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山田金鉄『あせとせっけん』のスキをカタチに
概要
汗かきコンプレックスのあるOL八重島麻子は、リリアドロップという石鹸やコスメを販売する会社に勤めている。彼女は自社製品の石鹸が大好き。ある日、社内で新商品を見ていたら、突然「においを嗅がせてください‼︎」と男性社員に迫られる。その男性はプランナーとしていくつものヒット商品を生み出してきた、名取香太郎。新商品開発に煮詰まり、”良い香り“がする、麻子の匂いから、ヒントを得ようとする。新商品は開発されるのか?匂いを嗅ぎ、嗅がれる2人の関係はどの様に変化していくのか、、、⁉︎
おすすめポイント
「癒し」
癒される。
そう、実は先日最終巻が発売された本作品。2人のお互いを思い合っている姿に、とーーーっても癒されます‼︎いちゃいちゃはしてるんだけど、そのいちゃいちゃがあったかい。
そのあたたかさの理由は、思いやりだと思っています。
お互いがお互いを素敵で、自分には勿体無いと思っている。自分にこの人は勿体ない。他の人に取られちゃうんじゃないか。そんな不安をお互い表に出すけど、不思議と喧嘩にならない。キチンと何が不安なのかを言葉で伝え合っている、というのもあるけれど、その根底にお互いを責める気持ちがないと言うこと。
相手を責める気持ちがない、相手は悪くない、だけどそんなのは嫌だ。そのお互いの思いから逃げることなく、向き合っていることがあたたかさの理由な気がします。
読む際の準備
青年誌です。麻子さんの表情にドギマギすることが多々あります。でも、香太郎さんの表情には共感することも多いです。表情のアップが多いのかな?思い返して思い出すのは登場人物達の表情が多いです。
感情の描写が丁寧なんですよね。香太郎さんの特技のせいもあって、2人は徐々にお互いの少しの変化にも敏感になっていきます。
表情が豊かなのら脇役の人達も。スピンオフがあったら、凄く読みたい‼️‼️‼️立石としほちゃん、こりすちゃん、涼村さん、椿さん、、、、‼️スピンオフで1冊作って欲しい、、、と、少し脱線しましたが、ドギマギもありながらも、脇役も魅力的な作品です。
読後感
良かったー😂😂😂😂😂😂
いやー、、、良かった‼️‼️‼️
ネタバレになるからここまでですが、香太郎さんが作る石鹸が欲しいですね。あと、麻子さん見習って女子力あげていこうと思います。
やっぱり温かい気持ちになるから、優しくなろう、というか自然と優しくなっている気がします。
そんな作品。
追伸
週一の道のりは遠いですが、、、来週アップを目指したい。。。