでしょう。
考えることも大事ですが、せっかく各種機関が作成しているので、まずは防災関係のページを確認してみようと思います。
トイレ関係は見落としておりました。当然どこかで借りれるものだろうと考えていたのですが、たしかに無理そうですね。
都市部とは異なり、さつま町であれば山林所有者に次の夏の草刈り手伝いと引き換えに野山に用を足させて欲しい旨申し出れば許可してくれる方もいるかもしれません。
都市?機能がマヒすると大変ですね!赤ちゃん用おしりふきは備蓄しておこうと思いました。災害の種類にもよりますが、川も濁流となっていれば手を洗う水場もないですからね。
歯ブラシや食器の類いはあれば便利ですが、極端な話をすれば死にはしないので、旅行じゃないのだから最低限ということであれば携行しないかもしれません。
ただし、密封容器(タッパー)やペットボトルについては、配給品が届いた際に保存や摂取の場面で活躍する予感がするので携行したいですね。
衛生的には逐一洗剤で洗うべきでしょうが、非常時には「死にはせんやろ」の精神で飲み口を付けずに流し込めば多少は雑菌の繁殖も遅れることでしょう。
その他、モコモコ感が少なめのコンパクト寝袋と、着る断熱シート、それから特定の商品名を出しますが、フルーツグラノーラを用意しようかなと思います。
何故フルーツグラノーラかというと、乾パンよりも手軽に栄養がとれて、包装に自前のジッパーが付いていて便利だからですね。
賞味期限は約半年ですが、常に1個は未開封品が備蓄できるように新しいものを購入して古い方を消費する際にも、非常食特有の味気無さもなく、「非常食にもなる日用食品」といった気軽さがあるからです。
水分があるものは菌の繁殖も怖いですが、ポリポリ乾燥してますからね。キャンプのカップ麺のようなお湯の手間がかかるものよりも、直食い可能で、容積もずっしり詰まっていて考え得る中では最適な保存食でしょう。Calbeeの回し者ではないですよ?笑
どんなに想像したところでいざ避難生活をしてみると不便さを感じる見落としは付き物であると思います。
さつま町は推込(しごめ)分水路ができる以前の2006年に虎居地区が浸水した経験がありますし、もっと上の世代は1972年水害や、1997年に春先の2ヶ月のうちに震度5強の地震を2発くらって学校が利用できなくなったことがあったようですから、避難所がマヒした際の経験等は上の世代に聞いておく必要があるかもしれませんね。
地域のじっちゃんやばっちゃんと世間話になった際にでも聞いてみたいと思います。
避難所勤務の方、お疲れ様です!!