利害関係のない友人達
2012年ごろのこと。Facebookにて。
仕事でも、プライベートでもなくて。
利害関係のない、新しい出会いが欲しいと思う
と呟いていた。
その願いは2年後通信制の芸大に入学して叶えられた。
あれから10年。
「利害関係のない友人たち」との付き合いについて述べようかと思う。
出会い方は関係あるか
その後できあがる関係性に出会い方は関係ないというのが私の結論。
どこで出会ったって、仲良くなれる人は仲良くなれるし、
何年も一緒に仕事をしても友達にならないひともいる。
SNSでも。フォローや一度のコメントのやり取りだけで終わってしまう人もいくらでもいる。
関係性が続いている人はどんな人達かというと、、、、
趣味や興味が似ている
お互い自身に興味がある
共通の○○がある
上記3つを何ではかるかというと、、、、投稿やコメント、メッセージのやり取り。その辺りはリアルとの違いは少ないと思う。
1点気を付けた方がよいのが、文字のやり取りの場合、勘違いや言葉足らずによる行き違いがとても簡単に起こることだ。
対面して話すというコトはコトバ以上に色んな情報を相手に伝えている。
このコトについてはまたいずれ書きたいと思う。
話を元に戻そう。
本音と建て前
「利害関係のない関係」って私はなにを求めていたのだろうか。
SNSでつながっている人たちに友情を感じる一方、利害関係を全く感じていないとは言い難い、、、、というのが正直な感想である。強いて言うなら、利害関係のある人もいれば、ない人もいるといったところだろうか。
その人とどうつながりたいか。どんな関係を作りたいか。
ほとんどはそんなことを考える間もなく関係性がスタートしていくけれど、ある時ふと気づく。
友達になりたい
友達になりたいけれど、そこに発生している利害関係にのぞみを阻まれそうになる。そして、友達だと思っていたけれど利害関係だったのだと気付かされることもあるのだ。
オンラインでの出会い
マッチングアプリが出会いの主流となっているらしい世の中である一方、一切SNSやアプリをしない人達もまだまだいる。私の交友関係はSNSに支えられているが、知り合うことができない人も数多くいるのだと気付くこともある。
コロナ禍になりオンラインビデオ通話は一気に加速し広まった。オンラインで出会った人と繋がるのにSNSは大活躍だ。LINE IDやメアド、電話番号を教えるよりも気軽に繋がれるし、投稿をしている人であればその人となりをSNSから知ることができる。
だからと言って絶対にSNSをやった方がいいとすすめる気にはなれない。
SNSは付き合い方が難しいツールでもあるからだ。
携帯電話やPCの外に現実がある。
現実があるのに、小さい画面の中に世界が広がっていると勘違いさせる。
SNSをはじめて10年以上が経った結果。職場で出会った人が友人になるというコトが減った。友人のような関係にある同僚というのはその時々でいるけれど、離職後に関係が続くケースが減っている。わざわざ仕事の人とと友達になる必要がなくなったからだ。
もちろん友達になりたいと思ったら仕事もオンラインも関係ない。
「友達」というモノに利害関係を求めないでいつづけたい。
私の願いはそんなところだと思う。
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