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ロシアのラズベリージャムは本場の香り

ライター講座のオフ会に呼ばれ、ロシア料理店スンガリーに行きました。

私も行っていたライター講座では、自分のプチ専門を決め、プチ専門をテーマにしたオフ会を開き、レポートを書くのです。

今回のプチ専門は、ラズベリー×ロシア。ロシア料理を食べながら、ラズベリーとロシアについて語ります。

これだけだと簡単そうだけど、レポートにするとなると難しいんですよね。オフ会にどんな人が来るのか、それによってどう話を進めるか考えないといけない。

しかも、ドタキャンが出て、まさかのふたりオフ会に。これは、主催者も参加者もなかなかきつい。

フレッシュサーモンマリネのブリヌイ包み

前菜のブリヌイ(薄いパンケーキ)を食べつつ話すわけですが、私の持ってるラズベリーエピソードと言えば、庭にあったラズベリーでパイを作って食べたことくらい。

とりあえず、母(ロシア語通訳)に訊いておいたロシアでのラズベリー情報を伝えます。ロシアでは、ダーチャ(菜園小屋)でラズベリーを作るのが一般的。ジャムやソースにしてスフレに入れたり、ラズベリー酒にしたり、鴨の燻製と共にサラダに入れることもあるとか。

ビーフストロガノフ

ビーフストロガノフは、洋食屋さんのものより肉が厚く切られ、焼き肉のよう。塩味濃いめのソースがバターライスによく合います。

それより何より、肝心のラズベリーはまだか!
ロシア料理では、食後にジャムを添えた紅茶が出るのです。紅茶に砂糖を入れて、小皿に取ったジャムを舐めながら飲むのがロシア流。

写真を撮り忘れましたが、食後の紅茶と共に、ラズベリー&ルバーブ、苺、バラのジャムが小皿にたっぷり乗ってやってきました。小皿は黒地に手書きのラズベリー模様です。

ロシアのラズベリージャムは、見るからに種のつぶつぶが大きい。スプーンに取って舐めるとかなり甘い! しかも、見ため以上に種のつぶつぶが主張してきます。市販のケーキよりもラズベリーの香りがはっきりしていて、ラズベリーオフ会の締めにふさわしい。

ラズベリージャム、甘くて全部は食べられなかったことが心残りです。

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