【番外編】オートファジー
皆さんは「オートファジー」という言葉を知っていますか?
断食によって摂取する栄養素がなくなると、細胞は体内の悪玉タンパク質を食べて良質なタンパク質を作り出し、免疫力の向上やダイエット、さらにはアンチエイジングといった効果が期待できるというものです。(ニュアンス間違ってるかもしれないので自分でも検索してみてね)
僕がそのことを初めて知ったのは、オリラジ中田あっちゃんのYou Tubeを見た時でした。
現状太っているわけでもなく、そこそこ肌艶も良く、そこそこ健康的な僕には当初あまりヒットしない内容でした。
が、コロナ渦でなかなか仕事がパッとしない日々の中、ちょっとだけストイックに何かを自分に課したくなり、あれをやってみるかという気持ちになっていきました。
結果からお伝えすると、2週間やってみました。良いこともありましたが、あまり多くなかったので、現在は元通りの生活に戻しました。
以下、個人的に感じた事を書き出してみます。
メリット
日中の眠気が減りました。個人的にはこれが一番のメリットでした。今まではランチ営業後に昼食(賄い)を食べ、その後を事務仕事や思考の時間にあてていたのですが、高確率で睡魔と戦うことになります。その時間帯に脳がシャキッとしている感じはとても良いなと感じました。
あとは早寝早起き。今までは子供を寝かしつけた後、22時〜2時頃まで晩酌をしながら自由な時間を過ごしていました(家事もちゃんとやるよ)。ですがその晩酌を止め、思い切って子供と一緒に就寝してしまうことにしました。そうすると朝の5時前にはスッキリ目覚め、読書や調べ物の時間、いわゆる「朝活」をするようになりました。今まで就寝前に過ごしていた時間を起床後にスライドした感じです。当然シラフな朝活の方が時間の使い方が有意義だと感じました。
次にデメリット
食への執着が強くなりました。空腹の時間が長いので「今夜食べるもの」の事を結構な時間考えていました。事務作業中に眠くはならないのは良いけど、思考が食にハックされかけていましたね。
そして何も変化が起きないことへの手応えの無さ。毎朝食べていた目玉焼きと具だくさんみそ汁、そしてしらす納豆の栄養を断つことので生じた「足りてなさ感」によって、オートファジーの力を信じきれなかったのかもしれません。
そんなこんなで今は元通りの食生活を送っています。でも、昼と夜に食べる量、そしておやつが少し減ったかな。
それもそのはず、僕も気づけば42歳。食が細くなったっておかしくありません。
大切なのは日々の体感が健やかかどうかと年に一度の健康診断。これからも適度な食事と運動を心がけていきます。
そして今回、2週間だけでしたが断食をやってみて、とても良い経験にはなりました。
どうやら人間は「知らないこと」と「嫌い」は感覚が似ているそうです。なるべく知らないものを否定せず、できれば知る歩み寄りをしてみて、その上で取捨選択をしていきたいものですね。