139日目(2023/07/17・月)
第8回こども文化祭
またの名を、『こども・おとな・みらいフェスタ』!!
134日目の記事(https://note.com/bovin_pensant/n/nf25b632ae429)で取り上げておりました、こども・おとな・みらいフェスタに行って参りました。
開始前に建物外で控えめに宣伝ビラを配ってみました。普段ドアtoドアでなかなかお会いすることのできない保護者の方が、た…たくさん!!
あくまでも営利事業の宣伝ですので、迷惑にならないように「もし宜しかったら…」と恐る恐るの呼び掛けだったのですが、「お疲れ様ねぇ」とか「頑張ってねぇ」、「はーい、ありがとさん」と受け取って下さる方ばかりで有難かったです。
「受け取り拒否や、クレームが来たらどうしよう…」等と不安を抱きながらの宣伝ビラ配りでしたが、行動に移してみて良かったです。
「高校生くらいのお子さんがいそうだ!」と声を掛けてみると、「ごめんねぇ、我が家はもうみんな巣立ってるの。私、71歳よ~。今から通っても良いんだけどね。お兄ちゃん頑張ってね」なんて返事が返ってきたりもしました。
正装をされているというのもありましたが、咄嗟の会話にこの返し、そら若く見間違えても当然でしょう。まだまだ現役世代ですね!!
以前にもどこかで言ったかもしれませんが、やはりさつま町のじっちゃ&ばっちゃは健康的で年齢を読み誤りますね。
外入口付近で立っていると、舞台袖に向かうキッズ集団が通りました。皆さん、「こんにちは~」と挨拶してくれました。
筆者の方が先に気が付いたのですが、子ども達は発表を前に表情が硬かったので、「集中して直前脳内チェックをしていそうだから会釈程度で見送るか…」等と考えていたところ、筆者の前に差し掛かるとパッと顔を上げてさっきまでの固まった表情なんて感じさせず元気に挨拶してくれました。
「発表頑張ってね!」と言うと、ツンツン短髪の男の子が「はい、頑張ります!!」と大きな声で返してくれました。大舞台に強そうな子ですね!
そんなこんなで、開演2分前になったので、急ぎ入場しました。最初の演目は先日もお話した通り、筆者も好きなラデッキー行進曲です。座席に着くとすぐに演奏だったのですが、ステージにいるのは先ほどエールを送った子どもたちです。
後ろのタンブリンの子は元気に叩いておりますが、管楽器の子たちはやはり緊張してなかなか息を安定させることができずに苦戦しているようでした。
声には出せませんが心の中で「頑張れ…!!」と念じつつ聞いていると、どうもひと際耳に届く音がありました。これはたぶんトロンボーンの音でしょう。楽器の運指を目で追っていると、音の主が分かりました。
なんと、さっきの「頑張ってきます!」のツンツン髪の子が頑張っているのです。吹奏楽メンバーはまだ小学生ですから、緊張して頭が白くなると、どうしてもタクトよりも目の前の譜面を目で追っての演奏となってしまいます。緊張でおそるおそる息を吹き込む子、音が出なくて焦っている子もなんとか音を絞り出します、合わせる先は友達の楽器が奏でる音です。
最初こそドキドキでしたが、後半にかけては場に馴れたのか管楽器メンバーの音も安定してきました。本来の力を取り戻してトランペットやユーフォニアムでしょうか?味のある演奏が目立ってきました。
大舞台に強そうな子はやはり大舞台に強かったです。他のパートの友達が本来の調子を引き出せるまで見事に音でリードしていたように思います。個人的に大金星ですね!!よく頑張りました。
その後も、ダンスや、太鼓、ピアノ等、この日のために演奏してきた子達が存分に演技を披露してくれました。
間違っていたら申し訳ないのですが、シューベルトだと思われる指が絡まりそうになる曲を滑らかな運指で弾き切った女の子の演奏が特に印象深かったです。筆者はクラシックをよく聴くのでちょっと贔屓目ですね!笑
雰囲気の記録で写真も撮ったのですが、子どもたちの肖像権の関係もありますので、許してもらえそうな動画を本日はTwitterにアップしました。
コントロールの良いピッチャーを『精密機械』と呼称するのであれば、この筋骨隆々っぷりは最早『歩く重機』としか形容できないですよ。筆者は情けないことに一発で腰を痛める自信があるので、是非県の代表選手として出場される薩摩中央高校のインターハイと国体の代表選手の方は記録に挑みつつも、素人の老婆心ですが故障には気を付けて下さい!
この他、日本舞踊というジャンルで良いでしょうか、大人部門でもキレイに正装された御婦人がたくさん舞っておられました。猛暑の中で、厚手の着物も、お化粧も汗で大変だったと思われますが、舞台の上では流れるように軽やかに舞っておられました。
【総評】見応えがあり、やる気も湧き出る良い文化祭でした。
長時間の電源設備が必要となりますが、DVD記録などしても良い程、文化的価値があるように思います。舞台発表は文字通り『ハレ舞台』ですからね!
ゆくゆくは文化で経済を回そう!✊🐂
まさに文化経済研究室の理想とするところでございます。