折り紙感覚で作る立体マスクの作り方。
幼い頃、折り紙で舟を作ったことはありませんか?
一枚の紙を折ったり開いたりするうちに、立体になる面白さ。
出来あがった舟を想像の海に浮かべては、波間にゆれる姿にワクワクしたものです。
そんな折り紙をヒントに、舟形の立体マスクを作りました。
型紙なしの一枚の四角い布から、折ったり開いたり、更に縫ったりすることで、顔をしっかりと包んでくれる実用的な立体マスクが出来上がりました。
ちょうど良い具合に、鼻にかかる部分は生地が一重になって、呼吸がしやすい形です。
また、口の当たる部分は、別生地を挟み込む仕立てになっています。
別生地に抗菌ダブルガーゼや不織布を使えば、菌の侵入を防ぐ効果も高くなります。
どうぞ、立体マスク作りを折り紙を折るように楽しみつつ、withコロナ生活を乗り越えましょうね。
<用意するもの>
・生地
A.(19×28㎝)×1枚
※肌触りの良い綿の薄地がお勧めです
B.(8×22㎝) ×1枚
※この生地は口に当たる内側の部分になります。
不織布や抗菌のダブルガーゼなどを用意されるとよいでしょう。
・マスクゴム 25㎝×2本
・糸
・縫い針
・まち針
・ハサミ(布用・糸用)
・ゴム通し
・定規
・チャコペン
・ミシン(手縫いでもOK)
・アイロン
<作り方>
①生地の準備
AB共に図面のサイズに合わせカットし、図面通りに印付けをする。
Bは4隅を切り落としておく。
https://www.youtube.com/watch?v=OhsxYCymWE0
②Aの生地を長い方(28㎝)が横になるように裏を上にして置き、上下の端を三つ折りする。
三つ折りは、アイロンで5㎜の折り目を付け、更に5㎜折ってしっかり折り目をつけておく。
※アイロンをこまめに掛けてきちんと折り目をつけることが、きれいにできるポイントです。
③三つ折り部分をまち針でずれないように留めて縫う。
④A生地の表が上になるように置き、中表になるように上下の端を突き合わせる。
⑤4隅の三角部分の斜め線を縫う。三角部分4か所を、斜めに縫った線より3㎜程縫い代を残して切り落とす。
⑥⑤の縫い合わせた部分を内側からアイロンでしっかり開き、外表になるように返して形を整える。
⑦⑥の内側にBの生地をはめ込み、外からアイロンできれいに押さえる。
⑧六角形になるように縫い線を印付けし、ぐるりと縫う。
⑨左右の端から口を開いて舟形になるように内側から縫い目をアイロンで開く。
⑩口を開いたまま両端を三つ折りして縫う。
⑪両端の三つ折りした部分にゴムを通し、サイズを調節しながら結べば出き上がり‼
作り方を覚えたら、ドンドン作ってくださいね~♪
帽子小屋/ひろりん
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