東町小地区防災協議会4月例会議事録
東町小地区防災協議会 例会
議 事 録
R6.4.18
場 所:東町小学校2階 ABC室
時 間:18:00~19:00
出席者:19名
◎はじめに
開催通知でもお知らせした通り、
上総掘りの装置が老朽化で危険な状況になり
校長の橋本先生が教育委員会に取り壊しの依頼をしたところ、
それはもったいないと教育委員会で再建をするとに事になりました。
先月、それが完成し綺麗な姿で再建されました。
本日は「上総掘り」を皆さんで作り上げていった時の
ビデオを鑑賞したいと思います。
今から13年前の平成23年の3月から7月にかけての記録です。
当時の「港チャンネル」で放映されました。
最初は1回限りの放映予定でしたが当時の撮影をしてくれた
岩波映像の小松さんが「これは面白い」と言う事で2回に分けての放映となりました。
懐かしくご覧になられる方も、「へーっ!こんな事やっていたんだ!」と思われる方もいらっしゃると思います。ではご覧ください。
今回はビデオ鑑賞と言う事で議事録の中身がありません
ここからは当時の写真などを見ながら上総掘りのご説明を致します。
*上総掘りとは
千葉県の上総地方で行われていた「手掘りの井戸」の呼称です。
当時、児童数が少なく、地域として何か出来ないかと話が出て、
千葉でボランティアで上総掘りの指導をしていた田中さんをお招きしてスタートしました。
まずは千葉県まで竹を取りに行きました
各町会の掲示板にポスターを掲示しました
竹を割って細長い「ひご」と呼ばれるものを作ります
一方で最初の穴掘りが始まりました。
ひご車の組み立てです
ここからは朝から3時まで毎日ひたすら穴を掘ります
残念ながら穴ほりに専念していたため肝心の写真がありません。
本村町会の方が井戸のポンプを寄付してくれたり、子供たちが授業の一環で穴掘りに来たり、散歩の途中に立ち寄って穴を掘っていった方など色々なことがありました。
平成23年の5月から7月の間に、素人集団が田中師匠の下、休みなしの活動をしました。(休むと周りから崩れて来るので毎日朝から3時ごろまで活動しました)
結果的に7月になると「暴れ川」の頃の「古川」の細かい砂の層にぶつかり、掘っても掘ってもすぐに埋まってしまう事態になりました。何とか7メートルの深さで水が出たのでこれで終了といたしました。希望としては10数メートルを超えたあたりに、深い水の層があるようでしたがここで断念を致しました。
井戸のパイプを挿入しました
頂いたポンプも設置され完成となりました
この水は災害時に
マンホールトイレの排水に使われます
校長先生が看板を作ってくださいました
ここで上総掘りのお話を終わります
詳しい上総掘りのついては師匠の田中さんが出ているこちらの番組を見て下さい↓
ここらかは4月の議事録に戻ります。
◎次回のごあんない
5月例会は港区から発表された浸水ハザードマップでは線状降水帯などが発生した場合、この辺りは40センチないし1メートルの浸水が予想されるとのことでした。
以前に南麻布いきいきプラザ、また学校でも「止水板」の設置見学をしました。
残念な事に防災協議会で使用している倉庫は止水板設置の対象外だそうです。
よって今度の例会では倉庫内の棚の整理をし「濡れては困るものを上部に移動させる」作業を行います。
同時の今回ビデをで見て頂いた「上総掘り」の新しくなった装置の見学も行えると思います。
次回日時:5月16日 6時から7時
場所 :体育館裏 防災倉庫
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