専業時代の話 11〜15
第11話 5号機最強。打つだっちゃダーリン
緑ドン、エヴァ約束、ツインエンジェル2、忍魂など本当に楽しかった。夜メールでの示唆や公約イベントを相方と回りまくった。
程なくして、5号機最強のAタイプが導入された。
うる星やつら2
設定4 107.1
設定5 111.3
設定6 117.2
ボーナス察知など最速手順で揃えればさらに割があがる。鬼クソ甘かった。
なんなら設定3でも104%あったから、今なら3でも喜んで打つだろう。
うる星2導入初日 相方とT市にて並んだ。当分はこの地域を軸に立ちまって行く事になる。
2人で稼働開始。8台導入で全3456。
夜メール「サイト」で確定だった。で並び10人とかである。
打ち始めた。チャンリプを引いてボーナス当選を目指すのが基本。
ガールズハントタイム中のリリチェ確定
鬼ごっこに発展して外れ
打ってた人なら様々な思い出があるだろう。
僕の中でも歴代Aタイプトップ3には入る、、いや優勝かもしれない。
この年は本当に神台ばかりが出た。稼働も楽しかったしお客さんも増えていたと思う。
うる星やつら 6号機 待ってるだっちゃ
Sammy様、よろしくお願いします。
第12話 英雄と、、、
うる星が出てAタイプのイベントが増えた。
エヴァかうる星かジャグラーどれかかバラAのどれか全456!
夜メールで来る。
相方に連絡し、、麻雀で朝まで時間潰そうぜ。って感じで雀荘に入り浸りながら並ぶ時間まで待つ。
7時ぐらいに並びはじめる。何故なら、大体エヴァかバラAだからだ。
でエヴァに座りダメなら撤退し、後ツモ狙いで店を回る。
うる星の6を打ったのもこの店だ。
少し経った。
再びの119%、ガンダムⅢ が登場した。
コイツもまーよく打つ事になった。
初めて万枚を出したのもこのガンダムⅢ である。
続々と新台が出る。
絶対衝撃、天外魔鏡、めぞん、サンサンハナハナ 、銀河英雄伝説
どれも素晴らしい台だ。
だがこれらが霞むほどの新台が出る。
「初代エウレカセブン」
5号機の火付け役と言っても過言ではないだろう。
A+ARTを世の中に広めた功績は計り知れないものがある。
112%と割が低いのにもかからわず高稼働を維持し続けた。
が何よりも天井の甘さ。909gでART3セット以上確定。
宵越しを数店舗取り、、打ちまくった。宵越し700gとかを回しまくってた記憶がある。
2008年のリーマンショックを払拭したのもこの辺りからだと思う。お客さんが増えてきて、スロ増設などするホールも多かった。
567で間違いなく、業界は落ちる。だがまた這い上がる事があると信じて待つのみ。
神台を待ちながら。
第13話 2010幕開け
今から丁度10年前になる、、懐かしくもつい最近のように感じる。
mixiで自分の日記を読みあさりながら書き起こしている。ニヤけてしまう事もある笑
初代エウレカセブンがMVPで2009年は幕を閉じた。
文句のないMVPだった。
役所が揃ってくるのがここら辺からだ。
マジハロ2でスタートした。
今でも続編が出ている名機中の名機。というかKPEはマジハロがなかったら、消えていたと言ってもいい。
かなりの高稼働。店的にも5台島みたいな扱いが多く、設定も使われていた。
東京都でマジハロ2の全6が朝一で確定しているイベントに相方と並んだ。
10番以内を引き当て、一台ながら確保。
朝からリプ重複が目立つ、設定判別は正直リプ重複ぐらいからしか分からない。
島も大盛り上がり【全6】を確信した。
…………夕方時点で投資6万が入っていた。
レア役重複が全然引けず、うんともすんとも言わなかった。
「21時 総投資98000円 回収0枚」
でギブアップした。
今現在2020年だが、、俺のスロ人生での設定6での最高負け額がこの日である。
マジハロ2は負け越した機種だね。
相方とバーミヤンでやけ食いしたのを覚えている。
2人で会計が5000円ぐらいだった。
が食べながら、明日の稼働地域を話し合っていたのはスロッターの性なのかもしれない。
第14話 魂の軌跡
マジハロ2も稼働が落ち着き、初代ブラッド+マキバオーなどの【打てば打つほど味がでる】台が出ていた。
特に初代ブラッド+の天井は正に天国か地獄だった。
1000gで青天井になり、ビックでART確定
【バケなら50%で1000gのART】
ブッ飛び過ぎてて最初は何かの間違いかとおもった笑
あれ程バケを祈る天井狙いも中々なかったと思う。
少し経ち、Aタイプのメイン機種に良台が出てこなく稼働意欲が若干落ちていた。
春 エヴァの新台 「魂の軌跡」
が導入された。
この当時、東京都のとあるエリアが激戦区状態でどの店を選んでも勝負になる状況だった。
バレるかもしれないが、エヴァ公約、ジャグラー公約など公約機種が全456のイベントを毎月行っていたのだ。
どの公約がくるかはわからないが月の最後の方は残ってる公約が少なく、エヴァ公約しか残ってなかった場合、公約イベント=エヴァ456確定だった。
魂の軌跡は本当に良く打った機種だ。
恐らくエヴァシリーズで一番回したと思う。
甘い天井狙いに設定判別のしやすさ。
当時打ってた人は、同色引いてバー揃いムービーをみて即やめ。
これだけで、追うか追わないか判断出来てしまうのだ。
さらに、、某ライターが6を試打した時にボーナス中の異変に気付き傷ネタを確証したプチ事件があった笑
今では信じられないが、エヴァシリーズ=デカ島が当たり前な時代だった。
そして公約イベントで456を二台相方と回し、4を二台打ち切り。
魂の軌跡の初打ちは、+300枚だった。
懐かしい思い出である。
第15話 鬼武者か軌跡か
魂の軌跡導入後は、朝一魂の軌跡の狙い台に座り設定判別。
ダメなら天井狙いにシフトするのを相方とこなしていた。
当時は天井狙いも浸透がまだされてなかった。
が数週間後、、、名機が出る
ロデオから「鬼武者」が登場
今までのART機種と圧倒的に違うのは、継続率+ゲーム数上乗せ 最高上乗せは300g
と当時ではかなりの爆裂仕様+設定不問で人気を博した。
エウレカセブン、エヴァ魂の軌跡、鬼武者
が当時の看板機種で間違いないだろう。
が鬼武者は判別はかなりしやすい方なのだが、、強チェリーを引かないと判別がすすまず。
判別ヤメした時には3万まけなどがザラだった。
相方も俺も安定思考だった。
公約イベントの時だけ鬼武者を狙い、普段はエヴァ魂の軌跡の456を探す。
この立ち回りんこなしていた。
まだこの時はバー揃い判別は出てなかったかな?
それでも判別のしやすさと投資の少なさからエヴァ魂の軌跡を打ち続けた。
鬼武者は天井狙いがかなり爆裂仕様で、到達すると最高継続率確定だった。
天井到達し2連、3連で終わった経験もある涙
鬼武者の紫ガッチャ後のボナフラグがめちゃ気持ち良かった。
外れたらガン萎え笑
この頃の機種達は思いいれが深い、一番稼働意欲が高く周りの人達とも楽しかった。
2020年、、スロ業界は絶望状態だ。4→5への移行よりも不味いだろう。さらに某感染症による追い討ち。
救世主になる機種が出ても、この不況で稼働維持も難しい。
30代中場の今。
あの頃に戻れたならば、就活しろと言うかもしれない。
16〜20 へ続く