284日目(2023/12/09・土)
宮之城中1,2年生長距離走
防犯上の観点から先日は日付を明らかにしないまま記事で取り上げておりました、宮之城中学校1、2年生の長距離走がありました。
1レース目は1,2年生女子が2kmを走り、レース終了後に2レース目で1,2年生男子が3kmを走ります。
事前に見たプリントですとそのような記載がなされていたように思います。
いっけぇー!
通路が狭まるところで終始拍手で応援でした。顔見知りの学生さんが通るときは「がんばれー!」と声掛けしましたが、周囲の保護者さん方の「○○ちゃんファイト―!」の声にかき消されていたかもしれませんね。
しかしまぁ、大事なのは気持ちよ。気持ち!
特筆すべきことは男女ともに先頭が2位にだいぶ差を付けて通過していって、いずれも1年生でした。いったい普段何をしたら1年生なのに上級生をぶっちぎることができるんだろう。
その辺は部活王国の宮之城中学校ですから、将来のホープといったところなのでしょう。
その他、特に書きたいこととしては、最下位に対する声援がすごかったことです。
女子の最下位の子は体の線の細い子で、わき腹を押さえてようやっとな様子で走って通過して行ったのですが、筆者は居たたまれない心境で、困り眉で手拍子で送り出したように思います。
実際のところ、「苦しそう。走りきって欲しいけどリタイアするかもしれない。あんなに苦しそうだけど大丈夫かな。」と不安でしたので、表情にも出た状態で応援していたように思います。
周りの保護者さんも眉間にしわを寄せて不安感全開で手拍子でした。
ところが、沿道の学生さん達は、「あとちょっとだぞー」、「○○頑張れー!」と熱の入った声援を送るんですね。感心しました。
男子の方の最下位の子は、柔道や相撲をしていそうな、ぜい肉というよりは筋肉寄りの肉付きがよく、膝が上がらずに、足を水平スライドで動かすフォームで擦るように走っていたのですが、とても一生懸命に手を振って走っておりました。
女子の応援も、勿論、先頭付近の運動ができそうな男子生徒に対しての「キャーッ○○くーん!!」という黄色い声援はございましたが、他方で、一生懸命に腕を振る最下位のガッチリ体型の男子生徒にも「○○くんファイト―!!」と沿道に駆け寄って横一列で応援しておりました。
トラックを遠巻きに周回する区画に差し掛かると、先にゴール付近に一列に固まって、再びトラック内に現れるのを待って、ラストの一直線でも沿道から、「あと少しー」「頑張れー!!」と声援を送っておりました。
これには筆者も感銘を受けました。学友を大事にする良い雰囲気ですね!
欠席者もそれなりに居たかもしれませんが、走者は皆、真剣に取り組んでいたように思います。中学生と言ったら、反抗的に流し走りする生徒もいそうなものですが、宮之城中学生は一生懸命に走っておりました。
思春期真っ盛りに偉すぎる!
筆者は受講生の男の子に「見に来ないの?見に来てよ。」と誘われたので今回応援にいきましたが、無事に声援を届けることに成功しました。
筆者の「頑張れー!」に気が付くとペースを上げたので、応援した甲斐がありました。
一生懸命取り組むのはとても良いことです。
さつま町スチューデンツは良い子達だ!