222日目(2023/10/08・日)
鹿児島国体inさつま町
本日は鹿児島国体ラグビーフットボールの開催日です。生憎の雨でしたが、それでもラグビーは実施されました。流石は屈強なスポーツですね!!
筆者は2020年に鹿児島で国体が開催されることが決定した時期に、前の国体はどのような雰囲気だったのであろうかと、1972年に鹿児島で開催された「太陽国体」について少し調べてみたのですが、規模や表彰の記録は残っていても、映像機器がそれ程普及していないという時代のせいもあってか、当時の雰囲気の分かるような写真資料が乏しいと感じました。
しかしながら、何と言っても47年に1回の周期で訪れる、多くの人にとって人生に2回のみの、生まれ故郷での国体開催です。
捉え方によっては、異国で4年に1回開催される各種スポーツの各々の国際大会よりも身近で貴重な催しなのではないでしょうか。
先日も記事の中でお話しましたが、さつま町は合併してから未だに「さつま町史」というものを刊行しておらず、合併前の各地域によって差はありますが、18年から25年程度、町の歴史の編纂が滞っている状況にあります。
仮に国体の記事を書くとするならば、
本来であれば2020年に開催される予定であった鹿児島国体であるが、新型コロナウイルス感染拡大を受けて2023年に開催となった。
さつま町内ではラグビーフットボール(少年男子)の試合が行われ、Niterra日特スパークテックWKS公園(県立北薩広域公園)のかぐや姫グラウンドが会場となった。
開催にあたり、県菓子工業組合に所属する町内外の菓子店6事業者(うち1店舗が祁答院地域)が、「虎居deTRY」と銘打って大会PRを目的とした菓子を各々の事業所で製造し、会場にて販売を行った。
会場には、町内の各小中学校で製作された47都道府県の応援のぼりが設置され、町全体として地元開催となった国体を盛り上げる機運が見られた。
…といった文章をいつかの未来、数10年ぶりに発刊する「さつま町史」に載せることになったとします。
そのときになって、「応援のぼりの写真を撮っておけば良かった~!!」であったり、「菓子企画発表時の南日本新聞社の記事はあるけれど、当日の会場での商品の陳列風景写真がなかった!!」であったり後悔しても遅いので、特に歴史的に保存価値がありそうな記録写真は積極的に撮影して回りました。
紙コップも可愛くて良い仕上がりですね!!
ラグビーはテレビ中継をしていても、ハーフタイムのCMを境に離席するか、見始めるかという位で、1試合通して観戦したことがない程度の「熱心でない視聴者」という筆者だったのですが、今日は画面越しではなくすぐ目の前で観戦しました。
テレビのような俯瞰視点で見るよりも、ゴールラインのちょっと後ろくらいから水平視点で見るのが楽しいですね!
「腕がかかりそうだ!⇨すり抜けた!
⇨横からフォローが来た!⇨端の選手に上手くパスが通った!
⇨走れ走れいけいけ!⇨抜けたぁ~!ナイスTRY!!」
この流れが見ていて面白かったです。やっぱりどちらか肩入れする方を決めて、ゴールライン付近で突撃してくる選手の手元を見るのが楽しいですね。
ラグビーは試合終了でノーサイドとよく言われますが、1回戦のスコア自体はワンサイドなゲームが多かったです。以下、結果を引用致します。
特に大勢に見守られた鹿児島県代表は、残念ながら無得点となってしまいました。しかし、数字上では見えない果敢なプレーが多かったですね。
代表選手で公に顔が出ているので、試合写真はお許しされているという理解の下、以下手元の写真で仕掛けているシーンを抜粋してみます。
神奈川の守備の連携が上手く、抜きそうになっても2人目のフォローが抜かれかけている1人目と上手に挟み込んで縦への進入を阻んでおりました。
鹿児島は、終始ゴール付近までが遠いプレーを強いられていたのですが、試合終了間際に非常に惜しいプレーがありました。
以下は動画を一時停止してキャプチャーしたものとなります。
あとちょっとだったんですけどね!試合終了間際の最初で最後の大チャンスに会場も、行けー!抜かせー!走れー!!と声援が凄かったですが、非常に惜しかったです。
やはり応援するチームが攻めるゴールラインの後ろで観戦が楽しいですね。
対戦相手の神奈川県代表は、歪な形状のラグビーボールを遠くの味方の胸元へピッタリ蹴り届けるサイドチェンジを行い、ウイングが疾走してTRYを決めるパターンの得点を試合中に何度か成功していたので、技術も高いんでしょうね。強かったです。
初めてのラグビー観戦でしたが、フェイントからのゴールまで独走状態になるのは見ていて(おそらくプレーしている選手も)爽快感がありますね。
以上、本日は鹿児島国体のさつま町会場のリポートでした!