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専業時代の話 6〜10

第6話 キン肉マンで換金と監禁

パチスロキン肉マンを打つ。
導入〜2ヶ月ぐらいは今までの稼働にキン肉マンが加わった。

6台設置で半あんこう みたいな示唆が夜に来る。
ようするに半6である。

その内容で当時は昼まで空いていたのだから、どんだけ甘かったのか想像に容易い。
が、、、、

設定狙い+救済モード狙い
毎日出した。完全に調子に乗っていた。

その日の稼働を終え換金して、友人相方を待っていた。

「キ、キキー!!」
ワゴン車が目の前に止まった

「乗れよ、なぁ?」

今でもこのシーンは鮮明に覚えている。
車内に設置されたミラーボール。笑いと恐怖の狭間だった。

監禁された。
「財布と携帯を出せ」

一瞬の出来事だった。20万と携帯が逝った。

「探したよ」相方だった。
何が起きたか説明した
「死んでないだけあり、飯行こう」

取られた金は折半にしてくれた。
被害届は出したが捕まらなかった。

パチ屋で起きた一番恐い体験である。


第7話 キンニクからバイオへ

監禁された地域の出玉を全て換金した。
当分来るのはよそう。
相方と新地域を探した。某県に繋ぎで食えそうな店を見つけた。

Aタイプがかなり強く、ハナハナが多い店だった。

その頃はスペシャルハナハナぬ明け暮れた。
設定45をひたすら9500g回していた。

キン肉マン、、、楽しかったな
そんな話を上がり飯でしてた気がした。

このエリアはライバルが多くキン肉マンは稼働出来ずにいた。

がスペシャルハナハナから数日、ヤマサからバイオハザードが導入された。キン肉マンを超えた名機である。

初代バイオ 設定6 119.7%
正に限界スペックだった。

公表値をみた瞬間に相方と、打とうヤレる。
と今思うと浅はかだった

エリア的に厳しかった。初日に6はあったものの、6を探しては3万負けるを繰り返して2人で15万負けた。

そうして激戦区に再び赴く事になる。


第8話 相方との亀裂

バイオでタコ負けを繰り返した。
若輩専業2人亀裂が入るのは簡単だった。

8月に入り相方から一切連絡が来なくなった。
こーいうもんか。と納得した。所詮僕等はスロ専業でしかない。

9月 エヴァ約束の刻 が導入された
エヴァがデカ島になる=チャンスだ

某県T市に朝から並んだ。導入初日最低でも半456はあるだろう。

座れる番号を引いた。この店は前に並ぶと良番を引きやすい、、いわば裏技みたいなものがあった

開店待ち中 「何番だった?」
まさかの相方だった。連絡も取ってなかったのにあたかもノリ打ち雰囲気である→わるくない

2人で鉄板場所へダッシュした。若さもあったから追い抜き上等だった。→当時はやらない奴いないw

投資はまぁまぁかかったが、2人ともプラスになり勝ち。

久々のノリ打ち勝ちに喜んだ。
単純さ若い頃なんて

エヴァ約束を打ち続けた、最強のエナ台が出るまでは。


第9話 エナ台

エヴァ約束のイベントを夜メールで探す。まだガラケーの時代だ。
知ってる人がひたすら得するそんな時代だった。

エヴァを基本軸にバイオやキン肉やジャグラー を絡めながらの稼働だった。

12月ウルトラマンザスロットが導入された。
通常978gで無限ARTに突入という天井が搭載されていた。

ん??これ甘くない?どう思う?
期待値など誰も出してくれない時代。
少ない経験値を絞りだし、どれくらいから打つか判断した。

570〜から打ってみよか。

この頃から、狙い台+宵越しデータを取りはじめた。

設定狙いを無理にする日が無くなっていった。

2008年が終わる

年末の上がり飯、ウルトラマンで食った飯だった。

2009年 各メーカーが後継機の母体を作りあげた
名機が産まれた年になる


第10話 緑ドンでまたもややらかす

2009が始まった。3年目になり専業の知り合いや後輩が増えて楽しかった。
この年は名機が大量に産まれた。

悪魔城ドラキュラ、忍魂でスタートを切った。
最初は人気が無かったが「A+ART」の礎になるぐらい根強かった。
初代忍魂の面白さは今でも忘れない。

立ち回りはAタイプが多かったが、忍魂やドラキュラは打つ機会も多かった。ドラキュラの十字架狙い。

5号機が盛り上がる寸前を肌で感じた。イベント示唆や良台、楽しかった。

そして 119%緑ドン が降臨した

赤スケ引いた時の脳汁→94%ループ
ロケット引いて即当選。

打った事がある人なら様々な思い出があるだろう。

がまたもやバイオと同じあやまちを犯す。
緑ドンでまけて→エヴァやツインエンジェルで取り返すを繰り返した

「無理に狙わなくてよくね?」
馬鹿な若輩専業2人 ようやく気付いたようだ



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