カタツムリ
カタツムリがいない。ヤフーの記事に載っていた。確かにここ数年、カタツムリを見ていない。
コンクリートやアスファルトに囲まれた生活環境の中ではカタツムリは生きてはいけない。公園の土のじめじめした環境の中で、枯れ葉の下に隠れてこそ生きていける。とにかく湿気が必要なのだ。乾燥していると、すぐ干からびてしまう。
ところが最近は枯れ葉もブロアで吹き飛ばし、清掃員が綺麗に掃除してくれる。隠れる場所が無くなった。奴らは何処へ消えたのだろう。
田舎の方へ行けば、湿った土の沢山あるところに行けば、出会えることができるであろうか。まさか絶滅危惧種にはまだなってはいまい。
紫陽花の葉っぱにぴたっとくっついて、ゆっくり動くかたつむり。子供の頃は頻繁に見つけたものだ。まだ道路も舗装されていない所が多く、コンクリートではない木の家が立ち並んでいたあの頃。
♬でんでんむ~しむ~し、か~たつむりー、おまえのめ~だまは、ど~こにある~。つのだせ、やりだせ、あたまだせ♬
まさかこのまま消えてなくなることはあるまい。そう願ってはいる。
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